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桃園川散歩 [散歩組]

ぼくが「暗渠」とか「川跡が」とかいう話をよく職場でしていたら、
「実はぼくも暗渠好きなんですよ」とか
「暗渠、歩いてみたい」という人が出てまいりまして。
で、昨年末くらいからたまに、暗渠だったり川だったりを歩きに出かけてるんだけどね。

先週は桃園川を探索。
ぼく自身、桃園川を歩くのは数年ぶり。
前に行った時は荻窪から線路の南側の支流をたどって阿佐ヶ谷へ、
さらに一度南下して次の支流へ、という風にして歩いて、
そこから上流に向かってまた荻窪まで戻って、という歩き方をした気がするんだけど。
今回は荻窪駅から高円寺へ向かって下る、ということで。

フィールドワークも何回か重ねてたら、みんなポイントをうまく見つけられるようになって来てて。
「お、わかるようになって来たねぇ!!」なんて、ちょっと偉そうに。
でも、「みんな背中向けてますね」とか「あっ、銭湯!!」とか、
いい感じに育ってますね。
その上、ぼくも気がつかなかった支流を見つけてくれたり、
全然違う視点で見方を教えてくれたりして、ほんと楽しいね。

でもって、この日は実に天気のよい日で、写真が映える。
DSC_5640.JPGDSC_5636.JPG
中杉通り手前あたりの双子水路的なところで2本を行ったり来たりしてたんだけど、その先、
中杉通りから中央線線路をくぐるまでの間で迷子に。
いわゆる「阿佐ヶ谷ラビリンス」にガッチリ迷い込んじゃったね。
でもそんな中で、アスファルトに同化したS字蓋暗渠はしっかり押さえて。
DSC_5645.jpg

線路をくぐって緑道を行くと、急に「高円寺風情だね」なんて感じになり、
その瞬間、ダブルモヒカンのあんちゃんが横を抜いて行ったり、と高円寺感炸裂。
てなところから、細い支流に入り込んだりして。
東橋から北に伸びる支流(というか、東橋で北から合流する支流)を遡って。
その後、今まで知らなかった、すぐ東側にある支流というのを探ってみて。
今回、ここが一番濃かった気がするな。
たどりきれる最上流部まで行き、「入っていいの?」というような細道を入り。
暗渠部のみなさんも、暗渠探しの醍醐味を存分に楽しめた場所だったね。
DSC_5651.jpg

てな感じに、高円寺に着いたのが16時過ぎ。
とりあえず、ちょっと休みましょうか、と駅前の焼き鳥屋の「軒先」で明るいうちからビールを入れて。
その後余力もあったので再び川に戻り、中野五叉路まで。
杉並区と中野区の暗渠の整備の違い、なんてものも感じつつ。
だいぶ歩いたね。でも久しぶりのフィールドワーク、楽しかったな。

家に帰っていろいろとおさらいして。
さらにこの2日後、暗渠仲間の高山さん+生さんによる桃園川企画「桃園川とブラジル音楽の夕べ」
を存分に楽しみ。
特にこの日の生さんの講話は、桃園川の高円寺ー阿佐ヶ谷エリアの話だったので、
「おととい見たばっかり!!」と興奮させられてばかり。
特に「阿佐ヶ谷ラビリンス」の話が非常に興味深くてね。

また日をおかずに、あの辺りを復習しに行ってみようかな、なんてことも考え中。
DSC_5643.JPG
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