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たしなみ、ました。 [音楽活動 -たくらみ編-]

先週土曜日=19日は、約5か月ぶりの弾き語りソロライブ、
「まさぼうのたしなみvol.2」でした。
見にきてくださったみなさま、本当にありがとうございました!

今回は知り合い筋でも同日にあちこちでライブやってたり、
帰省してたり旅行に出てたり、
ああ、日程的に難ありの日だったんだなぁ、ということはありつつも、
久しぶりのカバーオンリーライブは、なかなかの手ごたえでしたよ。

<まさぼうのたしなみ vol.2 in ピアノ三銃士2023
1. 五分後 (THE BOOM)
2. FLASH (LOVE BELL BACK LINE)
3. ホームにて (中島みゆき)
4. パズルの答え (CANVAS OF MUSIC)
5. Travels (川村結花)

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5曲、ってちょっと少ないんじゃないの?
と思われてることでしょう。はい。
前回の「たしなみ」同様、ちょっと長めのMCをいただいて。
これまでの「たくらみ」(オリジナル曲メインの弾き語りライブ)の中で取り上げてきた、
歴代のカバー曲がどんな曲だったか、というのを、1フレーズずつ歌いながら紹介したもんで。
もう、そのあたりは「ラジオでも聞いてる感じで聞いててください」ってね。

まず、出だしはTHE BOOMの『五分後』
THE BOOMの歌の中でもかなり好きな歌だけど、アルバム未収録曲。
時期的には「極東サンバ」の頃ですね。多分いちばん好きな時期の曲。
この曲、知ってるという方がいらっしゃって、ちょっと嬉しかったな。

で、ここで先述の通り、「おれカバー変遷」をご紹介。
(第9回 2010年9月)○Can't Take My Eyes Off You (Frankie Valli)
(第11回 2012年9月)○FLASH (LOVE BELL BACK LINE)
(第12回 2013年3月)○with (中島みゆき)
(第13回 2014年2月)○マジック・カーペット・ライド (pizzicato five)
(第14回 2016年1月)○年下の水夫 (今井美樹)

という変遷を紹介した中から、『FLASH』をあらためて歌ってみた。
前回歌った時は、なんだかテンポ早めの曲を多くやってしまった回で、
全体的に慌てちゃってたなぁ、という思いがあったので、落ち着きつつ、疾走感もって。
ちなみにLBBLも活動休止してから、早いものでもう20年以上経ってるんだよなぁ。
実は海太さんや目木さん、TATOOさんとは昨年末忘年会してお会いしてるんだけど。

『ホームにて』はね。月1の六本木のライブの「おれコーナー」でやってみたカバーね。
その後リクエストまでいただいたものだったので、自分のライブでも入れてみようかな、と。

そして、ぼくがこの日のセットリストでいちばん緊張してたのが、
共演バンド=CANVAS OF MUSICの『パズルの答え』のカバー。
せっかくカバーばかりやるライブなので、ぜひ創也さんの歌も歌ってみたいなぁ、って。
で、創也さんに「歌ってみたいんスけど」と打診してみたところ、快諾いただけて。
実際にスタジオ入って歌ってみたところ、ずっと高めの音域でステイする曲で。
あまりにきつかったので、1音下げることにしてね。
それでも本番、歌い終わった時にはかなり酸欠状態に。
やっぱ、すごいな創也さんのボーカル。

そんなこんなのうちに、最後の曲。
最後は、やっぱり1曲は歌っておきたい川村結花ねえさん。
ということで、軽快に『Travels』で締め。
これ、サウンドチェックの時に「そんなの歌っちゃうんだ! っていう曲やります」
と宣言してから歌いだしたら、案の定創也さんとFujimoさんが「ああ!!!」って。
一緒に歌ってくれてたね。むしろ「歌わせろ」くらいの勢いで。
いやぁ、この曲歌っててものすごく気持ちよかったなぁ。
このくらいの跳ねた感じの曲、自分の曲でも作ってみよう、って思ったね。
ところで曲順、最初と最後を逆にするパターンもちょっと考えてたんだよね。
どっちをどっちにしてもいい感じだったんだけど、なんとなく、
「旅」が続いてくって歌で余韻残して終わりたいな、って。
スクリーンショット 2023-08-24 23.00.51.jpg
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終演後、まずCANVASのFujimoさんとさとなをさんから「いいアレンジでしたね」と。
そして「創也さんから呼び出しかかってます。連れてこい、って」と言われ。
そして創也さんからパンチ喰らいながら
「なんてことしてくれるんだ!! なんだあのオシャレな仕立ては!!」と。
あとで楽屋であらためていろいろ話してたんだけど、
ぼくが日和って1音下げたことで、作者の創也さんとしてはいろんな発見があったようで。
「あのキーはものすごくオトナなやわらかい雰囲気になるね」とか。なんというか、怪我の功名。

見にきてくれたお客様からも、好評いただけて。
『ホームにて』をリクエストしたくなるのはわかります、ちょっと泣きました、とか。
そういえばFujimoさん、出番終わってDoppo名物タコライスを食べてたらしいんだけど、
『ホームにて』の時に「今、音たてちゃいけない・・・」と気をつけながら食べてたとか。

オリジナルも好きだけど、今回みたいにカバー曲もたくさん聴きたいです、
と言っていただけたりもして。
今回「たしなみ」としては9年ぶりだったんだけど、次はもう少し短いタームでやってもいいかな。
というか、自分のライブじゃない、六本木でのライブの1コーナーの中で歌ってみた歌を、
自分のライブとしてまとめてみる、ってのもやってみたいところ。

ま、なんにしてもしばらくは「たくらみ」として、
自分を曲をもっと、出番を増やしていきたいかな。

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ということで、
この日の、ほかのいろんなことはまたあらためて綴ります。
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春のたくらみ、終了 [音楽活動 -たくらみ編-]

10日の「まさぼうのたくらみ vol.27」、無事に終了しました。
ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!!

