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佐倉でナオさんと。 [音楽活動 -もろもろ-]

先週土曜日=28日は、2年ぶりに佐倉でのキタムラナオコとのデュオ。
この佐倉での「ふれあいコンサート」は今年で10年目とのこと。
今回から主催の形態が今までとはちょっと違う形になったようだけど、会自体は今まで通り。
ここへのキタムラナオコの出演ももう7回目だそうだ。
そのうちぼくは3回目の担当。

ナオさんと一緒にやるのは昨年6月のジャズトリオ以来。
デュオでは、5月のカフェでのライブ以来か。なんにしろ1年以上ぶり。
そして実はナオさん自身が、昨年末以来、人前で歌っていなかったというちょっとびっくり事実。
いや、「オリジナルを作ってみようとがんばってる」という時期で、
それゆえなかなか歌う機会を作らなかったみたいで。

そんな久しぶりの2人がお届けしたのは3曲だけ。
こんな選曲でした。

<キタムラナオコ/中田征毅 in ふれあいコンサート
1. その町の名前は (畠山美由紀)
2. ピーターラビットと私 (大貫妙子)
3. 娘ジントーヨー (我如古より子)

歌:キタムラナオコ
ピアノ:中田征毅

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『その町の名前は』は畠山美由紀のアルバム「わが美しき故郷よ」のオープニングを飾る曲。
彼女の故郷=気仙沼を思っての曲、というのを何も言わず歌ったのだけど、
思えば初めてこの会に参加させてもらったときには、『満月の夕』を選曲してたんだよね。
阪神・淡路を思った歌と、気仙沼の歌。
無意識にそういうものを選択してたようす。

『ピーターラビットと私』は、意外にも初めてやった曲。
「前にもやらなかったっけ?」って思ったらそれは『メトロポリタン美術館』だった。
みなさん楽しく聞いてくれてたね。

最後の『娘ジントーヨー』は沖縄の歌。
原曲はにぎやかな民謡風な曲なんだけど、
比屋定篤子さんとサトウユウコさんによる「RYUKYU STANDARD」というアルバムの、
ピアノと歌で静かに仕立てたバージョンが非常にきれいで、それをいただいた。
もともとナオさんがこの歌を歌い始めたのは、歌詞に「与論なつかしや」と出てくることから。
この歌、与論に行って歌いたいよね、と2人でいつも言ってる。

今回も機材とPAはナオさんのダンナさまのモリオくん。
次の仕事の関係で、もしかしたら出番最後までいられないかも、
と言ってたのだけど、ギリギリ3曲終わるまでいられたみたいでひと安心。
直後に仕事に向かってしまったので、モリオ評聞けず。

お客さん、別の出番を待つ出演者のみなさん、今回も静かに、
しかし身を乗り出すようにしっかり歌を聞いてくれて。
さすがにナオさんの歌も、あの会の名物の1つになってるからね。
コンサート運営側のモリオ母も「ナオちゃんの歌をみんなに聞いてもらえて、今年も満足」と。
そんなモリオ母は、われわれの次の出番で、教室のみなさんを先導して伴奏を担当。
自閉傾向の強い子も、ダウンのみなさんも、だいぶ落ち着いて歌えてたね。

会では毎度おなじみ、パワフルな手話ダンスのおばさま方とか、
アコーディオンのおじさまとかもご健在で。
加えて今年は、施設のスタッフの方による歌の発表というのが増えたな、と。
利用者とか生徒さん側の発表にとどまらず、という感じなってきたのかな?

しかしあれだね、手話サークルの皆様方の持ち込み音源がカセットテープだったのには、
なかなか痺れたね。そうか、まだまだこういうところに需要が。
しかも、PAに直接つなぐすべがなく、モノラルのラジカセのスピーカーにマイクを向けて流す、
というものすごくアナログというか、すでに音質不在の世界になってたな。
ついでに言うと、SEをスマホのYouTubeから流してほしい、という要望もあったそうで、
結局そんなコードの準備などもしてないもので、
それもやっぱりスマホにマイク当てて流す、という形になったりしてた。
最先端なのかなんなのか。
こういう興行的なことに慣れてないと、わからないことは多いんだろうなぁ。
と思ったりもして。モリオくんいつも大変なんだろうなぁ。

そんなこんなで、出番は短いながら、その後もたくさん楽しませてもらいましたよ。
何より、久しぶりにナオさんと一緒に演奏できたしね。

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で、「そろそろちゃんとライブやろうか」という話をこの日もしてて。
もう、年内できるように動こう!
と動いた結果、12月18日(水)に四谷Doppoでライブやることに決めました。
ブッキング枠なので40分で。

ナオさんのオリジナル、やるよ。
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