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キタムラナオコ オリジナルを歌う [音楽活動 -もろもろ-]

昨晩はキタムラナオコとデュオライブでした。
年末の忙しい時期に聴きに来てくださったみなさま、
本当にありがとうございました!

ナオさんとは、今年の9月に佐倉でのイベントコンサートで3曲だけやって以来。
その前のデュオとなると昨年5月の稲毛のカフェか。
ライブハウスでのライブなんて、それこそいつ以来か、って話でね。
どうやら2013年10月に、たくちゃん交えてトリオでやって以来ということのようだ。
(「キタムラナオコとの歴史」より。)

今回は、先述の9月の佐倉でのライブの時に、
「今年は全然歌ってない」ということなので、
じゃ、年内に一度くらいやろうか、という話の流れで。

<キタムラナオコ & まさぼう Live in Doppo>
1. #33ebff (詞/曲:キタムラナオコ)
2. ひとりたびごっこ(詞/曲:中田征毅)
3. はじまりはいつも雨(詞/曲:飛鳥涼)
4. 伝わりますか(詞/曲:飛鳥涼)
5. ビールと君(詞/曲:キタムラナオコ)
6. Space and I(詞/曲:キタムラナオコ)

うた:キタムラナオコ
ピアノ:中田征毅
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(写真:小野寺宏友←誕生日おめでとう!)
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今回のライブ、特筆すべきは「キタムラナオコのオリジナル曲」を並べる、ということ。
昨年のライブから、その第1弾楽曲『ビールと君』は少しずつ披露してて、
ぼくも「聴く」側では聞いていて。
「そのうち中田さんにも弾いてもらうので」ってことは言われてて。

昨年末のジャズトリオの時にはさらに「もう1曲つくりました」と、
披露されたのが『Space and I』。というか、その下地になる曲。
あの時はライブ前日まで試行錯誤を繰り返し、
ひとまず披露はしてみたものの、さらに別の形に作り変えた、ということで。
今年10月の、田島拓くんとのデュオライブにおいて、
今回と同じ形の『Space and I』として歌ったのを聞いて、
「だいぶ印象かわったなぁ」と思ったもの。

さらに、そのたくちゃんとのライブにおいて、
実に珍しい「キタムラナオコピアノ弾き語り」で初披露したのが、
今回オープニングに据えた『#33ebff』という曲。
これは本人の好きな与論島の光景を歌に仕立てた、という曲。
#33ebffというのはカラーコードで、与論の海の色に一番近いのがこれ、というわけ。

今回はこれらオリジナル3曲を軸に、ほかも選曲。
まずはナオさんから「中田さんのオリジナルをカバーしてみたい」ということで。
興味あるような、印象に残ってる歌ってある? と聞いてみたところ、
「それぞれ散歩する、って歌、歌ってみたいです」と。
ああ、『ひとりたびごっこ』ね。

さらには彼女が1ヶ月くらい前に突然スイッチが入ってしまった「チャゲアスブーム」。
「いいよ、なんでも弾くよ」というところで、ASKA曲を2曲カバー。
本人曰く「多分、2回は歌わないと思う」というレアチャレンジで。

なんにおいても、ナオさん作のオリジナルがすばらしくてね。
ものすごく想像を喚起させる言葉の使い方、
その言葉の起伏に呼応するメロディと、それをつつみ込む和声の絶妙さ。
それを、あの声で伝えてくれるので、聞いてるだけで目の前に映像が出てくる、ってところ。

『#33ebff』なんかは、ぼくもあの与論の海の色を知ってるので、
その風景をピアノに移植するのはわりとやりやすかったね。
それぞれの曲で何か所か「ここはこういう風に弾いてほしい」という要望もあって、
それを歌詞から読み取って"具現化する"っていう、その作業もおもしろかったな。
一緒に絵を描く感覚。
あー、人のオリジナル曲をこうして彩るのって、思えば久しぶりだな。

10月のたくちゃんとのライブのMCで言ってたんだっけかな?
「自分で見たもの、自分で感じたものだけを自分の歌にしようと決めた」ということで。
なので、実は以前ぼくの曲に詞を乗せてくれた曲もあったのだけど、
そしてそれを「入れてみる?」という提案もあったんだけど、今回は入れず。
あれらはなんというか「イメージ創作」みたいなところもあって、
今回のオリジナル3曲とは出発点が違う曲なのでね。
作り手が同じでも「住み分け」があるんじゃないかな、って。
昨晩のライブでは、ひとまずそこははっきりさせておきたかったんだよね、多分。
いや、名誉のためにいうけど、以前詞を描いてもらった曲もいい曲なんですよ。
それはまたの機会で。

そうそう、それと『ひとりたびごっこ』を歌ってくれたのも大きいね。
ぼくのライブにいつも来てくださる方にはおなじみのこの歌。
「これ、こんなにかわいい歌だっけ?」と思ったという声が多数。
Doppoオーナーの川崎さんも「『ひとりたびごっこ』新鮮!いいよ!!」と。
この歌、やっぱり歌うのは難しかったって。音とるのが大変、と。
それと、"地下鉄を使う"ことを「もぐる」と表現してるところに、だいぶひっかかったようで。
「『もぐる』は出てこない」と。
昔、この歌詞について「これは都会育ちの人の作る歌だね」と言われたことを言うと、
「これは都会ですよ。田舎ではあり得ない」と。もぐらない、と。

ま、そんなこんなで久しぶりのライブハウスでのライブ。
オリジナルを並べるということで、ご本人「ワンマンライブ1回より体力が要る」そうだ。

今後の、さらなるオリジナル曲の創作、楽しみにしてますよ。
で、また弾かせてくださいね。
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