前回から実に1年ぶりのたくらみ。
その前の年も、1年何もできずになんとか年末に一度だけ駆け込みでたくらんだもので。
「今年は3月を皮切りに、コンスタントに展開していけたら」と昨年の時点では言ってたのだけど。
それが、いろいろと慌ただしく、頭の余裕がなく。
結果、1年ぶりと。

1年ぶりともなると、歌い方もわからなくなるよね。
リハしたり、本番前のサウンドチェックでだんだん取り戻していくような。

曲に関しても「これ前回やったからな」みたいなこと考えたところで、
前回なんて1年前だよ。覚えてる人どれだけいるよ、てくらいのもので。
なので、あまりどうこう考えず「今、歌ってみよう」という曲を純粋に選んでみた、と。

そうして選ばれた曲はこんな感じ。

<まさぼうのたくらみ vol.27>
1. そのままでいて (詞:菊地大輔/曲:中田征毅)
2. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
3. 飲みニケーション ブレイクダウン (詞:桜チョメ吉/曲:唐田春男)
4. The April Fools  (詞:Hal David/曲:Burt Bacharach)
5. 細い糸 -instrumental- (曲:中田征毅)
6. はね (詞/曲:中田征毅)
7. raison d’être (詞/曲:中田征毅)

久しぶりに、季節的に『そのままでいて』を歌いたくなったんだよね。
で、久しぶりに歌ったらまあなんてレンジの広い曲なんだろう。
一番高いところに合わせてキーを設定すると、最初が低くて声を出しにくいったら。
こうちんよく歌ってくれてたなぁこれ。
聞いてくれてた人から「Sunny Funnyっぽいなぁ、と思ったらやっぱりそうだった」と。
歌詞はベースの大輔さんですからね。能代の景色なんでしょうね。

早々に定番の『ひとりたびごっこ』を歌っちゃって、
そのまま続きで、まさかの『飲みニケーション ブレイクダウン』
びゅーちふるずを見に来てくれてる方もたくさんいたので、みんな口々にびっくりした、と。
ぼくの弾き語りの歴史の中でも、今までやったことのない形の弾き語りができたな、って。
ちょっと新しい扉を開いてみた感覚。

カバー曲は、もう今回はこれだな、と。
3週間早いけどね。ほんと、ウソならよかったのに。

そしてカバー曲から続いてのインスト曲は、
昨年Mio with Friendsで『きかせて』というタイトルで発表した曲。
もともとぼくが走り書きのように弾いてたキーで、ピアノソロ曲として披露してみた。
あえて、タイトルはぼくのPCに保存されてたタイトルのままで。

終盤では、再びSunny Funnyの『はね』を。
バンドでやってみようと思ってた別アレンジに近いように弾いてみようかな、
とも思ってたんだけど、結局、あの時点で弾きたくなった雰囲気で弾いてみた。

最後はいつもの。
今回はだいぶ気持ちを落ち着けて歌えた気がするな。

——

今回もたくさんの方が聴きに来てくださって。
盟友バンドSuper Marketsはメンバー一同揃ってきてくれたりしてね。うれしいね。
「開店休業中のSunny Funny」って言ったら大笑いしてたけど。

やっぱり、今回いちばん反響があったのは『飲みニケーション〜』かな。
まさかここでそれを聞けると思わなかった、というね。
次やる時までに、もう少しブラッシュアップさせておこう。

それと、やはり同業者から『raison d’être』に関する共感の声が。
「ああ、ほんとそうだなぁ、って思った」と。

昔々から知ってるバンド友達から「まさぼう、歌上手くなったね」って言われたのもうれしかったな。
それなりに、積み重ねてきてるんだな、って。

ぼくがこうして、地味ながら自分の活動をしていくことで、
少しでも刺激に感じてくれてる人がいて、
「元気もらいました」と言ってくれる人がいて。
「まさぼうのメロディが好きだ」と言ってくれる人がいて。

もちろん、そう思ってくれる人をもっと増やしていかれたらいいな、
なんて思うものの、毎回ライブを終えた帰り道は、
その感想でほっとしながら歩くのです。

ま、今回もやってよかったな、ってね。
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たくらみ、終了! [音楽活動 -たくらみ編-]

今年最初のソロ弾き語りライブ「まさぼうのたくらみvol.26」、
たくさんの方にご来場いただけて、無事に終了いたしました。
駆けつけてくださった皆様、今回初めての「配信」でご覧くださった皆様、
本当にありがとうございました!!

いやもう、ほんとにうれしいんです。
ぼく自身の音楽、というものに興味を持ってくださることが。

今回は、ほかの共演の方の意向もあって、
ぼくのソロではまったく考えなかった「ライブ配信あり」、ということになってね。
心のどこかでは「配信に乗せてまで聞いてもらうものだろうか?」という思いがあるのと同時に、
普段見に来られない友達、東京以外の友達なんかにも、
もしかしたら「まさぼうはこんなことをしてるのか」と知ってもらえる機会かもしれない、
なんてことも思いつつね。
そんなことを思ったら、選曲がわりと「定番もの多め」になっちゃった。

<まさぼうのたくらみ vol.26>
1. あなたとの朝 (詞:Mio / 曲:中田征毅)
2. 鴇色 (曲:中田征毅)
3. flow (詞/曲:中田征毅)
4. さよならも言わずに (詞/曲:崎谷健次郎)
5. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
6. raison d'être (詞/曲:中田征毅)

Vocal/ Piano : 中田征毅

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まずはオープニング。
そろそろこの歌も自分で歌ってみようかな、ってね。『あなたとの朝』を。
普段Mioちゃんとのライブを見てくれてる人が、もしかしたらこの配信も見てくれるかもしれない。
というちょっとした期待も込めて。
何も言わずにこのイントロを始めたら、やはり「あっ!」と思ってくれた方はいたね。
自分に合わせてキーを動かしたら、転調のタイミングでどこかに行ってしまいそうで、
その部分だけはものすごく練習しておいた。
あの、当然だけど「Mioちゃんの歌の方がいい」なんて当たり前の意見はいりませんからね。

そうそう、1曲目だけは決められたんだけど、それ以降の曲順が難しくてね。
悩んだ結果、2曲目にしていきなりインストを持ってきてしまおう、と。
で、ちょうど桜の時期に突入してるし、やっぱりこれ弾いておきたいな、って『鴇色』
これももう、インストだけど定番曲、かもしれない。
ただ、いつもとは弾いてる時のイメージがちょっと違ったかな?
桜の咲き初めの時期だったから、かもしれない。散りゆく桜、というよりは。

そのまま続けて『flow』
意外にもこの曲、ここ数回全然やってなかったんだよね。
定番っぽい割にはそれほど登場させてなかったようで。
いつもあせりがちなんだけど、今回は落ち着き目に歌えた気がしてる。

