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スタンプラリー [散歩組]

今年の初め頃だったか。
JRが"国鉄時代"のスタンプを復刻させてスタンプラリー開催したのは。
いさんで参加したわけで、クリアの商品もちゃんともらったわけだけど、
それよりも、回ってる時が楽しかったわけで。

で、そこから数ヶ月。
今東京メトロで「全駅スタンプラリー」なんてことをやっててね。
期間は長く、今年の4月末から始まって2025年2月までの3年間。
実際のスタンプが置かれてるわけではなくて、
駅に貼られてるポスターに掲載されてるQRコードを読み取っていく、という形。
全部で144駅だそうだ。

はい、もちろん始めてますこれ。
出かけるついでに貯めてったり、これのために乗り鉄したり。
で、すでに113/144駅まで集まってます。なかなかです。
あと2回まわれば、コンプリートできちゃうはず。
1回は、8月に出かけるついでにいくつか回るつもり。
あともう1回、「今日出かけたい!」って時にまわればOK。
地下鉄ひたすら乗りまわすだけなら、外が暑い8月でも楽しめるかな、なんて。

24時間券600円で1日楽しめるんだから、安くていいよね。
って思いながらふらふら出かけます、たぶん。
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としまえん [散歩組]

みんなが「としまえん回顧」してるので、ぼくも。

多分、はじめてとしまえんに行ったのは中学入った頃だったと思う。
仲良くなったクラスの友達の家が「木馬の会」に入ってて。
割引で入れる、ってことで何人かで行ったんだったな。

それまでは遊園地と言ったら近所の二子玉川園とか、
出掛けたついでの後楽園とか。
小学4年の時にディズニーランドができてからはたびたび訪問。
なので、案外遅め。

その当時のとしまえんの印象は「CMがおもしろい遊園地」という感じかな。
特に、夏場のプールの「ハイドロポリス」のCMソングなんかはいまだによく思い出す。
同じように思い出す人、多いんじゃないかな?
新聞広告も、「さすがとしまえんだなぁ」って思わされるものばっかりだった。

初めて行って以降は、わりとよく行ったと思う。
学校の友達とも行ったし、バイト仲間で休みの日にみんなで連れ立って行ったり。
当然デートでも行ったしね。

「シャトルループ」の弾丸スタートがたまらなかったり、
「アフリカ館」の最後の、スッチーさんの「さよなら、さよなら」っていうのが妙だったり、
意外と裏の方のアスレチックが楽しかったり、
隣りあってる「フライングカーペット」と「レインボー」は連続して乗るのがお決まりだったり、
やっぱり「サイクロン」は外せないし、
「フライングパイレーツ」ではなんだか大地広さを感じたりするし、
最終的には「カルーセル」でまったりしたり。

浪人中に、夏季講習の合間に1日だけとにかく遊ぼう!、って言って、
友達ととしまえんのプールに行って真っ黒になって、
予備校の先生に嫌味のようなこと言われたこともあったね。

最後に行ったのはいつだったんだろう?
少なくとも、15年くらいは行ってなかったな。
敷地を縮小してからは、一度も行ってない。

都内の遊園地も相当なくなってる中で、
「後楽園ととしまえんは頑張ってるよね」なんて言ってたもんだけど、
とうとう、としまえんもなくなるんだなぁ、ってね。

楽しい思い出をありがとう、としまえん。
多分この先も夏になるたびに「としまえんのハイドロポリスは〜」っていう渦巻きを思い出しますよ。

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路線図1つ、追加! [散歩組]

きっと、この自粛期間に押入れの掃除なんかしちゃってる人、多いでしょ。
いや、うちもそんなでね。
屋根裏に置いたままの箱を1つ開けて、「それでも残しておくもの」「いや、いらない。」
っていう仕分けをしたりして。

そんな中でふわっと1枚、地下鉄路線図が出てきまして。

ぼくが15年以上続けてるこのブログの中で、ダントツのページビューを誇るのが、
2012年9月に書いた「路線図で変遷を追ってみよう」という記事。
ぼくが小学生の頃からことあるごとに残していた地下鉄路線図を、一挙並べてみた、
というもので。
あげた当時から反響はあったんだけど、いまだに「地下鉄路線図」で検索されて、
ここにたどりつく人が多いようで、ほかの記事とはページビューの桁が2つくらい違う。

この記事では1990年の路線図を最後に一区切り。
別フォーマットの路線図で1991年のものもあげてあるんだけど、
今回その後、1997年の路線図、というものが出てきた。
これ出てきたとき、ちょっとアガったのはいうまでもない。

さて、1997年を見てみましょう。
EPSON001.jpg

1991年には最初の1区間が「開通予定」となっていた南北線大江戸線がさらに伸びてます。
さらに伸びてるけれど、全線開通にまでは至ってない状態。

南北線「赤羽岩淵」から、当初の「駒込」を抜けて「溜池山王」まで来ました。
1997年の開業なので、ちょうどこの路線図は「できたて」の頃のもの、ってことですね。
銀座線にも「溜池山王」駅が開業して、さらに「国会議事堂前」駅ともつながりました。
この時点では南北線まだ本数は少なかったけど、乗り換えがだいぶ便利になりました。

大江戸線「光が丘」から「練馬」の短い区間だったところから「新宿」まで来ました。
こちらも1997年12月の開業。
新宿までつながれば、いろんなルートの選択もできるようになりますね。

