SSブログ

喜びの音の響き(=ジョイ・ソノリテス) [音楽活動 -もろもろ-]

あけて3日。
ぼくがヘッドになって集めた、いわゆるone-night-stand BAND「ジョイ・ソノリテス」のライブ。
見に来てくれたみなさま、ホントにありがとうございました。

8月終わり頃だったかな。Landscapeのともこさんから「まさぼうさん、対バンで何かやってくれませんか?」とご指名を受けてね。実のところ、最初はこのタイミングでSunny Funnyを復帰させようと思ってたんだけど、メンバーのスケジュール上この日のライブができないとなって。
ならば、と考えた時に、8月のまっくりん♪のライブの後に川崎さんとけんたろうさんとで「今度機会作って、達郎カバーライブやりたいね」と言ってたのを思い出してまず2人に打診。2人とも「やる!」と。そうなればもう、ギターとボーカルは上質な人を揃えなくては。もうこの時点でぼくの中ではNeonくんのギターとNorryさんのボーカルでやるしかない、と。2人に断られたら企画をやめようと思ったくらいで。Neonくんが「2年ぶりのライブ」とあって少々恐る恐るという感じだったけど、それでも了承してくれたので決行することに。
けんたろうさんが何より盛り上がってたかな?「楽しみだ!」ってね。

そこからが大変。
選曲したりリハ日程決めたりしなくちゃいけないんだけど、なかなか動き始められず。メンバーにはいろいろと迷惑かけちゃったね。選曲とか参考音源なんかに関してはもうNeonくんがいなかったら大変なことになってた。Neonくんにほんとに感謝だ、これは。
結局10月半ばまではみんなそれぞれ忙しく、実際のところリハは1回4時間のみ。
あとは当日の小屋入り前に2時間ほど最終チェックだけして。
そんな感じでお届けしたのはこんな曲。

<ジョイ・ソノリテス 1st stage>
1. 朝のような夕暮れ
2. Dancer
3. Jungle Swing
4. Sparkle
5. Windy Lady ("It's A Poppin' Time" Style)
6. 時よ
7. Funky Medley
 -Funky Flushin'
 -硝子の少年
 -Bomber
 -Funky Flushin'
8. アトムの子
9. Down Town

Vocal / Sax : 澄川典明
Guitar : 池本良介
Bass : 深山健太郎
Drums : 川崎裕之
Keyboards : 中田征毅

----
サウンドチェック中からかなり本気出ちゃってね。対バンのLandscapeのみなさんから拍手もらっちゃったりして。
そしてもう本番も大盛り上がり。
2バンドでお客さんもかなりがっしり入ってたんだけど、もう『朝のような夕暮れ』をぼくとNorryさんとで始めた時からまずグッと引きつけて、そのまま『Dancer』に流れ込んだ時点で完全にリズム隊が場を支配しちゃって。腰にくるグルーブに切り込むNeonくんのギター。もうそこから基本的にMCなしで畳み掛ける方式で。1曲終わるごとのお客さんの反応がすごくてね。それにまた煽られる感じ。
『Jungle Swing』なんて、あんまり選曲されなさそうな曲を持って来たけど、ファンにはかなり受けたみたいね、これ。
で、やっぱり盛り上がりポイントとしては『Sparkle』のイントロのギターがなった瞬間だよね。「キターー!」てな具合だよね。ほんとにカッティング弾かせたらNeonくんの右に出る人いないよ。少なくともぼくの知ってるギタリストではね。初めてリハに入ってNeonくんが『Sparkle』のイントロ弾き始めた時にけんたろうさん大笑いで。「『Sparkle』のイントロってこれだよなあ」と。
続いての『Windy Lady』はかなり抑えた、大人じゃなくちゃ出せないグルーブで。「引きの美学」みたいなね。弾く方が引くほど、聞いてる方が身を乗り出して音を聞きにくる。個人的にはこの曲が今回引いてて一番気持ちよかったな。
『時よ』は再びピアノと歌だけで。これ、リハ中はバンド曲を優先させたためにホントに1回しか合わせてなくて本番に持って行った曲。ただ、そこはもうぼくとNorryさんとで今まで作り上げて来たお互いの呼吸があるからね。しっかりレベルは持って行ったよ。ただ、こういうのはやっぱり生ピアノでやりたいね。
さて、今回の目玉でもあるメドレーね。とにかく乗せて乗せてこっちから煽りにかかって。そんな中の『硝子の少年』とか当然受けるよね。で、そこに続けての各ソロコーナー。Neonくんの技をこれでもかと堪能できるカッティングソロ。カッティングであそこまでのソロを聴かせられる人はそうそういないですよ。そして暴れまくる川崎さんのドラム、客席になだれ込んでブリブリ言わせるけんたろうさん。楽しい時間だね。
そんなメドレーからなだれ込むのは『アトムの子』。リハでこれやった時に、川崎さんが「楽しいこの曲!」ってものすごく嬉しそうに叩いてたのがなにより印象的で。多分本番でも相当楽しそうに叩いてたと思うんだよね。そしてこれは全員でコーラスあてて。最後にはお客さんにも歌ってもらって大団円。
アンコール代わりの締めに『Down Town』をね。この頃にはもう会場全体が一体になって非常に幸せな空間になってて。
最後はホントに大拍手。大喝采。
達郎さんの曲の力はすごいね。