今回のカバー曲は、崎谷健次郎さんの『さよならも言わずに』
本番数日前まで、いっそ今回カバー曲は無しにしちゃおうかな、
なんてことも考えてたんだけど、たまたまこの曲を聴いてて、
「あ!この季節の歌じゃんね、これ。」と思って歌ってみることにした。
これまた、キーを落としたらどこかに行きそうで。
ちょっと頭を慣れさせるためにもたくさん弾いておいた。
会場に、この曲を知ってる人はいるのかなぁ、と思っていたのだけど、
盟友・澄川典明氏がみごと、ご存じだった。
今度澄川さんとやるときに、崎谷さん選曲してみるのもありだな、なんて。

終盤はもう固まっちゃって崩せなくなっちゃるのがよくないんだけど、
『ひとりたびごっこ』、そしてクロージングに『raison d'être』を。

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ほんとにありがたいことに、いろんな感想をもらえてね。
わりと定番曲ばっかりになってたけど、
「好きな曲なので、やっぱり聞けるとうれしい」と言ってもらえたり。
同業の友達からは「なんですか、あの素敵なコード展開は!」とか。
その中でも「言葉がいいですね」と言ってもらえるのは何よりうれしいね。

ほかにも「やっぱり最後はじんわりきました」とか、
「最後の歌が、同業者から共感を得る、てのはよくわかります」とかね。
配信で見てくれた友達から「心が洗われた、澄んだ気持ちになります」と言ってもらえたのも、
ものすごくうれしい感想だったな。

共演者のカモネギー近田さんからは「作曲家の作るメロディーですね」というお言葉。
これもうれしい言葉だよね。そもそも作曲家になるつもりでいるわけだから。
そこを汲み取ってもらえてるのは、だいぶ自信になるな。

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そんな感じのライブだったのだけど、
「ああ、見てみればよかったかな?」とか
「配信してたのか。今からでも見られる?」なんてことを思った方はぜひ、
今からでもまだ見られますので、こちらからお試しくださいませ。
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おもしろいのは、今回のカバー曲から派生した影響。
「帰ってから崎谷健次郎をいろいろ聞き直してみてる」という友達とか、
カモネギー尾上さんは「帰りがけに初めて聴いてみてる」とのつぶやきも。
「今日これを歌いました!」ってツイートしたら、そこに反応する音楽友達の数々。
あの音は、特にミュージシャンならのめり込みたくなる音だもんな。

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さて、MCでも話したように、
今年は例年よりもう少し「自分の音楽活動」ってものも多めに展開させたいな、
なんてことを考えてて。
年間通して、あんなことこんなこと、と考えると、
まあ3ヶ月に一度のペースで何かしら回していきたいところだなぁ、と。
うまくいけば、ね。

ライブをやった3/26は、なにやら「一粒万倍日」とか、
その他いろいろ、スタートするには最適な日、という縁起の良い日だったという。
今年のソロのスタートがそんないい日に当たったのなら、
ここから1年の活動を、うまく軌道に乗せていきたいものです。
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たくらみ、終了 [音楽活動 -たくらみ編-]

なんだかんだ落ち着かないこの12月です。
ライブが立て込むとこんなに余裕なくなるんだっけ?
ってくらい、感覚が鈍ってるのかもしれない。

という中での、たくらみ。
正直、お客さまはまだまだ少なかったのだけど、
それでも聞きにきてくれたみなさま、本当にありがとうございます。

今年はずっと、「今やってもお客様も来づらいし」と、時期を待ってたらすっかり年末に。
前回が昨年11月だったし、年内になんとか1回は、ということで。
いろいろとほかのライブの予定なんかを見つつこの日に決めたんだけど、
その後にあれこれ予定が入ってきたりして、非常に慌ただしい日取りになっちゃって。
ということは、もちろん見にくる方々も慌ただしい時期に入ってるわけで。
あー、来年以降は12月はやっぱり避けよう、なんて思った次第。

そんな年末のたくらみ、お届けしたのはこんな曲でした。

<まさぼうのたくらみ vol.25>
1. raison d'être (詞/曲:中田征毅)
2. 恋心 (詞/曲:中田征毅)
3. WHITE FLOWER (詞:折戸有美/曲:中田征毅)
4. Little Jの嘆き (詞:片寄明人/曲:片寄明人/高桑 圭/白根賢一)
5. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
6. カウントダウン (詞/曲:中田征毅)

今回年末だということもあって、一番最後に『カウントダウン』を持ってきたかったのね。
なので、いつもそこを定位置にしてる『raison d'être』からスタート。
この1年のことを考えると、ここから始めたのはよかったかもしれない。

『恋心』はたまに出してくる曲ね。
全体のバランスから、このくらいのポップさも入れておこうかな、という感じで。

今回のレア曲は『WHITE FLOWER』
第4回のたくらみで一度だけライブに乗せた曲
20年近く前に、友達のコーラスグループのために作った曲なんだけど、
そのグループでは披露されることなくグループが休止してしまったため、
聞かれる機会を逸してしまった曲。
で、自分のライブで初披露となったものの、その後15年登場しなかった、というね。
今回見に来てくれた方にはほぼ新曲のようなもの。
どう聞かれたんだろ。

そして今回のカバーはGREAT 3の『Little Jの嘆き』をチョイス。
この前、「自分の好きな曲フォルダ」の曲を聴いてたときにふと、
「あ、次のたくらみでこれ歌おう!!」って思って。
見に来てくれたうちの1人がこれを知ってて、
「サビで『あぁ!』やりたかったです!」と。わかる人にはわかる。

終盤には定番『ひとりたびごっこ』を。
やっぱりこの曲は落ち着ける。
で、先述のように今年の最後は『カウントダウン』で締め。

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出番終わって楽屋戻ったら、次の出番のゆーすけさんが開口一番、
「おしゃれですねぇー」と。
コード展開をものすごく気にしながら聞いてくださってたようで。
ゆーすけさんは仕事の都合でこの日、リハ無しだったんだよね。
なので、お互いの音を聞いてない状態だったもので。
「やっぱり、特に鍵盤の人の曲のコード展開は分析したくなります」って。わかる。

そんなゆーすけさん、事前には「ファンキーで面白くて、すごくいいよ」と聞いてたのだけど、
実に実にガッチリ弾きながら淀みなく語るように歌っていて。
曲、というよりはもう彼自身がストーリーテラーで、
歌いながら物語をどんどん進めていく、という感じでね。
そして、話の展開も音の展開も、ものすごく気が利いていて、気持ちよく引き込まれる。
ぼくの音の展開を気にした、というのがものすごくよくわかった。
というか、下地が近いところにありそうな匂いがしてね。
好きな音が似てるんだろうなあ、って。こちらこそ、展開を気にしたい。
「ファンキーだ」と聞いてたけど、じっくり聞かせる歌も絶品で。
終わった後に話してる中で、「ひねくれ具合が似てるなと思いました」とご本人からも。
ぜひまたご一緒したい。