ちなみに丸の内線「西新宿」駅が開業してます。1996年の開業です。
2000年開業の東西線「妙典」駅は、ここにはまだ登場してません。

そしてそして。
有楽町線複々線という微妙なものが「池袋」「小竹向原」の間に出来上がってます。
長い間、このなんとも不思議な書かれ方をしてたわけですが、
のちに「副都心線」となるものの部分開業、ですね。

この後南北線大江戸線ともに全線開業するとともに、三田線「三田ー目黒」間の開業、
そしてのちに副都心線の開業で、ほぼ今の形かな。

最近では新線の開業はないものの、近接する2駅を「乗り換え駅」に設定することで、
路線図も随分変わってきてます。
そしてもうすぐ、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅がオープンするわけですね。

この先に続く路線図がまたどこかから出てきやしないかな、
なんてことをちょっと期待するのだけど、
とりあえず今後も路線図はこまめに残しておくことにしよう。
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「おおきなおともだち」になりつつあるおれ [散歩組]

なんかここのところ、ブログがライブのお知らせと終了報告だけになってしまって。
全然関係ないこともほんとはもっと軽く 書いていきたいなぁ、と思ってるわけで。
今月は そんな感じで久しぶりの「ブログ強化月間」してみようかな。

てなわけで。

毎年7月になると、スカパーから「契約○周年ありがとうございます」ってことで、
2週間分、契約してないチャンネルを視聴できるオプションが届くのね。
で、毎年なんとなく見たり見なかったりなんだけど、
今年はなんとなくいろいろと見てみようかな、と思って。
全チャンネルの番組表を見てて旅チャンネル鉄道チャンネルにだいぶ引っかかって。
「秘境駅の旅」とか「地方鉄道 前面展望」とか、
そういうの見てたら、もうワクワクしちゃってね。

で最終的に、あまり見てなかったチャンネルと、この2チャンネルを交換してしまった。
以来、家にいながらプチ旅気分満載。
BSのチャンネルでもそういう番組がたくさんあるのは知ってるんだけど。
でも、それよりやっぱりマニア目線だよね。専門チャンネルは。

湘南モノレールとか、(当時は乗らなかったけど) 富山地方鉄道とか出てくるとそれだけで嬉しいし。
昔時刻表で名前は見たことあるなぁ、ってくらいの地方ローカル線とかほんと楽しくなる。
あとは、東京の細かい街案内の番組だったり、「ドライブインらーめん探訪」とか、番組案内だけで興味そそられたりするよね。

この歳になって、少々また鉄分強めになってきてるわ。
とはいえ、相変わらず「車両」とかには無関心だけど。
まあ、今後の旅の参考に。
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父島訪問記 復路 [散歩組]

さて、船の中で日付をまたぎ、翌朝。
行きに見そびれた日の出を拝もうと早起きしてデッキに出たのだけど、くもり。
だんだん明るくなってるので「日は出たんだな」というのはわかるけど、
全くもって太陽見えず。そうこうするうち雨降って来て。
船室戻って少ししたら、ちょっと酔いそうな雰囲気に。
あ、やばい、無理に起きたからかな?
とりあえず酔い止めを飲む。
が、少し対応が遅かったか、だんだん酔って来た。
待って、もうちょっと。おれの体がんばれ。
そう思いながらも、体が熱くなって来て、
医務室でも行ったら、揺れを感じないようなスタビライザー付きベッドでもないだろうか。
なんていう妄想を思い起こしながら、とにかく落ち着くように願う。
しばらくのち、だんだん気分も落ち着いて。
とほぼ同時に、船内放送。
「海が荒れてるのでデッキを閉鎖します」と。
あ、おれがどうこうということじゃなく、それだけ揺れが強かったのか。
さらに「エレベーターの使用を停止します」と。
3日目のヨットを思い出すかのような揺れ方。
でも、もう体は大丈夫。
でも、朝食はいいや、このまま寝てよう、って。

10時過ぎくらいかな、デッキを一部開放します、ということで、
少しお腹もすいて来たし、買っておいたパンを食べにデッキへ。
今度は揺れ云々じゃなくて、風が強くて大変。
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2つばかり食べて船室戻って、東京仕様の長袖に着替えて。
またしばらく横になってね。
時間つぶしにDVDを見たりしつつ。

お昼は軽くラーメンでも。
4Fのレストランで島塩ラーメン。
さっぱりしてて美味しかったね。
時間をちょっとずらして行ったのもあって食堂も空いてて。
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窓際のカウンター。外にはもう陸地が見えてて。
もしかして、もう東京湾に入ってるのか。
旅も終わりが近いな。
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あらためて荷物を入れ直し、
デッキに出て羽田沖から飛行機を見たりしつつ。
さて、到着が近づくとみなさん我先にと下船口に並ぶ。
そんなに焦らなくてもいいのに。
宿で一緒だった佐藤さんも列に並んでて「ではまたいつか」なんて挨拶したりして。
そんな列を横目に、着岸作業を見にデッキにまた上がったりしてね。
ああ、竹芝ですこと。
なんだか、桟橋を出て行くのが名残惜しい感じ。

ゆっくり船を降りて浜松町の駅まで歩いて。
山手線の電車を見たら「あー、おれの日常」なんて。
6日間いなかった東京なのに、普通に対応できちゃうんだよね。

いつまでもふわふわと揺れてる感覚だけが、
ずっと父島にいたよ、ってことをちゃんと記憶してるような。

恵比寿でバスに乗ろうと思ったら、目の前で発車して行った。
父島のバスは1時間半くらいに1本だけど、ここのバスは15分もすれば来る。
のんびり待てばいいじゃない。バスくらい。
そんな心持ちは、まだ旅の中にいる証拠か。

