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無事にたどり着けた名古屋の夜 [音楽活動 -もろもろ-]

3日土曜日は、名古屋今池のパラダイスカフェ21にて、
Lovetideのライブでした。
集まってくださったたくさんのみなさま、配信でご覧くださったみなさま、
本当にありがとうございました。

なによりこの日は、前日の大雨の影響で昼まで新幹線が止まってて、
動き出した後も予想通りのとんでもない遅延で、
もはや「開演時間までに辿り着ければ」という状態。
ま、その始終はそのうち書くかもしれない、ということにして。

予定の入り時間より1時間くらい遅れたものの、
しっかりサウンドチェックの時間も取れて。
道中のやりとりで曲の変更とか、曲順の入れ替えなんかをしてたので、その確認もして。
あとは開場してから開演までの間に、いろいろと整えて。

<Lovetide Nu Worldツアー in 名古屋>
0. (They long to be) Close to You
1. Hallelujah (Alexandra Burke)
2. What A Wonderful World (Louis Armstrong)
3. already
4. いとしのエリー (サザンオールスターズ)
5. Passionate
6. All

7. プラスティック・ラブ (竹内まりや)
8. She (Elvis Costello)
9. Imperfect
10. a crossroads
11. Planet.E
12. あいのうた
13. 今日があるのは
14(en). Trial and error

Vocal : Mayumi
Piano : 中田征毅

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満席になって期待値マックスになってるお客様の前にぼくが1人出て行って。
まずは序章としてピアノインストでふわっと『(They long to be) Close to You』を、
全くもってその場の雰囲気で"なんちゃってジャズ"っぽく始めて。

まゆちゃんのカメラの準備が終わった頃合いで、カバー曲『Hallelujah』へ。静かに熱いスタート。
軽くごあいさつ、という感じが「来るまでが大変でした」という話で、
いつにも増して饒舌なまゆちゃん。いい具合にアドレナリンが出まくってた感じかな?
続いてもカバー曲で、スカパラのカバーアレンジで『What A Wonderful World』を。
まゆちゃん曰く、
「I hear babies cry, I watch them grow
 They’ll learn much more than I’ll never know
 and I think to myself ,What a wonderful world」
という部分が好きだ、と。

で、ここでようやくオリジナル曲の登場。
まずは、まだ音源化していない『already』から。
さわやかに疾走するこの曲では「自分の個性に自信持ちなさい」と、そんなメッセージ(かな?)を。

今回の名古屋には、まゆちゃんの助っ人として、妹さんのエリちゃんが同行、
受付や物販のお手伝いをしてくれてね。
東京でのライブだとよくきてくれるので、お客さんにも馴染みがあったりするのだけど、
名古屋に来てくれるのは初めてで。
そんなエリちゃんへの感謝の気持ちを込めて、お姉さんから『いとしのエリー』をプレゼント。
曲の最後の「[るんるん]エリー?」の部分はお客様と共に大合唱で。

このライブに先立ってのリハーサルの時に、話の流れから、
ぼくの小さい頃、時刻表で駅名見ながら漢字を覚えた話とか、
ピアノ曲のレコードを自分でかけながら楽譜を見て、曲名と作曲家を照合しながら覚えたとか、
そんな話をしてたのだけど。
そのことを今回MCで話題にされて。
その後での『Passionate』は妙な気合が入ったのか、自分ではいつも通り、
もしくは「なかなかいい感じに弾けたかな?」くらいに思ってたのだけど、
終わった時にまゆちゃんから「いつもの1.5倍速かったですね」と。
なにかアドレナリン出まくったかもしれない。
さらに、そこからの話の流れで、『Passionate』弾いて腕パンパンになってるところ、
ショパンの『小犬のワルツ』を1フレーズ弾くことになり。
10年ぶりくらいなんじゃないか?ってくらい久しぶりだったけど、なんとか体裁は保てた。

そうこうしてるうちに1部ラストの『All』
ここでは、昨年出版した絵本「おなじほしにうまれて」の話もしてね。
「今日は5冊だけ、持ってきてます」と。(のちに完売)。

休憩ののち、2部は昨今大流行りの『プラスティック・ラブ』からスタート。
さすがにこの曲をピアノ1本でやったのは初めてだったな。
ちゃんと最後にはコーラスも入れてね。
続けて、リクエストがあったという『She』
リクエストって、やっぱりバラードものが多い感じがするね。

さて、ここからあとは満を持してのオリジナル攻めで。
さすがにアルバムをしっかり聴いてくれてる方も多いのか、
『imperfect』は始めた直後から手拍子が自然発生してたね。
で、それでいてちょっと申し訳ないのだけど、今回この曲、かなりテンポを落としたんだよね。
まゆちゃんが「言葉をしっかり聞いてほしいので、ちょっとテンポを落としましょう」ということで。
なので、音源に慣れてる人には「ちょっと遅いな」と思われたかもしれない。
ただ、その分ことばはしっかり届いたんじゃないかな。
『a crossroads』『Planet.E』と、比較的定番の曲をおいて、
久しぶりの登場となったのは『あいのうた』
これも、お客様からリクエストがあった、と言ってたかな?
Lovetideの数ある曲の中でも、「優しさ」ではいちばんじゃないか、って歌なので、
ピアノの弾き方もかなり柔らかい音になってたんじゃないかな。

本編最後は、とにかく感謝の気持ち、ということで『今日があるのは』
この曲の、お客様の心への浸透の仕方はものすごく強いからね。
きっと、この日初めて聞いた人でも、まゆちゃんの思いはしっかり伝わったと思うね。

で、アンコールではこれも定番『Trial and error』
最後は「後悔しないようにいきましょうよ」ということも込めてね。
この曲では手拍子してくれるだろうとわかってたので、
逆に先に手拍子してもらってるところにピアノを始める、という強制参加方式。
みなさんと共に、大きく盛り上がって大団円で終了、となりましたよ。

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バンドサウンドなら気持ち良い音のかたまりを楽しめる、
レコーディングされたものは整った音で楽しめる、というそれぞれの聞き方があるわけだけど、
ピアノと歌、となると格段に変わってくるのは「歌のことば」なんだよね。
バンドサウンドの時とは、「ことば」の届き方がまったく違う。
それだけに"ピアノと歌"というスタイルの時は「いかに言葉をとどかせるか」ということを、
おそらく一番気にして弾いてるんだよね。
特にLovetideの歌はメッセージ性が強いし。

今回のお客様は、そこをしっかり捉えてくださってる方が多かったように感じてる。
まゆちゃんの伝えたいメッセージをきちんと受け取って、
その上で音楽を楽しんでくれてる、というようなね。

そんな感じで、おかげさまで今回も大好評で終了することができましたよ。
まゆちゃんの厚意で置かせてもらったぼくのCDも思った以上に買っていただけて。
「また2人で必ずきてくださいね」と、たくさん声かけていただきました。

会場となったパラダイスカフェ21のお店の方から、
「コロナ以降で、これだけ満席になったのは初めてで、
 またこんな日が来るとは思いませんでした。」と感謝されたということ。
なんだか、こちらこそその気持ちがうれしいです。

Lovetideとしては、この夏でしばらくライブ活動をおさえる、ということなんだけど、
決して「やめる」ということではなく、次なる計画のための準備、ですかね。
時期が来たらきっとまた、名古屋にもおじゃまします。
そのときにまた、お会いしましょう!
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