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春のジョイソノ [音楽活動 -もろもろ-]

山下達郎トリビュートバンド=ジョイ・ソノリテスの春の定例公演が、
今年も無事に先週23日にありまして。
なんとか駆け抜けた、という感じですかね。
見に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!

今回はね、全てのセットリストや演出を考えてるボーカルNorry氏が、
通常の仕事の激務のために、なかなかジョイ・ソノリテスに割ける時間の余裕なかったようで。
セットリストの決定は、それでもがんばってくれたのだけど、
事前のリハーサルが直前に1回分しか取れず。
加えて、なんとか調整をつけようと[ウィンク]くれたのだけど、
コーラスのながさんが諸事情により不参加、ということになって。
全員、ものすごい集中力で本番に立ち向かったわけでして。
ま、そんなこんなで序盤はなかなか軌道に乗るまで時間かかっちゃった感もあるけど、
だんだん、全部がまとまっていったかな。

<ジョイ・ソノリテス 2024春>
0. 土曜日の恋人
1. ずっと一緒さ
2. 氷のマニキュア
3. ピンク・シャドウ
4. RAINY WALK
5. ジャングル・スウィング
6. 夜の翼
7. 永遠のFULL MOON
8. 月の光
9. MAGIC WAYS
10. THE WAR SONG

11. うたのきしゃ
12. SUNSHINE -愛の金色-
13. 愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-
14. THE THEME FROM BIG WAVE
15. SILENT SCREAMER
16. LET'S DANCE BABY
17. DOWN TOWN
18. RIDE ON TIME
19(en). いつか (SOMEDAY)
20(en2). ラスト・ステップ

Vocal : 澄川典明
Guitar : 鈴木じろう
Bass : 深山健太郎 
Keyboard : 中田征毅
Keyboard : 河野広子
Drums : 川﨑裕之
Sax : 山中成高
Chorus : 宮田俊子
Chorus : Micky

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毎回ライブのスタートはぼくとNorryさんのデュオで1コーラス分くらいふわっとやるんだけど、
今回は1曲目の『ずっと一緒さ』の出だしをアカペラスタートにしたので、
それを際立たせるためにあえて2人ではやらず。
ぼくが1人で出て行って、メンバーが入ってくるまでポロポロ弾いてる、という演出。
『ずっと一緒さ』がFのキーなので、それに合わせる曲を、と頭フル回転させたんだけど、
半音違いの『土曜日の恋人』しか出て来ず。
とりあえず弾いてたのだけど、あの曲1コーラスの中で部分転調を2回くらいするんだよね。
半音ずらしてるもんで、その音がわからなくなって、なんとかして繕いながら弾いてたね。

ま、そんな感じでおれひとり焦ってる中でみなさん登場。
Norryさんのアカペラからスタート。
そこにぼくのピアノが寄り添うように入って、サビからバンドイン。
うまくスタートは切れたものの、Norryさん、ところどころ歌詞を見失っちゃってたりして。
「大丈夫かな?」なんて思いながら進めて行ったね、この時。
ちなみにこの日のセットリスト、1曲目の『ずっと一緒さ』がはじまったら
7曲目の『永遠のFULL MOON』までノンストップで駆け抜ける演出。
途中で全く休めないという怖さもある中で、1曲目から心配になっちゃった、ていうね。

2曲目の『氷のマニキュア』は前にも一度やったけど、ご本家がやってないシリーズの1曲。
実はぼく、この曲のド頭で、次の曲の準備をしてしまって違う音鳴らしちゃいました。
「おれも、落ち着け!」って自戒。
『氷のマニキュア』から、定番の『ピンク・シャドウ』へと、アップテンポの曲を繋ぎ。
そのあとは少し落ち着かせて、『RAINY WALK』を。
このイントロ部分で少しだけご挨拶のようにMCを入れたりして。
Norryさんが「自分でも、今日できるのかな、と思いながらやってます」と。
ゆったりながら体の揺れる気持ちよさで『RAINY WALK』をお届けしたあとは、
ニューオリンズなビートに乗せてどっしりと『ジャングル・スウィング』を。
この辺りでは、ぼくも低音コーラスを混ぜたりしつつ。
この曲をいつものように人力フェイドアウトしつつ、
そこに被ってくる、Micky自作のコーラス音源(ながさんのコーラス入り)を流しながら、
コーラス陣とNorry氏による擬似アカペラで『夜の翼』を1コーラスほど。
そこにクロスフェイドするように、ぼくのエレピが切り込んで『永遠のFULL MOON』
この曲まできて、ようやく演奏止めてのMC。
思えばすごいよね、ここまでお客様にも休ませない、っていう。
でも、曲に緩急ついてるので、飽きたりせずについて来られてたと思う。