しかし、旅の終わりはちょっと寂しいけど、
家に帰るとホッとするのもまた事実。

ということで、ただいまです。
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父島訪問記 島4日目 [散歩組]

最終日の朝はちゃんと早めに起きて、
目の前のほぼプライベートビーチでチャプチャプと。
いろんなことを考えたんだけど、それはまたあらためて書くとして。
水の中に砂紋がきれいに見えてるね。
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朝食の後はゆっくり部屋の片付けと荷物作り。
長期滞在の仕事の方々も、なんだか今回の便で東京に戻る人がいるとか。
さながら引越しのような作業を昨日の晩からいろいろやって大変そうだった。
9時半ごろに、出ようと思ったらお父さんが2階のデッキを掃除してて。
「昔からずっとここなんですか?」と聞くと、
「うん、まあ10年くらいかな?」と。
やはり移住して来て宿を始めたらしい。
「ここは8割がた、外から来てるからね」と。
そういえば、観光業をやってる人のほとんどは移住者だと聞いたな。

ほんとにお世話になりました。
それでは、2時半に荷物をお願いします、と預けて。
徒歩で扇浦のビーチへ。
宿のすぐ前のビーチと扇浦のビーチの間にはちょっとしたとっ先があって、
となりだけど繋がってはないのね。
それだけに、ほんとに知ってる人じゃないと降りない浜だったんだな。あそこは。

しばらく扇浦でぼーっとした後は、ちょっと探検。
現地の地図には道として載ってるけど、
おそらくそんなにわかりやすい道じゃないんだろうな、
というところを入って、小笠原神社に行ってみよう、と。
さらには、いろいろと碑があるらしい、と案内には出てる。
・・・え、この先に?
というところを上がっていくと、確かにあった。
正直、こんなところにあってもだれもこないだろ。
というか、今おれわりと怖いんですけど。
こういうの、突然出てこられると逃げたくなるんだよね。
でも、せっかくなのでしっかりみておこう。
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そしてすぐ後ろの階段を上がると神社。
これまた、ちょっと怖いな、と。
それでも、「島におじゃましました」と告げて。

ところで地図上にある「分かれ道」がどこだったのかまるでわからない。
この先に行くと「扇浦と二見港がよく見える」という納涼山というのがある、
って案内には出てたはずなんだけど。
と、見回してみて、ちょっと息を飲む。
まさか、これ? これを「道」と呼ぶ?
そこに木の案内板「納涼山 90m」とくくりつけられてたのでかろうじてわかったけど。
どうしよう、これ、登り始めて道がわかるんだろうか?
10秒考えて、「よし、行ってみよう」と決意。
決意したものの、いざ登り始めたら若干後悔。
ま、なんとか道らしきところを登りたどり着きましたさ。
うん、たしかに湾はよく見える。
でも、それ以上にこの場所がちょっと怖い。
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そして、引き返すのも怖い。
「地図上」ではその先にも道があって、
すぐに道が交差し、さっきの神社の麓辺りに戻れる、となってる。
うーん。よし、信じてみよう。
信じてはみたが。
「これ、道だよね。きっと。」と言い聞かせながら草をかき分ける。
もはや、ただの森の中、というところに案内板が立っている。
ああ、これ、ちゃんと道だったんだ。
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そしてその案内板のところが2つの道の交差点らしい。
もう、どれとどれが道なのか色覚検査の絵本のよう。
一応、案内の示す方向へ草をかき分け進む。
これがもし道じゃないんだとしても、そんなに山に入って来てるわけではない。
必ず降りられる。と信じて。
はい、確かに戻りました。
これのどこに「わかれ道」がひそんでいるか。
そう、よく見ると左側に木の行き先表示案内があるのよ。
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ちなみにちょうど今さまよった(いや、正しい道だったよ)山の下を、
「軍用隧道」というのが通ってると書かれてる。
試しに回って見ると、これ。
うーん、立ち入り禁止となってはいないけど、ここは本当にやめておこう。
おれの中のなにかが「行ってはいけない」と言っている。
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さて、せっかく余裕もあるしそれならこの隧道の向こう側、回ってみよう。
扇浦の交差点から山に向かう道をしばらく歩く。
ずっと上り坂になってるんだけど、脇は海へと続く沢が深く刻まれてる。
しばらくすると左に農道のようものが。
これをしばらく行くと、さっきの隧道の続きにぶつかるはず。
しばらく歩くと、道はぶつからずに右のほうに逸れて行く。
あれ、そんなことになってるの、この道。
右に曲がって行くようには書かれてなかったはず。
と、その右に曲がって行く辺りで左手を見ると、なんと!
うっすらトンネルが口を開けてるではないか!
隧道、通り抜けたとしてもこの状態じゃ怖くて進めないわ。
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最終日にしておれ相当サバイバルしてねぇ?
と思ったものの、ふと考えたら「昔の人はこれを使ってたわけか」と。
資料によれば、今の島の中心となってる大村地域と同様に、
扇浦は明治の時代から集落ができ、役所機能もあったという。
だからこそ、今は誰も行かないようなところに碑が立ってたり、
神社もあれば山道も整えられたわけだ。
今、そうなっていないのはすべて、戦後に米国支配になったことが理由なのか。
そのままここに集落があったら、今ごろこの辺も栄えてたのかもしれないな。

バスまでの時間もまだあるのでさらに散歩。
なにやら新しい家がたくさん並んでるエリアがあって。
そこに入り込んで行ったら「交流センター」というバス停がある。
どうやらこの整えられたエリア一帯、交流センターと呼ぶらしい。
新しい宿やカフェなど、精力的に作ってるようだ。
その裏手は「こうもり保護エリア」。
その入口脇を回ってくると、扇浦の海岸の方へぐるっと回り込む形になる。

