配信、しました。

先日3日の、六本木Real Diva'sからの「Mio & まさぼう」配信ライブ、無事に終了しました。
おうちで見てくださって応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
ぼくは初めての配信、Mioちゃんは先月のMio & Muchoに続いて2回目とのこと。

この情勢の中で、まあ少しでも「いつものライブに近い形」で音楽に触れてもらえたならね。
もしくは「行きたいんだけどなかなか行けないんだよね」という方、東京以外にお住まいの方に、
普段のライブをお裾分け出来た、ということでは、この形なかなかよいんではないかな、
と感じてる次第です。

そもそも、3月にライブをやった時点で言ってたように、次回は5月の予定だったんだよね。
それが、おそらくこの状況の中でライブハウスも空きが出てきてしまって。
もともとのスケジュールオファーもあった4/3という日程で、あらためていかがですか？
という話が持ち上がって。
ま、結局はお店自体が営業休止に入っちゃったんで、配信の形になっちゃったのだけど。
それでも、この場を作れてよかったな、と。

ま、そんなこんなで、3月の時点でわりと「春もの」を一度出してしまったんだけど。
今回はそれよりもっと突っ込んで「桜」まわりを持ち出して。

＜Mio & まさぼう from Real Diva's to the world＞
1. If We Hold On Together (Diana Ross)
2. Can't Take My Eyes Off You (Frankie Valli)
3. Time After Time (Cyndi Lauper)
4. LOVE LETTER (槇原敬之)
5. さくらの花の咲くころに (渡辺美里)
6. さくら (森山直太朗)
7. Don't Say You Don't Remember (Beverly Bremers)

8. 鴇色 (中田征毅)
9. Again (Mio)
10. 初恋 (aiko)
11. 真昼の別れ (髙橋真梨子)
12. Calling You (Jevetta Steel)
13. My Favorite Things (from movie "The Sound of Music")
14. Defying Gravity (Idina Menzel)
en. 突然の贈りもの (大貫妙子)

Vocal : Mio
Keybord : 中田征毅 (on Vocal 4)

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配信、ということでMioちゃんのもとにいろいろとリクエストが届いていた様子。
そしてそれらを最初に並べたら、Mio&まさぼうとしては大変珍しいくらいに、
わかりやすいスタンダートが最初に並んだという具合。
ま、4曲目でぼくが歌ったあたりから趣味色爆発するんだけど。
おれカバーはマッキーを選曲。この時期に。
この時期の曲、と考えたらこれが真っ先に出てきたんだよね。
思わず熱唱してしまったよ。

で、この後は「桜まつり」。
先月初めてやった『さくらの花の咲くころに』は、やっぱりせっかくなら今の時期にこそ。
そして「4月にはやろう」と決めてた銀座での名物『さくら』をね。
（いや、今月のミオフレンズでやるつもりだったんだけど、あれも中止になっちゃったし。）
1stステージの締めは、Mioちゃん2006年のアルバムに収録されてた、というカバー曲。
実はこれを生で聴きたかった、というコメントがたくさんあって、みんな待ってたのね。

2ndステージはじめはいつものように、おれコーナーから。
ここでは先月と同じオリジナルピアノ曲『鴇色』を選曲。
これこそ、今の時期に弾かずしていつやるの、という曲なんでね。
2か月連続になっちゃったけど、でもよし。
で、Mioちゃんオリジナルの『again』をお届けしてからは、
比較的最近のポップスコーナー。（とはいえ15年くらいは前よ）。
以前一度だけライブに乗せたaikoの『初恋』を久しぶりに選曲。
この、フルスロットルで歌い上げるMioちゃんもなかなか良いと思うんだよね。
そして今月初登場のレパートリー、髙橋真梨子さんの『真昼の別れ』。
演奏前に解説した通り、通称「Just the two of us進行」を使った小粋な曲。
作曲はぼくの大好きな崎谷健次郎さん。いい感じにできたかな？

このあと、終わりまでは映画ミュージカルコーナー。
ちょっと久しぶりの『Calling You』は、やっぱり弾いてて気持ちよく飛んでったな。
気持ちよくなりすぎて最後の展開ちょっと間違えたのが心残り。
そして毎回ドキドキする『My Favorite Things』をおいて、
最後は高らかに『Defying Gravity』で締め。

そして、アンコールコメントに気をよくして、
最後の最後にこれまた春の歌、『突然の贈りもの』でしっとり終了。

始まる前とか休憩中とか、うっかりしてると「あれ？あと3分だ！」みたいな、
いつものような緊張感はなかったのだけど、
このカメラの向こうでたくさんの人が、
それこそ普段ライブに足を運べないたくさんの友達が見てくれてるかもしれないな、
と思うと、なかなかにワクワクするもんでして。
で、楽しくなっちゃってほんと「ラジオみたいな気分」って喋りすぎて長くなっちゃう、ていう。
（そりゃ、Real Diva'sの案内コメントに「歌にトークに」って書かれるわな。）
でもね、演奏中はほんと、いつもと全く変わらずに。
ただただ、音楽の中に身を投げて、Mioちゃんの声を下支えしてる、ということに変わりなし。

ほんとはね、もちろん目の前にお客さんがいて、そこでお届けするというのが望ましのだけど、
この配信の形はこれはこれで、うまく発展させられれば拡げていかれるんじゃないかな、て。
そんなことにも目がいくような、そんな試みでしたね、今回は。

5月は9日土曜日に六本木Real Diva'sでやる予定です。
そのころには、普通の営業ができるようになってるかな？
なってるといいよね。

ということで、当日の配信がそのままYouTubeに残ってますので、
見逃した方、もっかい見たい方、「ボーッと家にいるからBGMがわりに」とかにお使いください。


でもってなんと、ぼくの4月の演奏仕事、これで終了してしまいました。
下旬に予定してたSunny Funnyも、セッションも中止に。
家でのんびり、過ごします。