そして1番目だったやま♪げんさん。
さすがに伸びのあるつややかな高音を惜しげなく聞かせてくれて。
お互い知り合い歴は長いながらも、それぞれの個人の活動に触れるのは初めてだったわけで。
1曲目に鬼束ちひろの『流星群』をカバーされててね。
「昨日の今日で、あれを1曲目にしたんですか?」って聞いたら、
「昨日、何かあったんですか?」と。
「昨晩は"ふたご座流星群"だったじゃないですか!」
「あああぁぁーー!!!」
てな具合で、ご本人まったくその意図はなかったようだ。
にしてもあの声は武器だ。

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見に来てくれた方からも、
「今回、すごくよかったよ」と言葉をもらって。
「好きな音がきゅっとかたまってるような、そんなライブだった」とか。
相変わらず、始める前は自信がなかったのだけど、終わるとそうして評価をいただける。
実にありがたいことだし、ありがたい時間だなぁ、ってね。
加えて今回は、共演者の素敵な音楽も楽しめたしね。

ほんと、年末いい時間をいただきました。

さて来年は。
まだ具体的なことは何も決めてないのだけど、
世の中の状況が今くらいなのであれば、
来年は自分の活動ももう少し出していきたいな、って。
年に3回はたくらみたいな、ということを考えてます。

ぼくの音楽に興味を持っていただけるなら、
どこかのタイミングで一度お試しくださいませ。
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シン・Doppoでたくらむ [音楽活動 -たくらみ編-]

1日の日曜日の昼、お引っ越しした四谷SOUND CREEK Doppoにて初めての
「まさぼうのたくらみ」、無事に終了しました。
聞きにきてくださったみなさま、本当にありがとうございました!
思ったよりたくさんの方がいらしてくださって、本当にうれしかったです。

移転前最後のライブ、として7月半ばにたくらんで以来、およそ3ヶ月。
いつものサイクルに比べればだいぶ早かったんだけどね。
新しくなったDoppoで早いうちに一度、弾き語りをしておきたくて。
もひとつ、Doppoと縁のある友人知人に、新しいDoppoでのライブを体験してもらいたい、
というのもあったな。で、状況が許すなら早いうちにみんなあそこでライブできれば、と。
そんなことを少し促せれば、という多少思い上がった気持ちもありつつ。
その思いを組んでくれたミュージシャンたち、とりわけ今回は歌い手の友達が多く見にきてくれて。
うれしすな。

<まさぼうのたくらみ vol.24 in シン・Doppo
1. おじゃまします (詞/曲:中田征毅)
2. SHY (詞:今井弘幸・中田征毅/曲:中田征毅)
3. emergency (詞/曲:中田征毅)
4. (仮)いろどる (曲:中田征毅)
5. ヘミソフィア (詞:岩里祐穂/曲:菅野ようこ)
6. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
7. raison d'être (詞/曲:中田征毅)

今回は出だしの『おじゃまします』歌い出しで、新しいDoppoにちょいとごあいさつ。

続くコーナーでは、Sunny Funnyのレパートリーから、メンバーも忘れてそうな2曲を選曲。
『SHY』は今年の3月のライブの時に初めて弾き語ってみた曲で、その時には、
アレンジをかなり"ヒゲダン"に寄せてみたのだけど、今回は元々のサニファニアレンジに近い形で。
『emergency』は、バンドでやる時はスリリングな4ビートジャズでやってた曲。
これを、ちょっと憂いのボサ仕立てにしてみて。
今回、Sunny Funnyのボーカル・こうちんとベース・ダイさんが2人で見にきてくれてて。
2人ともきっと、「何でこの2曲を並べるか!?」って思ってるだろうなぁ、って、
歌いながらちょっと笑ってしまった。案の定「なんであの2曲!?」って。

『flow』はね、気がついたらここ数回全然やってないことに気がついて。
ここらで一度歌っておきたいな、って。
たまたまなんだけど、前日見に行ったライブで出演者の複数の人が、
「自分が弾き語りを始める時に作った歌を歌います」って歌ってたのね。
なかばぼくもそれにならった形で。

今回のインスト曲は、昔歌ものとして作って提案したものの、
反応が鈍かったためにお蔵入りにさせた曲。
自粛期間中に家で、自分の作った歌ものの曲をピアノソロ的に弾いて遊んでた時に思い出して、
ふと弾いてみたら「これインスト曲としていい感じなんじゃないかな?」って感じたのでね。
ここで引っ張り出してきてみた。

そして今回のカバー曲。
随分昔から好きな曲なんだけど、
なぜかふと「弾き語りしてみたらどうだろう?」なんてこと思っちゃって。
よし、試しにやってみよう、と思って歌詞をあらためて読んだら、
案外、今の世の中のことを歌ってるような気もしてきて。
歌うなら今だな、ってだんだん確信めいてきた感じ。
いやもちろん、歌うのは難しかったよ、この歌。
そして、キーを変えたら途中の転調が訳わからないことになって、本番はちょいとごまかし気味。
でもね、歌っててものすごく気持ちよかった。

終わりの2曲は結局いつもの定番曲を。
地震の時のことを思いながら書いた『raison d'être』だけど、
この曲もやっぱり今の時期にかなり響く曲、かと思う。

川つながりの知り合いが来てくれた時に『flow』歌うと、
歌ってる最中に「あ、この歌詞、聞かれてる!」って一瞬その人のこと考えるのね。
で、あとから聞くとみんな「あの歌詞には反応しちゃいました!」って。
そりゃそうだよな。そういう言葉だもの。
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客席側から見たシン・Doppoのステージは、今までの雰囲気とほぼ変わらず。
ただ、ステージからの景色はやっぱり前とは違うね。
カウンターとかPAの位置が違うので。
お客さんが入ってくるのも逆側だし。
それと、楽屋からの出はけが上下逆なので、そこにちょっとした違和感のようなものが。
ふとしたときに、座ってる後ろの方へはけたくなる感じ。(壁にぶつかるだけ。)

今回ライブ終わって片付けた後に、しばし川崎さんと話してたんだけど、
「久しぶりに普通のライブやったなぁ」って。
7月にやった時も、人数制限はあれど、お客さん入れて配信もしない形で。
「久しぶりに普通のライブやったなぁ」って言ってた気がする。
この「普通のライブ」があたりまえになる状況に、早くなればいいと思う。