さて、今回2回目のバスに乗って街の方へ。
この前行った「ローカルベーカリー」さんで、
帰りの船の中で食べるパンを買っておこう。
清瀬の交差点からパン屋さんへ向かうと、結構大々的な住宅。
都内の都営住宅と同じような形ものがたくさん並んでた。
島の元気な子供たちはここにいるのか。
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さて、パン屋さん。
フィッシュバーガーとか美味しそうだったから、あれ食べたいな。
なんてワクワクしながら入ると、その手のパン一切なし。
「もうなくなっちゃったんですか?」と聞くと、
「今日は出航日なんでね」と。なるほど、みんな考えるのは同じなんだ。
あの時、いろいろ食べたいパンはあったけど、今日はある中から選ぶしかない。
でも、たくさん買えて。これは明日の朝にしよう。
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パン屋さんからは、大神山公園の北側エリアを抜けて大村の街の方へ。
お昼ご飯はこちら、テツヤキッチンさんのてつ家カレー。
島の野菜たくさんと島で採れた白身魚のフライがついて。
思えば、島の料理っぽいもの大して食べてないな。
亀の刺身も食べなかったし。
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で、ここからはお土産探し時間となって。
東京戻るとあれこれ予定が詰め込まれてるからね。
その人たちに向けて。

さて、2時半。
宿のお父さんとお母さんが荷物を持って来てくれて。
あらためてご挨拶。

さて、出航時刻。
たくさんの人たちが見送りに来てくれて。
「行ってらっしゃい」「また来てね!」などと声をかけてくれたり。
船が着いた時から船が出るまでの間にできたそれぞれの出会いと結びつき。
それが、出航の時に見えて来るんだな。

しかし、だ。
その結びつきのできた相手がそこにいないと、それはただの船出。
感動的なシーンも第三者的視点になるわけで。
ぼくには手を振る相手がいなかったもので。
宿のお父さんおかあさんが薄情にも見送りせずに帰ってしまったのか。

実は、乗船手続きを済ませたころ、2人を見かけたのね。
あれ?荷物持ってる。
「乗るんですか?」と聞くと「ちょっとおつかい。」とのこと。
あー、長期滞在の人が「宿を移る」というのはそういう理由だったのか。
なるほど。
と思ってたところに、昨日のシュノーケリングのクルーだったなおみさん。
「あれ?なおみさんも東京ですか?」と聞くと。
なんでも、来る時の船の中で聞いてた「小笠原レクチャー」を、
次の便ではなおみさんが担当することになってるらしい。
そのためにこの便に乗って東京へ向かうそうだ。

手を振るべき相手がみんな一緒に乗ってる側にいる。
そういうこともあるんだな。それはそれで面白い。
なおみさんによれば、この時期は人も少なめだし、
長期滞在も少なくなるので、今のうちに「内地」に出て、
その後、正月準備をするのだそうだ。
いろいろ見えて来ると面白い。

日没を見にデッキに出てところでタラヲさんと遭遇。
日没方面雲がかってて水平線に沈むのは見えなかったけど、
きれいに焼けてたなあ。
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で、お互いにこの数日間のことを報告しあって。
夕飯、時間合わせましょうか、ということで19時にラウンジの方へ。
お互いのここ数日間の話、音楽の話、暗渠の話、なんだかんだといろいろしてたら、
気がついたら23時近くにまで。
ま、これだけ時間気にしないで話できる機会もそうそうないしね。
で、話聞いてて、やっぱり母島も面白そうだな、と。
いずれ、時間を作ってこんな度は母島の方にも、ね。
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父島訪問記 島3日目 [散歩組]

さて、滞在3日目。
ひたすら海に出てた。
でもって、「海に出よう!」と思ったのが昨日の夕方なので、
そのための準備なんか全然してなくて。
先に決めてたら、水中にカメラを持って入れるような準備もしておいたんだけど。
なので、海の中の素晴らしい光景の写真は何もありません。

でもって話はちょっと前、昨日の夕方から。

ホエールウォッチングとドルフィンスイムのツアーの予約の電話をする。
今回お願いしたのはシータックさん
「シュノーケリングの経験はありますか?」「ありません。」
「お貸出しする器具などは」「何も持って来てないので」
「泳ぐのは大丈夫ですか?」「人並みです」
といった具合のやりとりで、多少不安がらせてしまったかもしれない。
というか、おれ自身が少々不安になったかもしれない。

そんなこんなで昨晩はなかなか寝付けず。
いや、単に23時前に寝る、と言うこと自体が慣れてないのか。
もしくは、1日自転車で走り回って体が覚醒してしまってるのか。
ま、知らないうちに寝てたけど。

朝起きてからもなんか食欲そんなにない感じ。
なに、おれもしかして相当ビビってるのか。
何に?泳ぎ?ヨット?
いかん、こんなことでは峠恵子に笑われるぞ!
と思い直し、いざヨットへ。

ツアーのクルーの皆様ほんとにいい人で。
丁寧に教えてくれて、フレンドリーで。
よかった、一安心。
今回のツアーは参加者8人。
2人は超ベテランな感じの女子。街の食堂でバイトしてるそうだ。
別の女子2人は、今回の滞在中はひたすら潜ってるとのこと。
それに若いご夫婦。
ぼくと、同じ宿の佐藤さんだけがシュノーケリング初心者。
さらに、ウェットスーツを借りずにいたのは、町娘を除いてぼくだけだった。