いやあ、ほんとにお客さんみんな楽しんでくれて、よかった。
リハの時点でかなりいい感じだったのでライブは成功するな、というのは見えてはいたんだけど、それ以上の大盛り上がりで非常に幸せでしたよ。

今回の「ジョイ・ソノリテス」は、まあ1回みんなで楽しもうってだけでやったわけだけど、終演後話したお客さん全員が「必ずまたやってくれ」と熱烈に言ってくれて。
さすがの状況に、けんたろうさんが「これだけ盛り上がってone-night-standは許されないだろ」と。

ま、そんなわけでそのうちまたやるかもしれません。いつになるかはわかりませんけどね。

ちなみに「ジョイ・ソノリテス」と言う名前は当然、達郎さんのアルバム「JOY」と「SONORITE」から取ったものなんだけど。
「喜び」と「音の響き」という意味の2つを組み合わせた、実は非常にステキな名前だったんだな、とライブハウスからの帰りに思った次第。

いやあそれにしても、無事に終わってほんとにホッとしたよ。
nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 4

Kentaro "Bassdude" Miyama

最高のライブだったです! バンマスのまさぼうの人脈とご尽力でかくも大盛況のライブができました! 誘ってくれて本当にありがとう! しかしNeonクン、Norryクンは凄い! 生まれて初めての達郎カバーライブだったけど、やっぱりあの御大の曲をカバーするなんて大それたことをものの見事にやってのけたメンバーに拍手! 

DancerのイントロとWindy Ladyの「引き」感、やっぱり堪らないな! これは又やる!絶対にやる! やらなくてはいけない!

お疲れ様でした。 12/9の大営業、よろしくお願いします。 選曲しなくちゃ!
by Kentaro "Bassdude" Miyama (2011-11-08 09:50) 

Tomoko

3日はお疲れ様でした~
まさぼうくんにイベント参加お引き受けいただいて、本当によかったです。久しぶりにまさぼうくんのピアノも聞けて。Neonさんにも6月ぶりにお会いできて、新しいミュー人ともお知り合いになれて、とっても充実したライブになりました。
Landscapeはメンバーコンディション不良~で今ひとつ不完全燃焼でしたが、また地道に活動しまーす。次回Sunny Funnyさんとも是非!楽しみにしています。改めて!お疲れ様でした。ありがとうございました。
by Tomoko (2011-11-08 10:11) 

Neon

うん、いい名前。実に。>まさぼう氏発案の「ジョイ・ソノリテス」

2年ぶりだから恐る恐るってより、3曲に2ヶ月かけるような自分が1時間枠を1ヶ月弱で準備できるのか!?ってところで話もらった時に悩んだのでした。1ヶ月どころか、曲決まってから2週間ぐらいしか無かったですね(^^; ともあれいい経験させてもらいました。お誘い感謝でした。いつかリリカルな「あの娘僕が〜」やりましょう。音採り済みです(笑

by Neon (2011-11-09 00:57) 

まさぼう

>Kentaro "Bassdude" Miyamaさん
思えば、あの『SPARKLE』のおかげで今回の企画が始まった、てなところですね。ほんとにこのメンバーで音出せて良かったです。
これからも、若さだけでは出せない「引き」を見せつけてやりましょう。
では、また近々によろしく。

>Tomokoさん
今回は対バンご指名ありがとうございました。こんなことでもなければやらなかった企画でした。次回はLandscapeのみなさんが好調な時の音をしっかり聞かせてくださいませ。
Sunny Funnyでもお相手できるように、準備しておきます。

>Neonくん
いやあ、ほんとにNeonくんに参加してもらえてぼくは満足です。選曲も遅かったりでヒヤヒヤさせられましたが・・・。今回は裏部分でも力になってもらって感謝です。
で、岡村ちゃんですね。次の企画は。はは。
by まさぼう (2011-11-13 01:17) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0