しばしお話しなんかしてから、ワルツな『月の光』
これもご本家がやらないシリーズ。Norryさん曰く「日本でいちばん『月の光』を歌ってる男」と。
このあとは1曲1曲切りながら、次もご本家がやらない『MAGIC WAYS』
これは途中の「Clap your hands!」の部分でみんなが一瞬演奏止めて手を叩く、
といういつもの演出を入れて。あの瞬間、お客さんみんな一瞬どきっとしてるよね。
1ステージ目の締めは、『THE WAR SONG』
ロシアとウクライナが戦争始めちゃった時に「今、この曲をやろう」とやり始めて、
まだ状況変わらず今回も演奏してる、というね。
せしりんさんこだわりの音色と、曲終わりのシゲ☆マンのサックスソロも存分に聞かせて。

休憩中には、これももう恒例になってる、コーラス空さんの「紙鉄砲講座」。
ここ数回、クラッカーがわりの紙鉄砲を作ってきた中で「藁半紙がいちばんいい音」とわかり、
藁半紙製の紙鉄砲を配り「このタイミングで鳴らしますよ!」と練習も重ねて。

今回はその後に、中間余興コーナーとして、
だいぶ昔に一度コーラスで助っ人参加してもらったマッチーさんを迎えて、
じろうさんおギターとNorryさんとトリオで『Let It Be Me』をやったりしてね。

2部は、これまたジョイソノでは定番になりつつある、ご本家やらないシリーズ、
『うたのきしゃ』からスタート。
そのまま間髪入れず『SUNSHINE -愛の金色-』へ。これも最近よくやってるね。
今回はなんだか、コーラスがうまく響いてた気がするな。
で、毎度のつなぎで『 愛を描いて -LET'S KISS THE SUN-』へ。
気持ちは沖縄飛ぶよね、この曲は。
今回はさらにそのまま『THE THEME FROM BIG WAVE』へとなだれ込み。
この曲は、ライブのアレンジを参考にした進行でやったんだけど、
どこでどの展開に入るかがややこしくなって、みんなそこ間違えないように必死。
後半のコーラスがメインになる部分ではぼくも低音に加わりまして。
2部は2部で、4曲がっちり続き、という構成。4曲なんてもう怖くない。

さて、ここでなにやら長い長いMCをはさんで、
今回初出しのレパートリー『SILENT SCREAMER』へ。
この曲の後半、ベースとドラムのソロを入れよう、ということで、
これもライブのアレンジを参考にしたのだけど、けんたろうさんと川崎さんの中で、
「ここもう、ギャラファンしちゃおう!」ということで、ここで突然のCASIOPEA。
そして、世代のせしりんさんとじろうさんが見事にそこに乗っかる、っていうね。
そんなフュージョンから歌に戻って、『LET'S DANCE BABY』へとつなぎ。
空さんの講義の甲斐もあって、みなさんきれいに、
「しんぞーおーに!」「パン!!」と紙鉄砲を気持ちよく鳴らし。
曲の後半では、いつもは"レツダン研究家"ながさんとNorryさんの歌の掛け合いが定番なのだけど、
今回はながさんいないのでね。
どうするのかなぁ、と思ったら、ながさんからNorryさんへしっかりとネタのことづけが。
ちびまる子ちゃん初代オープニングの『ゆめいっぱい』と、KANさんの『愛は勝つ』を、
うまく乗っかってるのか微妙なラインでNorryさんが乗っけて。
いつもよりだいぶ早めにコーナー切り上げて歌に戻り、
いつものように『DWON TOWN』へとつなぎ。
ここで終わることもあるのだけど、今回はその後に『RIDE ON TIME』まで続けて。
結局2部は長いMCを一度入れただけで、後半も4曲を繋ぐ、というね。
そりゃ、見てる側も「あっという間におわってしまった」って気分だよね。

さて、アンコールでは前回初だしした『いつか (SOMEDAY)』を再び。
ふわっと幸せな気持ちになるこの曲で大団円、といったところでバンドは退散。
その後に、おまけとしてNorry+じろう="路地の隅"の2人で『ラスト`ステップ』を。
楽屋で聞いてたのだけど、なにやらいちばんの聞かせどこrでタイミングが合わなかった様子。
笑ってたね。

いやぁ、多分みんな「あっという間」という感じだったのだと思うけど、
終わってみたら時間がかなりいいところまで来ちゃってて、びっくり。
まあ、感覚とは裏腹に、曲数は相当やってるからね。

ほんと、出だしは色々危ういな、と思うところもあったけど、
終わってみればかなり充実した時間でありましたよ。
来てくださった方、みなさん満足してくれてたしね。
笑顔で「次もまた来ます!」って。うれしいね。
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ということで、次回はまた秋ごろに登場する予定。
決まり次第、お知らせしますが、結構すぐにお知らせできそうな予感。
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