今回はずっと晴れてるので当たりですよ。
先便はちょっと寒くて入るのためらうくらいでしたからね、とのこと。
よかった、いい時期で。
そして「先便」(1つ前の船の滞在期)という言葉に、いかにここの島の人が、
おがさわら丸の在不在で生活しているかをあらためて知る。

まずは父島のへりを南の方にクルーズ。
今日は上陸できない南島を、かなり近くまで通ってくれて。
さらに、父島南側の、陸路では行かれないジニービーチそばまで回って。
ハートロックの前で記念撮影。
DSC_7431.jpg
そして、さあ海の方へ。
というところで、ヨット急旋回。スピードアップ!
「仲間の船からイルカがいたという情報があったので」と、
南島の東方面へ。

ヨット数艇一気に集合。
なんか1艇、ものすごい数のお客さんを乗せてるヨットがあって。
「この船くらいが、余裕があっていいよね。」と言う話をしたりして。
さて、イルカ、いました。ミナミハンドウイルカ2頭。
一気に、入水準備。ぼくはライフジャケットを着用して。

「では、入ります!」といきなり実践。
最初はもう、どう言う状況になるかよくわからず、多少の焦りがありつつも、
しっかりイルカを目視。
一旦上がり、また入水。
今度はなんとなく感覚は分かりながらも、
先に入った人の足ひれがバッシャーーンときちゃったもんで位置がわからず。
「中田さん、右のほうですよ」なんて言われても探しきれず。
でも、3回目からはコツもつかんで、だいぶ余裕持って見られたね。
町娘の2人はすーっと潜ってイルカをひたすら近写。
あそこまでできたら気持ちよかろう。
何度か入水して、「では、こちらのイルカはここまでで」と。
1回の目撃で入水できる回数というのが決められてるらしい。

そんな、いきなり実践のシュノーケリングデビューだったが、
「中田さん、だんだんコツつかんでますね」と。

ヨットはその後、ふわーっと移動して、
これまた陸路では相当歩かないとたどり着けないジョンビーチ沖へ。
ここで、ランチタイム兼シュノーケリングタイム。
ためしにライフジャケットなしで落ち着いて入ってみよう、と。
おお、もうコツを掴めば全然大丈夫だ。
そして、海の中、きれいだ。
DSC_7436.jpg
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-お昼のカレーパンは昨日ローカルベーカリーで買ったもの。
 後ろに見えてるのはジニービーチ-

昼過ぎはずっと沖合の方へ出て、クジラを探す旅。
「出会えるのは80%」ということで、期待!
水深1000mのラインあたりまで来て、クジラの声をマイクで探す、という方法。
止まってはマイクを水中に入れて探って。
「この辺にはいないようなので、少し場所を移動します」
ということ数回。
しっかり外海なので波も高い。
昔流行った「ロデオボーイ」を延々やってるかのよう。
もはやエクササイズ。
DSC_7441.jpg
-海の色はこんなにきれいだけど波は高い-

数回位置を変えてみたものの、残念ながら今日はクジラ現れず。
ま、しかたない。あちらは野生のみなさまなのだから。
必死に探してくれてるクルーのみなさまを見ても、本当にありがとう、と。
見つけられなくてちょっと悔しそうだったけど。

ヨットは一気に島の方へ戻り、兄島との海峡「兄島瀬戸」へ。
ここの、兄島よりのところは「キャベツビーチ」と呼ばれる
シュノーケリングのスポットだそうで。
「今日はここで最後のシュノーケリングとしましょう」と。
DSC_7451.jpg
いやぁ、ここはすごかった。
潮流が絶えずあることで、サンゴがものすごく育つらしい。
そして、そこに寄ってくる魚たちがたくさん。
加えて、このあたりで魚たちに餌をあげてる船もいるらしく、
船が来ると魚が寄って来る、ということもあるようで。
とにかくもう、元気なサンゴがたくさん。種類もたくさん。
ひたすら見ていられる。
海の中の写真はないけど、ここら辺から想像してくれ

ひとしきり見てヨットに上がると、
「もう中田さん全然問題ないですね」と。
よし、これからは堂々とシュノーケリングできるぞ!
(さて、どこへ行くのか!)

気温も下がって来たし、いい時間なので港に戻りましょう、と。
ところが、少し行ったところでヨット急旋回、そして停止。
「ここにきて、イルカがいました。」と。
入ろうという方は準備を、ということで、せっかくなので準備。
町娘も「もう寒いよね、どうする?」なんて言いながら準備。
と、準備待機していたのだが、
3回くらい顔を出していたというイルカはその後潜ったきりになってしまったようで。
「残念ながら、出て来てくれないので諦めましょう」ということに。
いや、それでよかった。正直入ったら寒そうだったもん。

そんなこんなで港に到着。
いやぁ、海もきちんと楽しんだよ。
海の中もね。
次からどこか島へ行くときは、ダイビングとまでは行かずとも、
シュノーケリングくらいはできる準備を整えておこう。

ほんと、いいデビューができました。

ちなみにクルーの1人、なおみさんは「5-6年前から島に住んでます」と。
その前に観光で来て、思い切って移住したそうだ。
そうそう、父島は子供達がものすごく多い。
若い人たちがたくさん移住してくるそうだ。
そういう方々を、昔からの人たちがウェルカムえ迎えるそうで。

