引力の強い夜 [音楽活動 -たくらみ編-]
さて、夕方には浦和から秋葉原へ移動。
アンプやらキーボード(こちらではTRITONを使用)は前日の閉館間際に搬入済み。
とは言っても、事前のびゅーちのためのX5Dとか衣装の類いで荷物は結構なものだったけど。
ぼくが着くちょっと前に直子嬢も到着してたようで、初めての小野寺さんの写真を、本人からいろいろ説明してもらっていた。
19時近くになって、いざセッティング。
ここで、今回最大のトラブルが発覚!
なんと、ぼくが借りて来たアンプの電源が入らない、と言う事態。
接触なのか、中がやられちゃったのか、電源を入れると一瞬ランプが点いて、そしてすーっと消えてしまうという。なにか間違った使い方をしてるのか、と持ち主に電話するもつながらず。いろいろと手を尽くしてみるが、これはもう、このアンプを使うことを考えても一向に解決はしない、という結論。
で。
とりあえずキーボードの音をなんとか出さないと始まらない。
ギャラリー所有の決して大きくないスピーカーから、キーボードのフォン端子に挿して出そう、と。
しかし、ジャックの大きさが違うもんで、その変換プラグをギャラリーのスタッフの人が会に走ってくれて。秋葉原という立地が救ってくれたね。
歌はもうしょうがない、生歌か。幸い天井も高いし波板になってるし、響きはいいとは思うけど。
まあ、キーボードからの音が出せる状態にはなって。ひとまず安心。
と、ホッとしたところに、直子嬢がひとこと。
「これ、マイクここに挿して出たりしないですかね?」とキーボードを見てる。
いや、それはどうだろう、とジャックの口をいろいろ見てたところ、「INPUT」の脇に「MIC/LINE」という切り替えスイッチ発見。もしや、行けるのか? どうなのか?
マイクをそこに挿し、プログラムを少々いじってみる。あ、反応してる。声出てる!!!!
てなわけで、最終的にはきちんと鍵盤の音も出て、歌もマイクを使ってできることに。
頭を使うと出来るもんなのね。
<Music Live in 「深徊」>
[一部 : 鍵盤ソロ]
1.鴇色
2.フィルムの記憶
3.paranoia
4.Forester
5.no one's here (ground)
6.Home Sweet Home
[二部 : 歌]
1.雨の街を (荒井由実)
2.So Far Away (Carol King)
3.Samba de uma nota so (Antonio Carlos Jobim)
4.My Favorite Things (from "Sound of Music")
en.Allelujah (Fairground Attraction)
Keyboard:中田征毅
Vocal:北村直子
-----
そんなこんなのトラブル解決直後で、結構頭の中とっ散らかったままライブになだれ込んじゃった感じだったかな。でもまあ、空気は元に戻せたようで。
ぼくのソロ時間は、会場でも流してる曲を中心に、そうでない曲も交えてね。
そう言えば、『Home Sweet Home』だけは公の場では初披露かな。昔友達の披露宴二次会で弾いたことはあったけど。ピアノ曲なんだけど、会場の雰囲気とは毛色が違うので今回録らなかった曲のひとつ。
そして直ちゃんとは、比較的今までのレパートリーから出してるんだけど、1曲目の『雨の街を』だけは初めて。小野寺さんの写真を見た彼女からの提案。「夜明けの色」というキーワードでの選曲だと。
最初に提案されたときは、ぼくとしては意外だったけど、これも彼女に声には合うな、と思って。
いやあしかし。今まででいちばん緊張してたね。あそこまで緊張してる声は初めてだったな。ま、すぐに落ちついて来たけど。相変わらず引力の強い歌。
前にもやった『one note samba』は今回原語のポルトガル語で挑戦。英語より歌いやすかった、とのこと。この曲はやっぱりポルトガル語の方が雰囲気が出るよね。
途中何度か、鍵盤とマイクのバランス調整をしたりして、お客さんにも協力してもらって。
あの環境を許してくれたお客様に感謝!