現在Doppoは、キャパ50の半分=25席を上限にして、
基本的には持ち込み企画のみ受付してるという状態。
年末に向かっても、まだライブができる日はあると思うので、
何か考えてる方はぜひとも相談してみてくださいな。
(おれも早く、持ち込みたいところ。)
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8年間お世話になりましたライブ [音楽活動 -たくらみ編-]

先日、22日(水)の「まさぼうのたくらみ vol.23」、無事に終了しました。
この状況の中、集まってくださったたくさんのみなさま、本当にありがとうございました!!
なんとも、感謝です。

新しく出した作品集「in films」もたくさんの人に手に取ってもらえて、うれしい限りです。

現状こんな世の中なもので、予約はなかなか少ないだろうということは覚悟の上だったのだけど、
前日の時点で2名だけだったもので。
思わずTwitterで「さすがに予約入らないですねぇ・・・」てなことをつぶやいたらね。
不憫に思った(?)音楽仲間たちがたくさん集まってきてくれました。
というか、ここ数ヶ月の間で、Doppoで一緒にライブをやるはずだった仲間がほとんどかな?
多分、彼らもDoppoにごあいさつに来たかった、という思いもあるんじゃないか、と。

そんな中、お届けしたのはこんな曲たち。

<まさぼうのたくらみ vol.23>
1. ordinary (詞/曲:中田征毅)
2. next text (詞:キタムラナオコ/曲:中田征毅)
3, おれんじ (詞:佐野真英/曲:中田征毅・佐野真英)
4. amagumo (詞/曲:森山公一)
5. just time passes (曲:中田征毅)
6. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
7. raison d'être (詞/曲:中田征毅)

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前回3月とは、最後の2曲以外全とっかえなんだな。

2,3曲目に、ひとと作ったオリジナルを並べてみた。
『next text』の方は、もともとぼくの「まさぼうのおと」という作品集に入れてたインストに、
歌詞を乗せてもらったもの。ぼくがソロライブで歌うのは2回目かな?
ナオさん本人も多分1回しか歌ってないと思う。

『おれんじ』はもはや蔵出し的な歌だね。
2004年の、Sunny Funny初ワンマンの前座コーナーのために、
Supermarketsのまーぼうと2人で作った歌。
まーぼうの家に遊びに行って、「こんなコード展開は?」「ならこういうメロディでどう?」
みたいにして2人で作ったメロディに、その数日後まーぼうが歌詞を書いて送ってくれて。
「メロディが、夕焼けのオレンジ色、ってイメージなので」と。
この辺のこと、ブログに書いてそうだな、と思ったんだけど、
そもそもブログを書き始めるより前の出来事だった。そんな昔か。
ちなみに、「たくらみvol.1」で一度だけ弾き語りをしたことはある。
その時に、コード展開は全然違う形に変えちゃったんだけど、今回もそれを踏襲して。

今回のインストは、弾き始める直前までいくつか頭の中に候補はあったんだけど、
あの瞬間「よし、これで行こう!」と決めたのが『just time passes』
2つめの作品集「soundtracks of a day」に入れてる曲ですね。

そして今回のカバーは、渡辺美里さんのアルバム「Blue Butterfly」収録の『amagumo』
作者は、バンド「オセロケッツ」の森山公一さん。
これが切ない名曲なのですが、この時期のみさっちゃんのアルバムは、
わりとファンの人でも聞いてなかった人の多い時期で。もったいない。
でもってこの曲、いざ歌おうと思ったら音域広すぎてびっくりした。
かなりがんばったよ。
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この昨今、ライブハウスでのライブは今までのように目一杯のお客さんは入れられない状況で。
なのでわりとどちらも、無観客で配信にすることが多くなってて。
今回も、収益的なことを考えればきっと配信のみ、もしくは配信を併用してしまった方が、
きっとあがりは大きくなったと思う。それは重々承知。
だけど、今回はそれ、やりたくなかったんだよね。
というのは、先日書いたように、この今のDoppoでの最後のライブになるから。
いろんなイベントを絡ませながら、移転前を華々しく盛り上げるはずだった現Doppo。
こんな状況になって、今月からライブ配信も多く取り扱っているのだけど、
なんかそうじゃない、「いつものライブ」の形で終わらせたくてね。
今月頭くらいからたびたび、Doppoの川崎さんと「どうする?」って話をする中で、
お互い「普通にお客さんを入れる形でできれば」というのが共通項だな、と思ったのもあり。
そしてなんというか、今までDoppoで一緒にやってきたミュージシャン仲間にとっても、
「お店に最後のごあいさつ」をしに来れる機会にでも、なってくれればいいな、
という思いも(ちょっと偉そうだし都合良さそうだけど)あって。
実際、そういう繋がりの深い人たちが集まってきてくれたしね。

ま、そんなわけで今回は「いつもの形で」ライブをすることができて本当によかった。
これ以降Doppoでは、今回のような「客席限定、配信なし」のライブは残り1つだけ。
あとは全部無観客配信のみ、とのこと。

オープン直前からお世話になってきた四谷SOUND CREEK Doppo
8年間、弾き語りのほか、Mac the niceやそのほかたくさんのバンドやサポートで、
大変お世話になってきました。本当にありがとうございます。

という感謝の思いを胸に、
秋以降にスタートする、30秒ほど位置の動いた「シン・ドッポ」でのさらなる発展を期待してます。
リニューアルオープンとなった時は、また早いうちに出させてもらおう!
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2年3年の先輩方 [音楽活動 -たくらみ編-]

まだ先週の「ピアノ三銃士」の話でごめんね。
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当日にもよく話に出てたけど、ぼくとmicchy、創也さんという3人は学年が1年ずつ違う年齢なのね。
ぼくが1年生のときにmicchyは2年、創也さんは3年生の先輩となる。
中学生であるなら、ぼくがパンを買いに走らされる担当。

今回のライブ、最初の登場がぼく。
次に創也さん率いる「CANVAS OF MUSIC」
最後が「micchy piano trio」

CANVASは昨年あたりから著しい変化の時期に突入してる感じでね。
まず、"ピアノ"にこだわってた創也さんが"エレピ"というおもちゃを武器に持ち始めて。
さらには全体のコーラスワーク、各自のボーカル持ち回りなど、
いろいろとフレキシブルなバンドになってきててね。
今回は(おそらく久しぶりに)創也さんが"ピアノ"に立ち返っての編成だったんだけど、
全体の質感が、今まで以上に骨太に、そしてしなやかになった感覚。
それはもう、1曲めに登場した『天秤座への旅』から明確で。
「CANVASがすごいぞ・・・」と、サウンドチェックからずっとワクワクしちゃったね。
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ちなみにCANVASの時間はぼくが創也さんからの依頼でカメラマン担当。
ワクワクしながら、そのみなさんの表情を切り取らせていただきました。