それと、ぼくが6月頭の、滞在日程が1日多い時に来ようと思ってた、という話をしたら、
「その時じゃなくてよかったですよ」と、即答。
なんでも、返還50周年記念のイベントの1つで「沖ノ鳥島回遊ツアー」が組まれてた時だそうで。
そのための人が多かったようなんだけど、
ちょうど台風がきちゃって、沖ノ鳥島ツアーはおろか、
直撃回避のためにおがさわら丸自体、2日くらい早めに戻ってしまったそうだ。
「だから、絶対今の時期でよかったんですよ。」と。
そう呼ばれたんだな。
DSC_7456.jpg
-ああうるわしき飛鳥ll-

さて、夕飯後。
思えばゆっくり星を見てないな、と。
宿の2Fテラスのところは広々として気持ちいいんだけど、
道沿いということもあって、ライトをしっかりつけてるのね。
なので、あかりからちょっと離れようかな、
と道路を扇浜の方へ降りて行ってみようと思ったんだけど、
無理だ、この暗さで1人歩きは危なすぎる。
とはいえ、街路樹で頭上は見えず。
うーん、と唸りつつ。ここは仕方ない。諦めるか。
で、テラスのところで少々港の方を見てるうち、
なんとなく目が暗いところに慣れて来たというか。
そうしたら、さっきまで少ししか見えなかった星が一気に見えて来た。
なんだ、おれがゆっくり見ようとしてなかっただけで、ここからでも十分見えてたのか。
そんな感じで、しばし見上げる。
(もちろん携帯でなんか星は撮れない。)

そんなこんなのうちに、明日の船で東京へ。
思えばあっという間だな。

明日は14時半に港に集合ということになってるので、
それまでの間、この辺の山道風のところを散策したり、
お土産をあれこれ準備する時間に使おう。
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父島訪問記 島2日目 [散歩組]

朝。
早くに起きて海見に行こう、と思ってたのに、
目が覚めてうとうとしてるうちに7時のご飯の時間。
なんとなく見えてきたのは、ここには観光客が3人。
6人の団体さんは仕事でここに滞在してらっしゃる様子。
聞いてみると、外来種の木を切る仕事ということ。
父島は動植物の外来駆除に力を入れてるとのことで、
船の中からそういう説明が何度となくされてきてるからね。
そうか、そういう仕事でこうした宿に長期滞在するのね。

さて、宿のおとなりで電動アシスト付きの自転車を借り、いざ島内1周!
まずはしばらく南下して扇浦の海岸へ。
ほー、こう言う感じなのね、と少し寄り道したのち、
「ここで買っておかないとこの先の食糧調達は大変だよ!」
という店でお弁当を買っておき、さらに南下して洲崎まで。
地図上では道がなくなってるんだけど海まで出られて、
その先に南島をチラ見。
ちょうどこの時、結構大粒の雨が降ってきたんだな。
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で、ここから農道っぽいようなところをふらふら入ってみると、
なかなか、普通の人が入っちゃ行けないのかもしれないようないろいろがあり。
結局、元の道へ戻ってコペペ海岸へ降りる。
勢いよく降りて行ったけど、「帰りは大変だな、これ」なんて。
コペペ海岸。静かで綺麗な海岸だったな。
だいぶ内海になってるようで、相当おだやか。
しばらく波と戯れる。
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ここから元のルートに戻ろうと坂を登ってる最中、
すでに電動アシストのバッテリーがすごい勢いで減り始める。
ちょっとまて、こんな減り方じゃ、最後までもたないんじゃないの?
と、かなり心配になるも、しかたない。

で、案内図を見てると「時雨ダム」と言うのがあるのでそれを目指してみる。
小港へ降りて行く途中を曲がるようだが、
「おそらくここかな?」と言うところで曲がってみると
「関係者以外立ち入り禁止」。
そりゃそうだわな。
ということで、戻る。
小港の海岸は、さっきのコペペ海岸と続きになってる場所なので、下りず。

さて、この島の背骨とも言える「夜明道路」に入る。
もう、ひたすら登る。延々登る。
そしてバッテリーはガンガン減って行く。
心配になりながらも、アシストしてもらわなければきつすぎる。
宿のお父さんに「中央山は景色が綺麗だよ」と教えてもらったので、
それを期待して登る。
到着した時点でバッテリー残量50%。
まあ、一番高いところだと思えば、あとは基本的に下るだけだし。

で、中央山。
さすがにきれいだった。
どの方角も開けててね。まさに中央。
東側だけはもう1つ山がある感じだったけど。
母島まで見えたしね。

道からこの山頂までの10分くらい。
ぼくが登った時は団体さんを2つくらい追い抜いて、
ほかにご夫婦が1組いるくらいだけで随分おちついて見られてね。
これが、道路まで戻ってくる途中ガイド付きの団体さん相当数膨れ上がって渋滞状態。
それを横目にさあ下り!!
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意気揚々と山を下る。
途中、初音浦海岸入り口遊歩道、というところを発見。
ああ、これが下りに75分、戻るのに100分かかるという初音浦海岸か、と。
宿のお父さんが「あそこは大変だよ」と言ってたな。
そんな入り口を通り過ぎ、その初音浦を上から見下ろす展望台へ。
ああ、あれが初音浦ですか。きれいだけど、上から眺められれば良しとしよう。
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ちなみにその展望台の逆側にはこんな「首なし尊徳」像が。
こんなん、夜中出てきたら泣くわ。
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さて、さらに下って、旭平展望台、長崎展望台と寄り道。
長崎展望台では、ほかに誰も来なそうな感じだったので、
ちょうど12時回ったし良し、ここでお弁当にしよう。
目の前に兄島瀬戸を見下ろしながらのお弁当。なかなか贅沢。
そうこうしてたら団体さん来ちゃって。
ガイドさんが「こんにちはぁ。あ、お弁当食べてらっしゃるんですね、いいですねえ」と。
団体さんの1人も「あ、いいですねえ、贅沢!お腹すいて来ちゃった!」と。
すみません、なんて言いながら、ガイドさんの話を一緒に聴いちゃいながらのランチ。
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さて、食べ終えて。
そろそろ町に降りるかな、と言う頃に、同じ宿の佐藤さんと遭遇。
トライアスロンをやってるという彼は、朝に海に潜ってからの自転車1周。
ぼくとは逆周りで。

