浦和の空の下

土曜日は短い睡眠時間で早朝から慌ただしく行動。
あまり寝てないにもかかわらず、寝覚めは良好。
しかし、若干家を出るのが遅れたら電車の乗り継ぎがうまく合わず、少々遅刻。
チョメさんに「すみません今まだ赤羽です」とかそんなメールをしたり、なんやかんやとやり取りをしてる中で、なかなか骨太なメールが1通。
「ひとよさんにメール出したら、それで起きたそうです。」と。
やるなあ、ひとよさん。

とりあえず、9時前には現地でひとしきりサウンドチェック準備開始。
高架脇の屋外にて、生ドラムやらギターアンプやら。すぐ隣りにはマンション。いいの？　本当にいいの？
とみんなでおそるおそる音だし。
いろいろ試してみたところ、どうにもホーンの音がまったくもって空気に溶けてしまう模様。
で、最終的にはコーラスをあきらめて、その分のマイクをホーンセクション用にまわす、と。
そんなことを調整し終えて「最後にもう1回軽く合わせてみよう」という時にひとよさん到着。
おつかれさま。

サウンドチェックの間は風も冷たく、控え室も何気に寒いものの、次第に外の日差しが強くなってって。
本番の頃には軽く汗かきそうなほどで、風が気持ちよいまでに。

＜びゅーちふるず in しらはた作業所UWFバザー＞
1.働く人はびゅーちふる
2.朝ごはんの歌
3.給料日ブギ
4.びゅーちふるトゥモロウ

Vocal : 桜 チョメ吉(さくら ちょめきち)
Guitar : 腹痛 純(はらいた じゅん)
Bass : 井矢志 マス夫(いやし ますお)
Drums : 野良里 蔵之介(のらり くらのすけ)
Tb. : 御方井 ひとよ(おかたい ひとよ)
A.Sax : 間戸口 ここよ(まどぐち ここよ)
Key : 唐田 春男(からだ はるお)

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実は今回、メンバーの都合によりこんな編成で。ダンサーさんは2人とも会社にお留守番、ということで、さらにホーンは2管で。
それでもしっかり盛り上がってもらえたね。

そうそう。
実はわれわれの本番よりも前に、作業所のみなさんが『給料日ブギ』『働く人はびゅーちふる』の2曲をみんなで歌ってくれたんだよね。びゅーちのメンバーはみんなでそれを聞いてね。なんだか嬉しかったねえ。昨年このバザーに呼んでもらって以降、みんながいつもびゅーちのCDを聞いて一緒に歌ったり踊ったりしてくれてたようで。それで音楽発表でもぜひ、と。
職員の方のピアノとベースに合わせて歌ってくれたんだけど、ちょっとピアノのお姉さん「それは速い！」ってスピードで弾き始めちゃって。みんながんばって付いてって！　てな具合。
ベースを弾いてたお兄さんは黙々と譜面を見ながら弾いてた姿がなんとも印象的で。
後から聞いた話では、われわれのサウンドチェックを聞いて「やばい」と思い、緊張でガチガチだったそうだ。

われわれの本番ではみなさん、あらためて一緒に歌って踊ってくれて。作業所のみなさん以外にも、結構地元のみなさんだとか、いつものびゅーちファンも何人か駆けつけてくれて。今年からこのバザーが地元の自治会との共同開催になったそうで、それもあって屋外での演奏なんかでも全然問題なく、逆に楽しみにしてくれてるという素晴らしい状況になってるそうだ。

「来年もまた呼んでくれますかぁ？」というチョメさんの問いかけに
「いいよ」という暖かい、しかし上から目線なお返事をもらって。

来年もびゅーちふるず、また浦和の空の下で演奏させてもらうかもしれません。