前回はソロの弾き語りだったmicchy。
ライブはおそらくあの時以来だと思われる今回はピアノトリオで登場。
おじさま2人に胸を借りて、という感じなのか、
非常に楽しそうに、非常におおらかに歌ってたのが印象的。
おそらくこの1年、仕事が忙しくて音楽活動の方はまったく手付かずだったようで、
その溜まってたものを解放させてる感じでもあったかな。

そして、micchyたっての希望で「カバーを2曲、歌に専念して歌いたい」ということで、
トリオの中にぼくが混ざらせてもらうことに。
ま、川崎さんとけんたろさんとの3人なので、ある意味「いつも通り」な雰囲気でね。
まずはそんな3人をバックに従えてCarpentersの『I Need to be in Love』
けんたろさんも大好きな歌ということで、リハの時には大々的な歌唱指導もあったりして。
もう1曲はミュージカル「Crazy for You」の楽曲『Someone to Watch Over Me』
こちらはぼくのピアノとmicchyの歌だけで。
なかなかジャズ的要素を出すのは難しかったけど、本番はかなりいい感じだったんじゃないかな?
歌うことに集中したmicchyの歌、これがまた今回大好評だったようす。
みんなが「グッときた」って、口々に報告してたからね。

この2曲を終えて楽屋戻ったら、創也さんから「さすがのお仕事!」ってお褒めいただき。
やっぱりそこだよなぁ、ってね。
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そうそう、micchyは予定外のアンコールで、ソロ弾き語りで彼女のある意味代表曲の
『シンデレラ』を披露。会の締めを爽快に飛ばしてくれました。

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さて。
今回もまた開演前のBGMをぼくが編集して持って行きましてね。
前回は完全に「SONY系」を決め事にしたんだけど、
今回はもう少し幅を広げて。というつもりがどうしてもSONY系に偏る。
まあ、しょうがない。っていうこんな選曲で。

○BARBEE BOYS「泣いたままで listen to me」
○岡村靖幸「カルアミルク」
○渡辺美里「すき (Apricot Mix)」
○KAN「REGRETS」
○今井美樹「雨にキッスの花束を」
○大江千里「Rain」

「オープンしまーす」って時間からしばらくの間、みんなで客席側にいたんだけど、
1曲め始まるなり、「1曲めからキテますねぇ!」ってFujimoさんと創也さん。
2人は代々木のBARBEE BOYS見に行ってたからなぁ。
その後もしばらく音楽に合わせて一緒に歌ってたりして。
「SONYじゃないと思ったらKANですか」とか。
みんなでなかば大合唱のように「チュウチュウ!」って言ってたりね。

ぼくの出番が終わってからCANVASへの展開の時にはユニコーンの『おかしな2人』と、
米米CLUBの『TIME STOP』
Fujimoさんは「準備前に考えてたこと全部飛びました」と。
創也さんも「みんなまさぼう選曲に持ってかれてるぞ!」とかね。

micchyの準備中にはなんと、少年隊の『What's your name?』
micchyのやる気をマックスにするにはこのくらいのドーピングがあってもいいかな、ってね。
後から聞いたら「頭の中で振り付け出てきてた!」とのこと。
少年隊のステージはVHSからほぼ抑えてるらしいからね。

と、そんな感じでみんなで本当に楽しんでお届けした今回の『ピアノ三銃士』。
四谷の"今の"Doppoでお届けするのは今回が最後でしょう、きっと。
次回はまた来年あたりにでも、新しいDoppoで、新しいわたしたちでお届けできるように、
3人3組、この1年また研鑽を積んで行きたいものですね。
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見にきてくれた皆様、本当にありがとう。
そして一緒にステージに上がってくれたみなさま、こちらも本当に感謝です。
またやりましょう!

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[おまけ]
micchyの演奏が始まると同時にタコライスを食べ始めるわんぱく下級生2人。
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春のたくらみ、終了! [音楽活動 -たくらみ編-]

昨晩の「ピアノ三銃士 Vol.4」のイベントの中での「まさぼうのたくらみvol.22」、
無事に終了いたしました。
集まってくださったたくさんのみなさま、本当にありがとうございました。

このライブ前日に、ニュースで「大阪のライブハウスで新型コロナウィルスの感染あり」
っていう報道が出ちゃったんだよね。
これによって、「今はちょっとライブハウスを控えよう」という風潮も出てしまい、
さらには、若干の体調不良も「外出控えます」となり。
当初「行くよー!」とお知らせいただいてた人数の、実に1/3にまでなってしまいまして。
この昨今、致し方ないね。
(別に、他の時でも何も言わないけど。)

出演3組とも、お客さんのキャンセルがそんな感じでね。
「もう、今日は何となれば"シークレットギグ"のつもりで行こう!」
なんて話してたんだけど。
それでもあれだけ集まってくださった、というだけでもうみんな感謝です。

ま、それはそれとして。
今回のぼくのセットリストね。
だいぶチャレンジャーなことしちゃったな、と、本番になってから思ったね。
「今やってみよう!」と思った曲がいくつかあったもんでそうなったんだけど。
最近の自分の体調の問題なのか、以前のようにハコバンで定期的に歌わなくなったからなのか、
単純に「加齢」でなのか、音域のてっぺん近くのあたりでの持久力が足りなくなってるような。
そんなこんなで、当初予定してたキーよりも下げたんだよね。半分の曲で。
そうしたら、ちょっと弾きにくくなったりもして。

<まさぼうのたくらみ vol.22 in ピアノ三銃士 vol.4
1. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
2. からっぽのはこ (詞/曲:中田征毅)
3. おじゃまします (詞/曲:中田征毅)
4. 会って話を (詞/曲:堀込高樹)
5. SHY (詞:今井弘幸・中田征毅/曲:中田征毅)
6. raison d'être (詞/曲:中田征毅)

