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ナオさんが大貫さんをうたう伴奏をした件 前編 [音楽活動 -もろもろ-]

各方面から「行きたかったんだけど・・・」という声がたくさん聞こえてきた、
4日のキタムラナオコ 大貫妙子をうたう」は無事に終了しました。
来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。

今回、選曲はいろいろと悩んでね。
あまりマニアックな方に偏り過ぎても、聞いてる人が退屈しちゃうかもしれないし、
知られてる曲ばかりで、コアなファンの方に「なーんだ」って思われちゃうのも残念だし。
ということで、その辺をうまくミックスさせながら、ね。
結果、こんな曲たちで送りました。

<キタムラナオコ 大貫妙子をうたう>
1. 蜃気楼の街(1975/SUGAR BABE SONGS)
2. 横顔(1978/MIGNONNE)
3. あこがれ(1978/MIGNONNE)
4. 幻惑(1983/SIGNIFIE)
5. 子猫物語(1986/映画 子猫物語)
6. 彼と彼女のソネット(1987/A Slice of Life)

7. 花・ひらく夢(1990/NEW MOON)
8. Rain(1997/Lucy)
9. Happy-go-Lucky(1997/Lucy)
10. Tango(1997/Lucy)(※1995/坂本龍一 SMOOCHY提供のセルフカバー)
11. Time To Go(2005/One Fine Day)
12. ふたりの星をさがそう(2022/single)(※1996/竹中直人 イレイザーヘッド提供のセルフカバー)
en:月のオペラ(1984/薬師丸ひろ子 古今集)

この曲順、単純に年代順にならべたもので。
リハ段階では少々入れ替えてみたり、セルフカバー曲は提供時の年代にしてみたり、
いろいろと試してみたんだけど、最終的にはリリース順に則してみよう、と。
この「年代順」にした曲順がとてもよかったようで、
お客様からの感想で「昔から現代へ段々と時間を経て大貫妙子さんトリビュートアルバムライブを聴いているような心地よい気持ちになりました。」といううれしい言葉も。

そうそう、やはりこれらの曲をなぜ選んだか、曲の背景はどんなものか、
ということをたくさん話したくて、基本的には曲間それぞれにMCを。
それが「ラジオを聞いてるようでよかった」という感想もあったりして。

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出だしはやっぱりシュガーベイブからだよね、と『蜃気楼の街』から。
続いての『横顔』は、わりと色んな方にカバーもされてるし、CMにも使われてたから、
耳にしたことがある人はいたんじゃないかな、と。
『あこがれ』は、実はぼくノーマークだった曲でして。ぼくとしては意外な選曲。
ただ、ナオさんがこの曲を歌ってみたいと思ったのは、なんとなくわかる。
そしてこの曲、絶対にご本人はもう歌わないだろう曲、だね。

逆に『幻惑』はナオさんがノーマークだったという曲。
昨年末の大貫さんのコンサートで聴いたようで、「中田さん、知ってます?」と。
ぼくは「大貫さんの曲の中でもTOP3に入る好きな曲ですよ!!」と。
そんなところからも、ではやってみましょうって。
あのイントロはどうしても原曲のまま弾きたい! とものすごく練習して。
それこそクラシックの楽曲を練習するかのように練習して。
でも本番ちょいとミスして凹む、っていう。(次の機会にまたやりたい!)

『幻惑』から『子猫物語』のつなぎは、今回唯一MCなしでつないだ場面。
予告なく『子猫物語』を聴いてもらいたかった、という演出ね。
もちろん、こんな曲を持ち出してきたのはぼくで。
今回の企画で、せっかくなので大貫さんが他の人に提供した曲を歌ってみる、ていうのはどう? と。
特に、先日話した時に延々、年末の坂本龍一の配信ライブの話をしてたもんで、
「大貫詞/坂本曲」という提供の中から選んだらおもしろいかな、ってね。
これ、いくつか曲を提案した時点でナオさんが「これはやりましょう!」って。
お互い、小さい頃にTVから大量に流れてきた、という記憶を持ってるもんでね。

1部の最後は『彼と彼女のソネット』
数年前に、ギターのたくちゃんとのトリオで一度やってみたことがあって、
その音源がネットに上がってるんだけど、知らない間にたくさんの人に聞いてもらってた様子。
この曲、なぜか本番だけ間奏の展開を知世ちゃんのシングルバージョンのように弾いてしまい、
自分でちょっとだけあせってしまった。まあ、ことなきを得たけど。

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やばい、前半のことだけでかなり長くなってる。
後半については、記事わけましょうかね。
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