奥村の街まで降りるともう平地。
で、「持って来ればよかったなぁ」というものがちょいちょいあったので、
一度宿のある扇浦まで戻り。
奥村から扇浦も結構登りはあって、
これ、最後にしっかりバッテリー残しておかないと帰れなくなるぞ、と。

あらためて、街の方に戻る途中、海洋センターでウミガメを堪能。
保護と飼育をしてるのね。小さい亀から大きな亀まで。
ま、亀だなぁ、というくらいで。

そこから北側の宮之浜へ。
当然のことながら、一山超えなくちゃ行けないわけで、
もうバッテリーとの戦い。
ま、さほどきつい山でもないのでそほどの消費はせずに到着。
ここ、なんか落ち着く浜だったなあ。
しばらくぼーっとしてた。
潜り終えたダイバーさんが数人、ぐだーっと焼いてた。
なんか、その気分わかるわ、この浜。
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で、この時点でだいぶ時間に余裕があってね。
戻るには早いし、そもそもどこかで日没も見たいし。
ちょうど大村の街に戻る途中に、旅好きの宮崎たかちゃんが貸して来れた本に載ってた、
「山の上のパン屋さん」というのが近いことがわかって。
ちょっと寄ってみよう!、と探す間も無くすぐ見つかって。
その名も「ローカルベーカリー」さん。
いろんなパンがあって全部食べてみたいけど、夕飯に響きそうだしな。
と、2つくらい買って。パン屋のお兄さん、ナイスなスマイル。

ペットボトルの飲み物も無くなっちゃったので生協行って買って。
昨日は何もなかった大神山公園の海側の広場スペースでは何やら催し物の準備中。
その脇を抜けて大村海岸へ。
ここでも波としばし戯れる。
で、ビーチでパンを1つ。
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そういえば、昨日から湾におがさわら丸より大きな船が停泊してるなあ。
あれ、防災訓練と何か関係してるのかな?
いや、そこまで大きな船である必要ないし、そもそも、あれ客船だな。
もしかして、飛鳥llとかか?
と、調べて見たらビンゴ。小笠原クルーズ中らしい。
港には接岸できないんだろうな、あの大きさは。
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後ろにいるのは飛鳥ll!!

さて、明日はどうしようかな、と波と戯れながら考えて。
クジラ探す船にでも乗ってみるか、と。
観光案内所がそばにあったのでいろいろ聞いてみよう。
と、行ってみる。
窓口のお姉さん、「飛鳥ですか?」って聞く。
ということは、やはり飛鳥のお客様は明日の半日分くらいまでは島を楽しめるんだな。
ああ、大村の街を歩いてる、少し年の行ったご夫婦の方々は飛鳥の方だったのか!

なんていろいろ思い当たりながら、お姉さんに色々と相談。
で、明日でも空いてる船をいくつか教えてもらって。
さて、どうしようか、と思ってたところに、通りのベンチでパンをかじってる佐藤さん発見。
彼はもともと、明日はホエールウォッチングの船に乗る予定だと聞いてたんだけど、
「だったら同じ船にしませんか?」と。
ちょうど、空いてると聞いてた会社の船だったので、そこにすることに。

で、サンセットを見るのに、やっぱり三日月山まで行こうかな。
と登り始めて見るも、みるみるバッテリーが減っていき、
「これ、絶対途中で無くなる!!」と言う状況だったので計画変更。
宿に戻る途中の、境浦近辺で西が開けてる場所があった!
ということで、引き返す。
日没時間ギリギリでたどり着き、隙間からながらしっかり日が落ちるのを堪能。

そして宿に戻るなりお風呂に飛び込んでさっぱり。
いやもう、汗だくだもの。今日1日。

ということで、明日はクジラとたわむれられるかな?
(なんか、すごい雨が降り始めたぞ、今。)
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父島訪問記 島1日目 [散歩組]

さて2日目。
日の出を見ようと思ってたのにアラームにも気付かず眠ってた様子。
目が覚めたのは6時半ごろか。
朝ごはんは持ち込んだカップそば。そのくらいでいいや、と。
ついでに自販機で野菜ジュース。
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デッキに出るともう日差しが強い!そして暑い!
今回はちゃんと日焼け止め持ってきてるもんね。
11時の下船までもう一眠り。
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-「私がヨットで行き、海が荒れて同乗者が死にそうで、上陸もできず、
仕方なく海上保安庁にSOSで救助された二見港」by 峠恵子-

さて、船下りてから宿の方に荷物を引き取っていただき、
夕方までは町の方であれこれ散歩。
の前に、母島行きのトランジット手続きを終えたタラヲさんと記念写真。
タラオさんのお友達は「ミドリの森」と言うバンドでドラマーをされてるトムさん。
実は四谷のDoppoとも縁が深い。
「じゃ、帰りの船でまた!」とお別れ。
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まずは郷土資料館的な「ビジターセンター」へ。
島の歴史とか変遷とかを見て。
しかし、この時点であまり街に人はいない感じ。
ひとまず宿に入ってまた出てくる感じだったのかな?
早々にツアーに参加されてどこかに向かってるのかな?
もしくは、観光客としての人は少なかったのかな?
なんでも、明日だかに防災訓練があるらしく、今期はそのための行政関係の方が多いのだとか。

