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初秋のたくらみ終了! [音楽活動 -たくらみ編-]

先週金曜日の「まさぼうのたくらみVol.19」無事終了しました。
聞きにきてくださったたくさんのみなさま、本当にありがとうございました!

この日は純然たるピアノ弾き語りが4人。
そのブッキングは、偶然の部分もありつつも、
Doppoオーナー川崎さんの思いの詰まった人選。
その辺のくわしいことはこちらから読んでいただくとして。

現在は山形に拠点を移してる武田翼くんとは、ぼくが伴奏サポートの現場にて2回ほどご一緒してて。
そのうちの1つが、川崎さんが話してたように「街角から平和を歌う」と言うイベントで。
澄川典明さんとともに。
あそこからぼくと川崎さんの縁が始まって、
今現在はいろんな歌い手をDoppoに送り込む役割になってるわけで。

iNOさんとは今年7月のmarinaさんのライブの時にいろいろと話したのだけど、
実はそれ以前に彼女のバンド「iNA BAND」とも、やはり伴奏サポートの時にご一緒してる。

唯一今回初めましてだったのがフチモトリョウくん
川崎さんがFacebookにてシェアしてた動画なんかで、ちょっとだけ前情報は見てたくらい。

もう、そんなフチモトくんは優しい声でふんわりとなかなかなことを歌ってくださるし。
「ふふっ」としたり「おいおいおい」と思いながら、曲に飲み込まれて行く感じ。
iNOさんはその流麗なピアノときれいな通る声で。
あのピアノを聞きながら「おれもっと練習しなきゃ」と反省したよね。
武田くんの歌は、サウンドチェックで聞いた時に「あ、この歌覚えてる!」ってくらい、
ポップスとしてすーっと、しかしキャッチーに響いてくる歌で。
で、なにより気持ちいいくらいに声が響く。うらやましいね。

というそんな3人のあとに登場するおれ。
「若干やりにくいなぁ」なんて思いつつね。

<まさぼうのたくらみ vol.19 in ピアノ弾き語りの夕べ
1. flow (詞/曲:中田征毅)
2. ラジオの中の僕の歌 (詞:続高明/曲:中田征毅)
3. 涙あふれて (詞:桜チョメ吉/曲:唐田春男)
4. 百年の孤独 (詞/曲:EPO)
5. フィルムの記憶 (曲:中田征毅)
6. ひとりたびごっこ (詞/曲:中田征毅)
7. raison d’être (詞/曲:中田征毅)

本番数日前にスタジオで歌ってみて、
「今回、これ歌おう!」と候補に挙がって来たのが『ラジオ〜』『涙あふれて』
『涙あふれて』は、キーをCにして歌ってみたくなって、いつもより下げた。
で、そのリハの時に、前回カバー候補として悩んでた『百年の孤独』の歌詞を
ノートに書いてたのを見つけて。すっかり忘れてたね。
試しに歌ってみたら「やっぱりいいなあ、この曲。今回これにしよう!」と。
あとの曲は、いろいろ考えつつも定番曲になってしまったな、って。
でも、今回も歌いたかったのよ、この定番曲たち。

『flow』って、自分の中で1曲目のイメージが強いんだけど、
ここ数回見ても、別に1曲目にやってるわけでもないから「よし、頭から飛ばす!」と。
この曲を最初に持ってくると、あとの曲で声が出しやすくなる、って言う効果があって。

『ラジオ〜』は久しぶりに歌ったら、難しかった。
もっと歌い込んでおくべきだったな、と、この曲だけ今回消化不良になってしまって残念。
いい歌なだけにね。

『涙あふれて』は、びゅーちふるずではDのキーでやってるし、
前に自分で歌ったときもDだったんだけどね。
これ、Cにしたらなんか切なさアップするな、と思ってCまで落とした。

今回のカバーであるEPOさんの『百年の孤独』
EPOさんの楽曲の転換点に出てくる曲で、この死生観というか輪廻観というか、
それがものすごく好きな1曲。
実は歌の合間にたびたび出てくる「Nobody knows it」と言うフレーズをあえて歌わずに、
曲の最後に一度だけ「Nobody knows it」とだけつぶやくように歌ってみた。
それがいい余韻になるような気がしてね。

そうそう、この日は面白いことにみんな「旅のうた」を歌ってて。
フチモトくんなんてそのものズバリ「旅のうた」という歌を歌ったくらいで。
ぼくも自信を持って『ひとりたびごっこ』歌ったよね。

で、今回も『raison d’être』を最後に置いてしまった。
いろいろ考えたんだけど、この曲ほかに置き所がないのかもしれない。
2番終わりまで行って、なんか、あまだ終わりにしたくない感じがあって、
そのまま「あーーーーーー」とかってちょっとだけ付け加えてしまった。


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この日はいろんなことを言ってもらえてね。
「歌がすごく艶っぽくなったんじゃないですか!?」とか、
「声を体に響かせてるように聞こえる」とか。

iNOさんから「ピアノの小さい音の響かせ方がキレイ」と言ってもらえたのと、
フチモトくんから「歌詞がホントにいいですね」と言ってもらえたのはすごくうれしかったな。

ちなみに、フチモトくんに「KANさんお好きですよね」と聞いたら、ビンゴ。
曲の作り方とか、雰囲気の持って行き方とか、この人は絶対に好きだな、ってね。
それがすごくよくわかるのは、なにより自分がそうだから。
「ぼくもいちばん好きなミュージシャンはKANさんなんですよ」と言うと、
「あーーあーーー!なるほど、あーわかりました!」と何かが腑に落ちた様子。
楽曲のポップ感とか、そう言う部分でストンと行ったようだ。
武田くんともゆっくり話したかったんだけど、
お客様と話をしてる間に「明日の準備もあるのでお先にすみません」と上がってしまって、
あまりゆっくり話ができず、残念。
友人の結婚式のために上京して来たのに合わせての、今回の東京ライブだったのね。
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そんな感じで、今回のライブも素敵な組み合わせを作ってもらえてよかった。
自分たちも楽しめるライブって、それだけでうれしいし、確実な刺激にもなるしね。

次のライブも、いい刺激になるといいな、
ということを期待しながら、またしばらくはあちこちでピアノ弾きでがんばります。
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