SSブログ

Mio アルバム「Skylight Waltz」ようやく発売! [まさぼうのおと]

当初5/1に発売される予定だったMioちゃんのアルバム「Skylight Waltz」が、
ようやく発売されました!
この昨今の流通不安定の影響から延期、未定となってたんだけど、
6月に入ってからいろいろ整ったらしく、すでに買える状態になってます。

ということで、そんなアルバムと、ぼくの書き下ろした収録曲に関して。

Skylight Waltzジャケット.jpg
Mio 「Skylight Waltz」
2020年5月1日発売
HBNE-001

1. あなたとの朝 (作曲/Piano:中田征毅)
2. 忘れかけた季節 (作曲/Guitar:西山太郎)
3. 愛執美 (作曲/Guitar:向井謙一郎)
4. Don't cry (作曲/Guitar:永野啓司)
5. 思い出しただけで (作詞:岡部真由美/作曲:宮部智夫/Piano:笹沢早織)
6. いつか空で… (作曲/Piano:杉山ユカリ)
7. Skylight Waltz (作曲/Guitar:向井謙一郎)

全作詞 (except 5)/Vocal:Mio

----
Mioちゃんと縁のあるミュージシャンの中で、
Mioちゃんが「信頼を置いているピアニスト/ギタリストそれぞれ3人ずつ」に、
作曲を依頼し、作者の伴奏だけで歌う、というコンセプトのアコースティクアルバム。

元々はギターの向井くん=ムーチョと2人で『Skylight Waltz』という歌を作り、
それをライブで披露してたのを聞いて、
「あの曲を軸にしたアルバムを作りましょう」ということで話が始まったということ。
そんな中に、加えていただきました。

録音は、今の日本の最高峰と言えるんじゃないか、という渋谷にあるStudio Tantaにて。
ピアノはそこのSteinway&Sons D-274を。なんたる贅沢!!!
このピアノ、本当にいい音を鳴らしてくれてね。
最初に慣らし弾きした時にほんとに気持ちよくて、思わずドビュッシーなんか弾いちゃったりして。
スタジオの鳴りも気持ちよくて、「こんな音で録れるなんて・・・」と思ったのも束の間、
録音する時にはヘッドホン越しにならざるを得ないという、泣きそうな状態で。
ま、でも本当にいい音で録音できてます。
なんたって、レコーディングエンジニアはグラミー賞受賞作品を手掛けたヒビノの熊田好容氏が担当してくださってますから。

-----
さて、なんとアルバムの出だしを飾ることになったオレ作品の『あなたとの朝』
つまり、この贅沢なアルバムはぼくのピアノの音から始まる、ってことですよ。
アルバムを「さぁ聞くぞ!」って前のめりになってる人の心をがっちり捉えられるかどうか、
そこを任されてしまったわけですね。知らず知らずのうちに。
きっと大丈夫だろう、と信じてるけど。

ライブでは話してる通り、曲を作るにあたってMioちゃんから、
遠回しに「服部良一あたりをねらってほしい」という依頼があって。
その頃、デュオライブで『胸の振子』をよく演奏してたんだよね。
そんなこともあってか。
なので、完全に「昭和初期のレトロモダン」を念頭に。
さらには、Mioちゃんなら多少難しいメロディでも歌いこなしてくれるだろう、
という安心感もあって、意図的にちょっと難しいメロディ運びをところどころに配置して。
しかし出だしは、聞いた人がふと口遊んでしまいそうな人懐こさで。
初披露の時のみなさんのご意見は、この日のブログ記事でも見てみて。

ちなみにこの曲、ただただ聞いただけではそんなに感じないと思うけど、
構成が非常に変な形になってます。
いわゆるポップス的な「AメローBメローサビ」の繰り返しではなくて。
一応そういうパターンでも考えてみたんだけど、
メロディのつながりを考えた時に「違う、そうじゃない。」って感じて。
いちばんきれいにつながる、気持ちよく盛り上がってまとまるのが、
なんともイレギュラーな形だった、と。

いや、この曲ね。
ほんとに自分が「好きだなぁ」って思える曲を作れたのでね。
サビのメロディなんて、切なくて泣きそうになるよ。って自分で言うかって感じだけど。
思い切って自画自賛です。
なので、聞いてください。ぜひ。

---
ほかのみなさんの曲もね。みんなそれぞれの個性がそのまま。
永野さんの曲なんて、永野さんが歌ってる絵が見えてくる感じだもんね。

アルバム制作の発端となった『Skylight Waltz』には、ムーチョのギターに、
昨年のバースデーライブでバイオリンを担当してくれた小夜子ちゃんの音も乗って。

そんな、みんなの個性をつないで真ん中にあるのは、Mioちゃんの声。
家でゆっくりした時間に楽しめる、ステキなアルバムです。

AmazonやTower Onlineなど各ネットショップや、
都内の主要CDショップなどで買えます。
ぜひ、いつもお使いのところで探してみてください。

そして、聞いた感想をぜひ教えてくださいな。

---

予定してたレコ発ライブは延期未定、となってしまったのだけど、
時期を改めて、このアルバムの曲を「アコースティック編成」に仕立てた、
これまたちょっと贅沢なライブを必ず開催しますので、
そんな日が来るのを待っててください。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。