いやほんと、今回こういう場を作ってくれた小野寺さんにはほんとに感謝です。
ありがとうございました。
見に来てくれた方々には、なかなか好評だったようでひと安心。
ギャラリーの方からも「ほんとによかったです」って言ってもらえて。
投げ銭も結構いただいたし、CDもたくさん買っていただいたし。
恐縮です。
ライブの最後に、小野寺さんから2回目の「アンコール!」がかかったときの直子嬢の
「もっと聞きたい方は24日にお願いします」
という切り返しの素晴らしさには、密かにぶっとんだ。あなたなかなか言うのね。
ちなみに24日のライブ、残席わずかです。片手分ないくらい。
ほんとに、もっと聞きたい方。早めにご連絡くださいね。
----
4/24(土)
北村直子マンスリーライブ in 神田仲谷
神田仲谷
open19:00/start20:00〜 ¥1200 + drink
----
ライブは終了しましたが、小野寺さんの個展「深徊」は18日までgallery COEXISTにて開催してます。
みなさんもぜひあの写真たちに会いに行ってみてください。
これまた、引力の強い写真たちです。
会場ではぼくのCD「soundtrack of a day」も売ってますので、併せてぜひ。
(予想以上にうれててびっくり)
--
でもって、昨日の帰り。
半蔵門線に乗ったら、永田町を出たところで「駒沢大学駅で人身事故のため、次の青山一丁目で運転見合わせます」とのこと。しばらくして次の表参道まで動きまた止まる。もう、どれだけ遅くなってもいいよ、寝てるから。とひたすら寝てた。駒沢に着いたのは12時も少しまわった頃。
この前も山手線で事故に遭遇したしなあ。何か引きずってるのか。
トラブルに見舞われた夜は、おまけ付きでした。
アンプやらキーボード(こちらではTRITONを使用)は前日の閉館間際に搬入済み。
とは言っても、事前のびゅーちのためのX5Dとか衣装の類いで荷物は結構なものだったけど。
ぼくが着くちょっと前に直子嬢も到着してたようで、初めての小野寺さんの写真を、本人からいろいろ説明してもらっていた。
19時近くになって、いざセッティング。
ここで、今回最大のトラブルが発覚!
なんと、ぼくが借りて来たアンプの電源が入らない、と言う事態。
接触なのか、中がやられちゃったのか、電源を入れると一瞬ランプが点いて、そしてすーっと消えてしまうという。なにか間違った使い方をしてるのか、と持ち主に電話するもつながらず。いろいろと手を尽くしてみるが、これはもう、このアンプを使うことを考えても一向に解決はしない、という結論。
で。
とりあえずキーボードの音をなんとか出さないと始まらない。
ギャラリー所有の決して大きくないスピーカーから、キーボードのフォン端子に挿して出そう、と。
しかし、ジャックの大きさが違うもんで、その変換プラグをギャラリーのスタッフの人が会に走ってくれて。秋葉原という立地が救ってくれたね。
歌はもうしょうがない、生歌か。幸い天井も高いし波板になってるし、響きはいいとは思うけど。
まあ、キーボードからの音が出せる状態にはなって。ひとまず安心。
と、ホッとしたところに、直子嬢がひとこと。
「これ、マイクここに挿して出たりしないですかね?」とキーボードを見てる。
いや、それはどうだろう、とジャックの口をいろいろ見てたところ、「INPUT」の脇に「MIC/LINE」という切り替えスイッチ発見。もしや、行けるのか? どうなのか?
マイクをそこに挿し、プログラムを少々いじってみる。あ、反応してる。声出てる!!!!
てなわけで、最終的にはきちんと鍵盤の音も出て、歌もマイクを使ってできることに。
頭を使うと出来るもんなのね。
<Music Live in 「深徊」>
[一部 : 鍵盤ソロ]
1.鴇色
2.フィルムの記憶
3.paranoia
4.Forester
5.no one's here (ground)
6.Home Sweet Home
[二部 : 歌]
1.雨の街を (荒井由実)
2.So Far Away (Carol King)
3.Samba de uma nota so (Antonio Carlos Jobim)
4.My Favorite Things (from "Sound of Music")
en.Allelujah (Fairground Attraction)
Keyboard:中田征毅
Vocal:北村直子
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そんなこんなのトラブル解決直後で、結構頭の中とっ散らかったままライブになだれ込んじゃった感じだったかな。でもまあ、空気は元に戻せたようで。
ぼくのソロ時間は、会場でも流してる曲を中心に、そうでない曲も交えてね。
そう言えば、『Home Sweet Home』だけは公の場では初披露かな。昔友達の披露宴二次会で弾いたことはあったけど。ピアノ曲なんだけど、会場の雰囲気とは毛色が違うので今回録らなかった曲のひとつ。
そして直ちゃんとは、比較的今までのレパートリーから出してるんだけど、1曲目の『雨の街を』だけは初めて。小野寺さんの写真を見た彼女からの提案。「夜明けの色」というキーワードでの選曲だと。
最初に提案されたときは、ぼくとしては意外だったけど、これも彼女に声には合うな、と思って。
いやあしかし。今まででいちばん緊張してたね。あそこまで緊張してる声は初めてだったな。ま、すぐに落ちついて来たけど。相変わらず引力の強い歌。
前にもやった『one note samba』は今回原語のポルトガル語で挑戦。英語より歌いやすかった、とのこと。この曲はやっぱりポルトガル語の方が雰囲気が出るよね。
途中何度か、鍵盤とマイクのバランス調整をしたりして、お客さんにも協力してもらって。
あの環境を許してくれたお客様に感謝!