3組の最初だったのでね、ちょっと出だしでいつもと違うことしたくなって、
『ひとりたびごっこ』最初の1節だけアカペラスタート、という仕掛け。
で、出だしから一番歌い慣れてる歌を歌ってしまって、
その先はずっとジェットコースター気分。
前回『おじゃまします』を初披露した時に、
ブログで「昔作った曲に似ちゃって」という話を書いたのだけど、
今回はその「昔作った曲」と「今作った曲」を並べてみちゃえ!という試み。
「全然違う曲だよ!」という声もあり、「似てるフレーズはやっぱりありますね」という声もあり。
ま、今後この2曲は一緒に並べなければいい、というだけの話で。
ただ、一度こうして提示したからもうよし。すっきりした。

今回のカバーコーナーはV6のお兄さんトリオ=20th Centryの『会って話を』
詞曲だけでなく、アレンジと演奏までKIRINJIが担当してるもんで、
V6のアルバムを聴いてたはずなのに突然KIRINJIが始まってびっくりした!
というそんな曲。非常に難しい曲なんだけど、ものすごく名曲。
何とかこれを歌えるように、ってかなりピアノ練習したからね。
(途中でキー変えてわけわからなくなりそうだったけど)。

そしてSunny Funnyのナンバーからはまさかの『SHY』という選曲。
昨年末くらいに「Official髭男dismを聴いてるとSunny Funnyを聴いてる感覚になる」
ということを聴いてから、初めてヒゲダンを聴いてみて「あー、なるほど」と思って、
そこからどっぷりのめり込んで言ったわけだけど。
その時に、初めて聴いたヒゲダンの曲が『SHY』と非常にかぶったんだよね。
それで「ならば、『SHY』をこの曲に寄せてみよう!」と、思いついた次第。
ただ、『SHY』やるにあたっては、歌詞の問題があって。
当初から「歌詞を書き直したい」と作詞者の今井さんが言っていたのだけど、
なかなかその機会もないまま来ちゃってるわけで。
で「おれ、この機会に手直しさせてもらっちゃおうかな?」ってね。
今井さんに許可とって、歌詞を再考し始めたものの、整ったのは本番の午前中という。
でも、なんとか間に合わせました。
これまた、このピアノのパターンで歌うのは難しかったな。

今回はどの曲も、「なぜこれにしたか」ってことを話したかったので、
その説明も加えながら進めるとなると時間もいっぱいいっぱいで。
インストなし、ということになりましたよ。

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初めてみてくださった方から、
「高校時代に、もうあんな曲を作ってらしたんですか!」と言っていただけたり、
「KIRINJIかぁ!」と言われたり、
「声がきれいですね」と言われたり。
声ね。いまだに自分の声に自信がもててないわ。

そういえば、聞きに来てくれてたMac the niceのMac有賀さんが、
「まさぼう、"Mac the nice"でも歌う?」って言われて、
「いや、それは違うと思います」と。
ま、それにしても、やっぱりもう少し、
適当にカラオケででも、のど使っておかないとダメだなぁ、
なんてことを思った次第。

今の四谷Doppoは、7月いっぱいで建物の取り壊しのために閉店になるんだよね。
もちろん移転先を現在探し中、ということなんだけど、
7月あたりに、もう一度出ておきたいなぁ、なんてことも考えてる。
ま、弾き語りじゃなくて別のバンドなんかでは、
少なくとも現時点で4回、出る予定はあるんだけど。

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というところで、ほかの2組とのお話はまたあらためて。
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たくらみ終了! [音楽活動 -たくらみ編-]

ということで、25日のたくらみ終了報告を今。
見にいらしてくださったたくさんのみなさま、本当にありがとうございました!

前回のたくらみが1月。
半年以上空いちゃってるし、そろそろやっておきたいなぁ、という思いは強く。
10月にずれ込むとびゅーちふるずのワンマン準備も絡んでくるしな、
なんてことを考えて9月中にやることを決めたわけだけど、
その時点では、毎年9月後半はあわただしくなる、ということをすっかり忘れてたんだよね。
今回、正直時期的にはなかなかきびしかったわ。おれの頭の中が。
ほんと、「あー、この時期選ぶんじゃなかった・・・」と心折れそうだったからね。
次回から、かなり気をつけよう。

さて、それはそれとして。
なんとか気持ちも整えて、たくらみに臨みましたよ。
正直なところ言うと、
みごとに1週間、ライブとリハの連続での脳内疲労と、
寒暖差の激しさに、風邪をひきそうな危ういところにいて。
火曜日の夜の時点で「これ、寝ておきたら喉が腫れてそうなやつだ!」というところまで。
とにかく薬を飲んでおいて、ビタミンCも十分に摂って、
寝るときにマスクもして。(結局外しちゃったけど。)
当日もできるだけ喋らずに本番まで。

と言う感じで、わりと"ほーほーのてー"で迎えた本番。
あ、そういえば本番前に念のためのドーピングをしよう、
と思ってたのに、結局そこまでせずに大丈夫だった、というのを今思い出した。

<まさぼうのたくらみVol.21>
1. おじゃまします (詞/曲:中田征毅)
2. かがり火 (詞/曲:中田征毅)
3. シーソー (詞/曲:サイトウヒロミ)
4. ある日、駅で (詞/曲:高野寛)
5. 夜舟 (曲:中田征毅)
6. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
7. raison d’être (詞/曲:中田征毅)

スタートは、前日に書き上げたばかりの新曲『おじゃまします』から。
一昨年、昨年と島を旅して自分が思ったことを書き留めた、そんな歌です。
この歌については、またあらためて書きますので。

続いて、2曲めに早くも登場したのが『かがり火』
9月なんでね。やっぱりこの曲はやります。

『シーソー』は、今月1日にライブのサポートをしたサイトウヒロミさんのレパートリー。
あのライブから1週間くらいして、ふと「歌わせてもらってみようかな?」ってね。
男目線から見た曲、ということもあって、ぼくが歌って見てもおもしろいだろう、と。
女性が書く「男目線の言葉」っていうのは、男にはかけないよねぇ。
逆もまた同じことだけど。
ご本人の前で歌うのもなかなかドキドキものでした。
MCでヒロミさんと作ったCDの話をして、
そのことで、ヒロミさんが持って来てくれた「sincere/彼方」のCDも4枚売れたという。
うれしいお手伝い。

続いて、今回のカバー曲は高野寛の『ある日、駅で』
高校時代に初めて聞いた時から大好きな歌なんだけど、
このシングルバージョン、今ではかなりのレア曲になってるんだよね。
一切のアルバム、ベストにも入ってないし配信もされてない。
名曲だと思うんだけどなぁ。ご本人、好きじゃないのかな?
これは、音域的にも非常に歌いやすかったな。ずっと聞いて来てるし。

