双子コーデの夜

先週4日の夜はMio+Mucho+まさぼうの「M-Cube」のライブでした。
見に来てくださったみなさま、配信でご覧くださったみなさま、
本当にありがとうございました。

このライブの前日、衣装についてどうする？というやりとりの中で、
ムーチョが「赤黒のチェックとか、どうですか？」というので、
「ネルシャツならあるな」と返事したら、「ぼくもそんなんです」とのこと。
まあ、赤黒のチェックって言ったらだいたいネルシャツだろうな。
柄の大きさに違いはあれど、似たようなもんだろ、と思ってたのだけど、見事その通り。
ということで、出オチのように、楽器の2人は双子コーデでした。
かくいうMioちゃんは赤黒チェックベースのスカートで。

＜M-Cube Live in Real Diva's＞
1. 愛執美 (Mio)
2. Black Orpheus (Connie Evingson ver.)
3. おとなの掟 (Doughnuts Hole)
4. The April Fools (Burt Bacharach)
5. 少女時代 (斉藤由貴)
6. She's Got a Way (Billy Joel)

7. Smile (Charles Chaplin)
8. 今だから (松任谷由実・小田和正・財津和夫)
9. 新しい私 (Mio)
10. Calling You (Jevetta Steele)
11. 曼珠沙華 (山口百恵)
12. When You Wish Upon a Star (from movie "Pinocchio")
en. 僕の翼 (Mio)

Vocal : Mio
Guitar : 向井謙一郎
E.Piano : 中田征毅

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「1曲目にする曲がない！」てのが最初の困りどころ。
もう、こうなったらいきなり世界に入ってしまおうか、
と『愛執美』からスタート。
続いて『黒いオルフェ』『おとなの掟』と、なかなかな曲を続けて。
「並べてみると、だいぶKOS(暗い／重い／切ない)に脅かされてるな」という、MCもしたくなります。
この後にバカラックでふんわりとした空気を流して、
曲の終わりで「バースデーソング」に突入。
Mioちゃん曰く「まさぼうさん何弾いてるんだろう？」という思いだったとか。
そう、11月はMioちゃんの誕生月なので、はやくもここでお祝い。

ひとしきりお祝いした後は、今回初お披露目の『少女時代』を軽やかに。
アニメ「YAWARA!!」のエンディングとして、作者の原由子のセルフカバーが使われたことで、
一般的には原さんの曲という認知度の高いこの歌。
今回は元の斉藤さんバージョンに則したアレンジでお届け。
実はこの曲は、廣瀬店長からのリクエストもあった曲で、「いいかもな」と思って採用。
サウンドチェックでこの曲始めたときの店長の喜び方がすごかった。
で、やっぱり世代的にアニメを見てた方もいらして「この曲覚えてました！」という声も。

1ステージの最後はぼくが居残りで弾き語り。
先月末のReal Diva'sからの配信番組に、ぼくの敬愛するKANさんが出演された話から、
KANさんにも影響を与えまくったBilly Joelの名曲をカバー。
話してるうちに緊張したのか、最初のフレーズで言葉がうまく乗らなくなってしまい、
1回止めて歌い直しちゃった。

休憩明けはムーチョソロで『Smile』の弾き語りからスタート。
そして3人の定番に仕立てようと毎回がんばって精度を上げようとしている『今だから』。
ふと気を許した瞬間、自分の歌う箇所に入りそびれたり、
それぞれの小さなミスはありつつも、だんだん出来上がってきてるかな。
で、ここで新しいアルバムの話なんかを交えつつ、収録曲であるぼくの作曲の『新しい私』を。
M-Cubeでやるときは、バンドとは違うボサアレンジでゆったりめに。
そして、この3人では初めての『Calling You』。
デュオだったり、小夜子ちゃんのバイオリンと3人で、てのはあったけど、
エレピ／ギター／歌で、さてどうやろうかね、と試した結果、
ぼくはいつも通り、その上でギターに乗っかってもらうというスタイルで。
飛ばし屋PAさんがMioちゃんの声を飛ばしまくって、気持ちよくお届け。
そんあ雰囲気を力技で抑え込むような『曼珠沙華』で一気にピークに突き上げ、
締めはしっとり『星に願いを』と。

さらにアンコールでは、これもトリオでは初の試み、
次のアルバム収録曲である、ムーチョ作曲の『僕の翼』を。
レコーディングの時に盛りまくったのと同様にコーラスを入れて。

もう、レコーディングも終わって、音も整ったところだったので、
その辺の話をいろいろとしたい3人でね。
うっかり、まだ発表してない曲のこととかも喋りそうになっちゃって。
アルバム発売されたら、そこで発表される新しい曲たちもね、
バンドだけじゃなく、デュオとかトリオでもたくさんやってみたいよね。

ということで、新しいオリジナル曲も、新しいカバー曲も、
どんどんチャレンジしていきたい3人でございます。
次の登場はまだ決まってないけど、どうぞ次回もお楽しみに。