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 - 樋口政也まくりの巻 [音楽活動 -たくらみ編-]

1番手の歌い手は「マク」こと樋口政也くん。
普段バンドのボーカルとしてステージをまわし、その他イベントの司会の仕事などもしてる彼なので、ここからひととき、ステージの進行はほぼ彼に任せる感じで。
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1曲目の『さらば恋人』から、想像着くような着かないような選曲で。
この曲にはマクさんにとってある決意表明のようなものが密かに隠されてるわけだけど、それとは関係なく、こういう「昭和の名曲」的なものはマクさんによく合ってる気がする。
アレンジ的には、すーっと入ってきてだんだん加速して行くような感じ、という具合に。コードも適度にまさぼうコードに。
『課外授業』は昨年のライブでもやったマクオリジナル。夏なのでやっぱりここでひと盛り上がり行きましょうよ、と。ちょっと恥ずかしげな客席からの「っフフー」もいい感じに絡んでね。この辺できちんと客席をつかむのがマククオリティ。
で、マク選曲で考えるなら違和感ないけど、北村直子とのデュエットと考えるとあまりに意外すぎる『スローなブギにしてくれ (I want you)』。5月の直子嬢との蔵助でのライブをマクさんが見にきてくれた時に、ポルトガル語で"軽やかに"ギラついた男の歌を歌ってたのが非常に興味をそそられたらしく、「ならば日本語でギラついた男の歌を歌わせてみたい」とこの曲。
あえて曲名を言わずにマクさんの「ウォンチュー!」で始まるや否や大拍手。そりゃそうだ。そして「人生はゲーム」「おまえがほしい」だのと歌う直子嬢。これがコラボの面白いところだね。
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さて、そんなギラついた後はグッと雰囲気を変えて。『アクリル色の微笑』は、名曲指数の著しく高い斉藤由貴の楽曲の中でもトップクラスの名曲だと思ってる1曲。お互いこの曲が好きで、リハスタで歌ってみましょうか、なんて言うところから始まって今回のリスト入り。
多分、今までのどのバンドでも、今までのソロ曲でも出さなかったマクさんがここで初めて登場したんじゃないかな。「こんなマクもいるのね」というくらいの。個人的にはこの曲は大成功だったと思ってる。
さらに、原曲とは全然違う形になって、これまた曲の違う面を見せることが出来たんじゃないかな、というのが『紙粘土』。マクさんの最初のバンド「風来坊」後期の曲で、ものすごくビートの利いた曲なんだけど、これを始終ピアノのアルペジオで。前回やった『まだ まだ』のように力強く押すようなアレンジも出来たんだけど、それでは前回と同じことになってしまうのでね。あえて違う方向へ。これも原曲を知ってる人には驚きだったんじゃないかな。
最後には昨年2人で作ったオリジナル『2日目のカレーのように』を。これは、タイトルではないけど1年経って、お互いこの曲が体にしみ込んでさらにいい感じになった気がする。
まだまだ成長しそうな1曲。そしてやっぱりこの曲は評判がいいね。

マクさん、今年はあらためて「樋口政也」として大きくスタート踏み出す、ということにしたらしい。
今回のたくらみまくりを皮切りに、今月半ばには、前から決まっていた山梨での盟友・林兄弟とのライブ、さらに9月にはまったく自分からの意思でライブをやるという予定。
今後、ソロボーカリストとしての活躍が期待されるところです。お楽しみに。

(写真は小野寺宏友さんのご厚意で。)
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