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20年、か・・・ [芝居]

あれから20年も経ったのか。

と、ふと気がついたのはほんのおとといの話。
風呂につかりながらふと「ああ、最初にオンリーワン・シアターで芝居やったのこのくらいの時期だったな」と思い出し、「あれ、何年だったっけ?・・・1996年? てことはちょうど20年!」と。
そこで、あらためて見直してみたら3/8-10が公演期間だった。

EPSON003.jpg

ぼくがまだ大学3年生のとき。
とりあえず、一度自分で脚本と演出を試してみたくて、同期と一代下の数名に声かけて。
実はこのとき、ちょうど定例公演の狭間になってたこともあって、劇研内では見事に同じ週末に3組、公演を打つと決めたグループがいて。うちもその1つだったのね。
なので、よく「そっちはどう?」なんて情報交換したり、「お互いがんばろう」って。
ほんとは、みんなそれぞれの芝居を見に行きたかったし、見てもらいたかったけどね。

この当時ぼくは、というかもともと芝居始めた頃は第三舞台の影を追ってるようなところがあって、
あんな感じの芝居にしたいなぁ、と考えてたのね。
途中でダンスが入ったり群唱しちゃったりするタイプの芝居。
でも、実際に脚本書き始めるとそういうのいらないなぁ、って感じになって。
結局会話劇のスタイルに落ち着いた。
その後何本か芝居書いたけど、結局のところ自分の作りたいのは会話劇だったな、って。

旗揚げ公演の「10000ピースのミルクパズル」は『偶然』というのがキーワード。
今、「Eテレ0655」で『今日の選択』って歌を流してるんだけど、まさにあのことを書いた話で。
あるときの選択によって"A"を選んだ自分と"B"を選んだ自分はその後違う人生になっていく、という。
そんなような話をね。決してうまく書けてはいないんだけど、高ぶる情熱の中書いた感じ。

たしか、ちょうど10年前、残ってる映像見たんだよなぁ。
その時に、「演出しきれてない」という思いと同時に「すごいこと言ってる」って言うセリフがあった
という記憶がある。
ていうか、そのこと確かブログに書いてたな。これか
あの映像見てからももう10年経つのか。

これが旗揚げ公演の役者陣。
EPSON004.JPG
みんな若いな。
すっかり連絡取れなくなっちゃったのもいるなぁ。この中には。

ちなみに、オンリーワン・シアターは解散させてはいません。
最後の公演からすでに10数年は経ってるんだけど、少なくともぼくの心の中には、
「時期が来たら、いつかまたやれる」と思ってる。
ここ数年はなかなか集まることも少なくなっちゃったけど。

いつの日か、またオンリーワン・シアターの名で芝居をやります。
きっと。
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