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歌でアメリカをまわってみた午後 [音楽活動 -もろもろ-]

今年のライブは今年のうちに。

てことで、昨晩の「Mac mini」無事に終了しました。
無事、かどうか一部怪しかったですが大事故にはなってないので、無事です。
年末の慌ただしい時期にたくさんの方々に集まっていただけて、本当にうれしいです。
ありがとうございました。

Macさんからは、ぼくのライブを見てもらったり、
ぼくがピアノを担当するライブを見てもらったりしてる中で、
「おれも、ピアノだけで歌ってみたいんだよね」なんてことを言ってもらってて。
川崎さんからも「"Mac mini"とか名前つけて、やってくださいよ。」と。
もう、数年前からそんな話はしてたんだよね。

で、今年。
川崎さんとけんたろうさんがやってる、
CASIOPEAの「MINT JAMS」の楽曲を中心にコピーするバンド「MINT JAMES」が、
恒例の年末ライブの対バンとして「Mac mini、ほんとにやらない?」と共演オファー。
そんなことから、じゃ、やってみましょうか、ってね。

基本的な選曲はMacさんが。
ぼくも数曲提案はしたんだけど、今回は新しい曲を覚える余裕がない、ということで。
結構いろんなジャンルの曲が候補に上がったんだけど、リハで当たってみたりする中で、
Macさんの馴染みの曲から「楽曲でアメリカを旅する企画」というコンセプトを設定。
なかなかおもしろい、Macさんならではの切り口でライブが仕立てられましたよ。

<Mac mini 1st Live>
1. Ramblin’Man
2. Let It Be
3. What’s Going On
4. Sweet Home Chicago
5. Route 66
6. Ain't Nobody's Business, If I Do
7. Take It Easy
8. Don’t Stop Believin’
9. Soul Man
10. Hold On I’m Coming

Vocal : BigMac Ariga
E.Piano : 中田征毅

Bass : 深山健太郎 (9,10)
Drums : 川崎裕之 (9,10)

まず、スタートはFloridaから。The Allman Brothers Bandで『Ramblin’Man』
出だしから「放浪しますよ」というニュアンスを出しつつね。
そこから東海岸を北上してNew Yorkへ。
New YorkならBilly Joelだろう。と選曲もしてみたのだけど、
幼少期をNew Yorkで過ごしたMacさん自身の個人的な思い出から、
イギリスのバンドだけどThe Beatlesで『Let It Be』を。
ちなみに「Billy Joelはやらずに」と言ったら会場中からブーイング。
次の機会にはやりましょうね、Billy Joel。

New Yorkから内陸に向かって、次はDetroit。MOTOWNですね。
ここではMarvin Gayeの『What's Goin' On』をとりあげて、アメリカの当時の社会性にも触れつつ。
で、そのままChicagoへ流れつき『Sweet Home Chicago』を。
Macさんでこの曲はもうなれた者だったのだけど、ピアノ1本でこの手のブルースって、
なかなか大変ね。

Chicagoからは西に向かって66号線を走ろう、ってことで『(Get Your Kicks On) Route 66』
ここでちょっとね、申し訳ないことに。
ブルース進行が2曲続いちゃったもんだから、
もう手前の『Sweet Home Chicago』が、どうにも頭から抜けきらなかったらしく、
なんかわからないことを弾いてしまって。
崩壊まではしなかったんだけど、よくわからない進行ですり抜けてったな。
あぶない運転だった。
でもって、さらにもう1つ、どブルースが次に待ち構えてたんだな。
『Ain't Nobody's Business, If I Do』に関しては、具体的に土地の話はしてたっけっかなぁ?
この曲に関しては、Macさんもちょっとしたこだわりのようなものがあった気がする。
ぼくのピアノの弾き方を「もっと泥臭く弾いてくれ」って注文があったからな。
そういえば昔、Macさんと話してて「全然ブルースの要素がないもんで」って言ったら、
「そんなにハッピーな人生なの?」って言われたことがあったな。

さて、西海岸まで辿り着いて、カラッとThe Eaglesの『Take It Easy』をね。
「ハコバン時代、よく弾いたなぁこの曲」なんて思いながら。
この曲はMacさんが「歌から始めたい」ということでちょうどよいのでお客さんに手拍子煽ってみた。
この曲も1箇所、ちょっと悔いの残るミスをしてたんだよね。崩壊まではしてないけど。

さて、西海岸ではもう1曲。
Macさん自身は「おれがこんな曲を歌うのか、と言われるかもしれないけど」と言いながら、
Journeyの『Don't Stop Believin'』を熱唱。
ぼくからしてみれば、全然"意外"なこともない気がしてたんだけどね。
実際、歌もいい感じだったし。似合わなくもないし。

と、ここまできて、通過してしまったメンフィスに逆戻りしてSTAXレーベルに立ち寄り。
われわれの後に登場するMINT JAMESからベースのけんたろうさん、ドラムの川崎さんを加え、
(ようはMac the Niceの中心部ですね。シローさんいないけど)定番曲をやってしまおう、と。
Sam& Daveの『Soul Man』『Hold On, I'm Coming』と続けて。
最後にはいつものMacさん。立って、重心落としてシャウト!

---
今回りはの時点からMacさんがずっと言ってたのが、
「自分の声がちゃんと聞こえるっていいな」と。
いつもそんなに聞こえてない中でやってたのか、って。
まあ、ホーンセクションもいるからね。
なんとなくだけど、今回はまだその「ピアノと歌だけ」ということに、
幾分か慣れてないというか、その旨味を出すか、みたいなところまで行ってなかったかな、って。
例えば回を重ねたら、Macさんの歌い方が少しずつ変わっていきそうな気がしてる。

今回、みにきてくださったお客様からも、身内からも、
「すごくよかった。」「この組み合わせはありだね」という声もたくさんいただけたので、
Doppoのコンテンツとして、Macさんをバンド以外でも引っ張り出せる技を見つけた、というか、
ま、もっとMacさんに歌ってもらえる機会を増やせるかもね、と。
バンドはここ数年、年1回しかできてないからね、みんな忙しくなっちゃって。

ほんと、今回候補に上がって選挙区から外れてしまった曲もたくさんあるし、
来年もまた、どこかのタイミングでやりましょう。
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Big Mac Ariga

Ain’t Nobody's BusinessはKansas Cityね!
by Big Mac Ariga (2024-01-01 01:14) 

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