そして今回のインストは『夜舟』を。
この曲は2回目かな。
次に音源集を作るときには絶対に入れるつもりでいる曲。
途中の音が難しすぎるので、今回かなり練習したね。
非常にうまく弾けたのだけど、正直、今回の並びの中で、この位置ではなかったかな?
なんてことを、弾きながら思ったりして。

そのまま『ひとりたびごっこ』へ。
あいかわらず、この歌は安心する。歌い慣れ度が違うな。
でも、今回はなんか新鮮な気持ちで歌えた気がしてる。なんでだろ。

最後は、これも定位置になってしまった『raison d’être』
この曲もだいぶ歌い慣れて来たな。ちゃんとはまるようになって来た。
そして、今回はこの歌を比較的さらっと、感情入れすぎずに歌えたな。
リハで歌ったときにかなり「入っちゃった」感じがあって歌えなかったのだけど、
その分、本番ではかなり客観的に見られたかもしれない。

今回は『かがり火』に人気が集中したね。
初めて見てくれた人、初めてこの歌を聞いてくれた人が「いい歌ですね」と。
さらには、以前にも聞いてくれてる人が「やっぱりいいですね。」と。
この日のこの歌は、先述の通りノドが怖すぎて心配だったんだけど。
案外それが、郷愁というか、晩夏の雰囲気とうまく合致したのかもしれない。
で、1つ思ったのは、この曲を歌うときに「作務衣」であるのはかなりの相乗効果だ、と。
和のメロディに和装。大きいかも。

ま、そんな感じで晩夏のたくらみ、無事終了しました。
次回はどうだろな、年明けくらいかな?
その頃にまたよろしくです。
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3人で合わせてみたら、の巻 [音楽活動 -たくらみ編-]

今回の「ピアノ三銃士」で、気がつけばもう3回目。
前々から、いずれは3人で何かしたいね、ということだったんだけど、
とうとうその時が来た、ということで。

いろいろと「どう絡むか」の提案が出た中で、今回は「3人で一緒に歌ってみよう」ということに。
さて、では何の曲にするか、と。
3人でやる、と決まった時点でぼくの中では「この3人なら千里さんの『本降りになったら』か『Rain』か」、という2択が頭の中で渦を巻き。
なにかほかの曲はないだろうか、なんて考えてたところに、創也さんから、
「『本降りになったら』が出て来ちゃうんだ・・」というご意見。
ですよねぇ。やっぱりそこになりますよね。特にこの3人なら。
それで決まり。
さらに「ならばぼくはベースを弾こうかな」ということで。

当日、いざ合わせてみて。
いやぁ、難しい歌だなぁ。でもなんだかうれしいなぁ。
最初の1回はあまりにドキドキしちゃって完奏しただけで満腹。
結局、3回くらいは合わせたかな?
「本番は、きっとうまくいく。」と言い聞かせて。
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個人的にはね。
久しぶりに創也さんのベースを聞けたのと、
創也さんがカバー曲を歌う、という貴重な場面を持てたのがうれしかったな。
それとmicchyの声とともにハモって歌えたのも楽しかった。
次回開催の時も、なにかまたやりたいもんです。

そうそう、このセッションコーナーの本番の時には、
Tシャツ屋さんもやってる盟友あくまさんから誕生日にいただいた、
ある意味反則ワザのTシャツを着て登場。
やっと、人前でこれを着る機会が作れたよ。
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ほかの2人の歌についても少し。

今回1番手の出演はmicchyさん。
前回はトリオだったので、「今回は1人で表現をしたいと思って」とあえてのソロ。
だいぶ、思いは強かったらしいね、今回のライブに向けては。
その気合いが、途中でちょっとから回ってしまったようで。
楽屋から「落ちつけぇー落ちつけぇー!」って念を送ってたよ。
それでも最後には持ち直して。
本人曰く「10年やってて、まだこんなことあるんだ・・・」って気にしてたけど、
それもまたライブですよ。
バラード系が多くなったのは、冬だったからかなぁ。

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そして、3番手は創也さんがバンド「CANVAS OF MUSIC」を従えて。
今回はバンドでやりたい、ということだったのだけど、
やっぱりバンドの音になると俄然表現も変わってくるよね。
前2回、わりと創也さんの選曲はゆったりめの曲が多かったんだけど、
今回はガツンとリズムのあるものが多かった気がする。
何か、モードが違うんだな、きっと。
ベース=さとなをさんの歌の儚げながら凛とした雰囲気とか、
ギター=フジモさんのコーラス具合もよかったな。
そうそう、今回はぼくが創也さんと知り合った時のバンドのギタリスト=ODAKAさんが見に来る、
ということで、ドラムのうえっちさんと合わせて「Conglomerate」集合じゃないか!
というのも密かにわくわくしたな。

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ところで今回、勝手に客入れ中のBGMも編集して行ってね。(某バンドのときのよう)。
自分たちが中学高校生に戻りそうな選曲で。CBSとEPICに限定した選曲。

「開場しまーす!」と言う時に創也さんとmicchyと3人で楽屋で話してたんだけど、
1曲めが始まった瞬間、創也さんが「PSY・Sかぁ・・・」と反応。
さらに、TM NETWORKの『KISS YOU』が始まった瞬間笑い出し、
「だめだ、TMで話が頭に入ってこない!!!」と。

この頃、客席でミネストローネライスを食べながらフジモさんも胸がざわざわしてたらしい。
本番中のMCでもしきりに「TM NETWORKとかさぁ」と口にしてたもんで。

ちなみにこんな曲たちだったことも書き残しておこう。
[客入れ中]
○Parachute Limit/PSY・S[saiz]
○大好きなシャツ (1990旅行作戦)/渡辺満里奈
○KISS YOU/TM NETWORK
○どぉなっちゃってんだよ/岡村靖幸
○僕の森 (Forest Notes Version)/遊佐未森
○これから/大江千里
[転換1]
○ステイションワゴン/鈴木祥子
[転換2]
○Mermaid In Blue/種ともこ
○命果てるまで/UNICORN
[終演後]
○10years/渡辺美里

ひとのライブ見にってBGMがこんなだったら、おれはひとりで盛り上がる。

そんなこんなで、
同じ世代で同じ音楽を聴いて来て、
それでいて作る音楽のスタイルがそれぞれ別にある、
という3人の楽しいライブでした。

ま、年に1回とかで定期的にできるイベントになっていったらいいな。今後も。
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