いやほんと、今回こういう場を作ってくれた小野寺さんにはほんとに感謝です。
ありがとうございました。
見に来てくれた方々には、なかなか好評だったようでひと安心。
ギャラリーの方からも「ほんとによかったです」って言ってもらえて。
投げ銭も結構いただいたし、CDもたくさん買っていただいたし。
恐縮です。
ライブの最後に、小野寺さんから2回目の「アンコール!」がかかったときの直子嬢の
「もっと聞きたい方は24日にお願いします」
という切り返しの素晴らしさには、密かにぶっとんだ。あなたなかなか言うのね。
ちなみに24日のライブ、残席わずかです。片手分ないくらい。
ほんとに、もっと聞きたい方。早めにご連絡くださいね。
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4/24(土)
北村直子マンスリーライブ in 神田仲谷
神田仲谷
open19:00/start20:00〜 ¥1200 + drink
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ライブは終了しましたが、小野寺さんの個展「深徊」は18日までgallery COEXISTにて開催してます。
みなさんもぜひあの写真たちに会いに行ってみてください。
これまた、引力の強い写真たちです。
会場ではぼくのCD「soundtrack of a day」も売ってますので、併せてぜひ。
(予想以上にうれててびっくり)
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でもって、昨日の帰り。
半蔵門線に乗ったら、永田町を出たところで「駒沢大学駅で人身事故のため、次の青山一丁目で運転見合わせます」とのこと。しばらくして次の表参道まで動きまた止まる。もう、どれだけ遅くなってもいいよ、寝てるから。とひたすら寝てた。駒沢に着いたのは12時も少しまわった頃。
この前も山手線で事故に遭遇したしなあ。何か引きずってるのか。
トラブルに見舞われた夜は、おまけ付きでした。
2010-04-12 04:00
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コメント(6)
トラックバック(1)
いやぁ、トラブルばかりでしたが、ほんまにお疲れさまでした!ありがとうございました!
え?帰路もトラブったのですか!?
当日収録したビデオ、繰り返し見てます。果報者です。なむなむ!
もうね、直子嬢の歌声は3時間くらい聴き続けたいのですよ。
なので24日とかマンスリーとか、できるだけ足を運んでトータル3時間分を蓄積したいっす〜♪
で、CD、残りわずかですので補充よろしくでーす♪
by StudioDeluxe (2010-04-12 11:37)
アンプ動かなかったのね...申し訳ない!
当日は引越し先のリフォームなど準備などでいろいろ
多忙で、繋がらりにくい場所にいたかもしれません。
迷惑かけてごめんね!!
アンプのトラブルは初めてで驚いてます。
特に全然いじってなかったんだけど、、ううむ怖い。
by 大輔 (2010-04-12 13:42)
小野寺さんの個展で2枚セットで購入させていただいたCDを、昨日から流しています。
今日の天気にはとても合いますね…。
優しい響きに、落ち着きをもらっています。
by 三七子 (2010-04-12 17:50)
とっさの一言が、ツボになったり毒になったりするので
いいのか、悪いのか。。。気をつけてるけど
これからもオンガク的わがままをよろしくおねがいします
(それから大輔さんのフォローを!)
by sunao (2010-04-12 18:45)
忙しそうに大活躍、お疲れ様です。
トラブルにあうことが続くと言うことは、実は仕事においてめちゃくちゃ就いているときで、波に乗る前兆じゃないかと。
私は、すっかり仕事の波から打ち上げられてしまい、のんびりとすごしています。ちょっとさびしい感じです。
トラブルはある程度はスパイスですね。
by しまねこ (2010-04-12 21:23)
>StudioDeluxeさん
その節はいろいろとお世話になりました。
なんだか昂ったり落ちついたりで、妙なテンションになってた気がします。
CD売れてるようで何よりです。もしかしたら、小野寺さんの販促物がなかったから「1枚飾りたい」という人が買って行ったのかもな、とか。
>大輔さん
紛らわしくてすみません。今回使ったアンプは大輔さんからお借りしたものとは別のものです。
しかしまあ、ほんとにこういうものはしっかり事前に入念なチェックを入れておかないと行けませんね。教訓です。
>三七子さん
さっそくお聞きいただいてるようで、ありがとうございます。
ものすごく気持ちよく晴れた日、というよりは少しかげった感じとか、昼よりも夜とか、そんな雰囲気の方が合うのかもしれませんね。
のんびりしたい時に、今後もぜひ流してみてくださいませ。
>sunaoさん
今回は本当にお疲れさま。
少しずつ少しずつ、また場に慣れて行ってくださいな。
フォローできる人がいるときは、幾分かのわがままは言った方が有効だと思います。どうぞ気になさらず。
ということで、24日も気負わず行きましょう。
>しまねこくん
ご無沙汰しておりますね。
ぼくも、これは何かが動き始める前兆なんじゃないか、と感じてはおります。
まあ、あまり心臓に悪いトラブルには遭遇したくないもんですけどね。
仕事上問題ないと言う流れも、それはそれで重要でしょう。
お互いがんばってまいりましょう。
by まさぼう (2010-04-15 16:35)