どこ行こうかな、と案内図を見ると、三日月山というのが近そうだ。
ウェザーステーション展望台、というのがあって「歩いて30分くらいですかね」。
ならば行ってみよう。
と、歩き始めて少しして「あ、簡単な30分ではない」と認識。
とにかく、山。
たまに車で追い抜かれたりもしつつ、歩いてる人はほぼ皆無。
歩きで行くところではないのだな。でももうここまできたら引き返すのもなんだし。
ひたすら登って、たどりついた景色はさすがにすばらしい。
ひっきりなしに人が入れ替わり立ち替わり。
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登ってくるのにだいぶ大変だったので、そのまま引き返そうと思ったのに、
「この先山道少し行くと三日月山の山頂ですよ」という言葉が聞こえてきて、
「少し行けば、か」と思わず入って行ってしまう。
ぼくが山頂まで行く間、すれ違う人0。
誰も来てないんじゃん!

しかし、やはりこちらもたどり着いた先は素晴らしかった。
そしてちょっと怖かった。
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-妙な合成感-

下りはもうね、勢いで。一度来た道だし、と思えば気も楽。

さて、街に降り切ってから、一応バスの時間を見て。
日没の時間も見て。
どこかを回ると言うほどではないかな、という時間なので、
振り向いて後ろにあった大神山の展望台というのを登ってみる。
あれ、これまただいぶきついぞ。
「大神山公園案内図」を見て、普通の都内の公園を考えちゃいかんな。
こう言うところの山はほんとに「山」だからね。
危うくバスの時間に間に合わなくなるかと思った。
バス、逃すと2時間くらい先になるからね。
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で、宿に到着。今回お世話になるのはフリッパーズインさん。
民宿、と言う感じの4乗半程度のお部屋を1室。

一番近い浜は、目の前の道を渡って、階段と崖っぽいところを降りたところ。
これが、ほぼプライベートビーチ状態。
残念ながら夕日が水平線に沈むのは位置的に見えないけれど、十分楽しめる。
で、しばし波と戯れる。
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夕飯で、別の部屋の人ともおしゃべりしながら。
岐阜から来てる、トライアスロンをされてると言う方。
トライアスロンの試合以外で離島に来るのは今回が初めてなのだとか。
そして「島パパイヤのきんぴら」なんかが出たりして。おいしい夕飯。

さて、明日は自転車借りて島を一回りしてきます。
どんな景色が待っているのか!
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父島訪問記 その0 [散歩組]

はい。ただいま父島に来てます。
もともとハコバン仕事が終了した直後に来よう、と考えてたんだけど、
その時点ですでに宿の予約が取れなかったもので。
で、夏のシーズン終えて、行かれるタイミング、
と探ったらここしかなかったのでね。
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1日目はおがさわら丸船内で24時間。
この日の東京はどんより曇り。
ドキドキしながら乗り込んで、ちょっとワクワクしながら出航。
出航5分前くらいからしっかり雨が降り出してきちゃって。
で、そんな頃の竹芝の写真をツイートしてたら、暗渠仲間のタラヲさんが船上の写真付きで返信。
え?もしかして?と思ったらなんと同じ船に乗り合わせてた!なんたる偶然!

お昼は買い込んだおにぎりですませつつ、ちょっと足りないので売店でパンも追加。
その後、午後には船内で「小笠原レクチャー」なる講座があって。
せっかくなのでそこに参加。見所とか注意点などをご教授。
ここでタラヲさんと顔合わせて。まさか同じ船にいるとはねぇ、なんてことを。
ちなみにタラヲさんは友人と母島へ行くとのこと。

はじめのうちはわりと落ち着いてたものの、やはり外海に出ると揺れが大きくなってきて。
ところが、レクチャーをしてくれた島の方曰く、
「今日は比較的揺れも少ないですね」と。これでそうなのか。
ふと思い出すのは峠恵子女史の航海記。

だいぶ時間が余ると聞いてたので、思い切ってMacBookを持ってくることにして、なかなか見られてないDVDを数枚入れて。これ、本気で役に立った。
船の中はかなり静かでね。2等寝台船室はカプセルホテルのよう。(使ったことないけど)。
なので、中に入ってしまうと本当に静かだし。
ひたすらDVD見て過ごす。
日没近い時間にデッキに出て見たら、昼よりも晴れてはいたけど西の空はしっかり雲。
2つ島が見えたのは三宅島と御蔵島とのこと。
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夕飯は船内レストランで。かなりいろんなものがあったんだけど、
なんとなくカレーを食べたくて、定番すぎる感じの。
で7時過ぎ、デッキに出てみるともう真っ暗な上、ものすごい風。
恵子さんはこんな中小さなヨットだけで航海してたのかと思うと、
どんだけ肝が座ってるのかと思う。
この船でこれだけ人がいて、それでこれだけ怖いと思うのに。
でも、すでに空気はあったかい。船内エアコン入れてるんだな、てのがはっきりと分かるくらい。
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そうそう、この日程は、父島でなにかイベントがあるらしく、
乗っている人はそのイベント関連の人も多いようで、
逆に言うと普通の観光客は少なめらしい。
たしかに、船室もわりと余裕がある感じで、いっぱいいっぱいにはなってないね。

夜はまたDVDを見ながら過ごし、適度な時間にシャワーを浴びて寝る。
寝ておくのが一番だ。
そんな風に1日目は終了!
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