SSブログ

まじめに楽しい夜 [音楽活動 -もろもろ-]

先日の19日日曜日、いつものケネディハウス銀座にて、岩間沙織さんのライブでした。
満員で大盛況の中、終了いたしました。
集まってくださったたくさんのみなさま、本当にありがとうございました。

岩間さんのソロライブは昨年の同じ時期に開催されたものに続いて、今回が2回目とのこと。
知っている人は知っている、80年代のアイドルグループ「セイントフォー」のメンバーとしてデビューして、
現在は舞台系の女優として活動をしてる岩間さん。
セイントフォーのデビューシングルを加瀬邦彦が作曲、その当時ボーカル指導などをわれらがスーパーワンダーランドのリーダー=上田司さんが担当してたという縁もあって、数年前にセイントフォーの再結成ライブをケネディハウスで開催したのが、このソロライブシリーズのきっかけだったようで。
この時期にライブをするのは「バースデー記念」という意味もあり。
なんと岩間さん、誕生日が7月7日でぼくと同じ。

今回のバンドメンバーは司さんの人選によるもので。
ギターには、通常のケネディの営業日にも西山太郎さんと入れ違いで入ることの多い永野啓司さん。
ベースはスーパーワンダーランドの前任ベーシスト森下正大さん。
ドラムには永野さんや太郎さんの古くからの仲間である大滝俊則さん。
キーボードがぼく。
そしてギターとコーラスに司さんというメンバー。
この和組がまた非常に楽しいメンバーでね。リハもいい雰囲気で進めることができて。

岩間さんはほんとにまじめな方でね。
とにかく1つ1つのことに懸命に丁寧に取り組むその姿勢に頭が下がる思い。
支える側も、もちろん楽しい雰囲気で行くことを忘れないようにしつつ、しっかりと当たって行かなくちゃいけないな、と引き締められることしばし。
普段から役者としてしっかり発声を重ねてるんだな、というのは、あれだけのリハやサウンドチェックをしても本番まで声が変わらなかったことが証明してる。
普段歌ってない人は、あれだけ歌ったら喉持たないもんね。
ちなみに本番では歌だけではなくてダンスまで披露したり。1つも手を抜くことなく。
なお、ステージ全体の流れや演出は、現在所属してる劇団の演出家でもある奥田武士さんが全面的に担当。

そんなライブの内容はこちら。

<岩間沙織~Birthday Live~ Vol.2「☆CARNIVAL☆」>
1. 天城越え (石川さゆり)
2. 石狩挽歌 (北原ミレイ)
3. 少年は鳥になった (セイントフォー)
4. Dancing Queen (ABBA)
5. Vacation (Connie Francis)
6. 負けないで (ZARD)

7. The Rose (Bette Midler)
8. 陽炎 (鬼束ちひろ)
9. Garota de Ipanema (João Gilberto)
10. Venus (Shocking Blue)
11. ら・ら・ら (大黒摩季)
12. Chance! (白井貴子)

en1. 学園天国 (小泉今日子)
en2. 誕生 (中島みゆき)

Vocal : 岩間沙織
Guitar/Chorus : 上田司
Guitar : 永野啓司
Bass : 森下正大
Drums : 大滝俊則
Keyboards : 中田征毅

----
最初の2曲の演歌はカラオケ歌唱。
知り合いの演歌歌手、という体で着物を着て舞いながらのステージでね。
その後バンドが入って、セイントフォー時代の歌を1曲。
「ソロでは歌わない」というつもりでいたこの曲は、今年4月に亡くなった加瀬さんへの思いを込めて。
そこからの1部の曲は、普段のスーパーワンダランドのレパートリーから選曲してくださった感じで。

2部の最初には曲の途中まで自らのピアノの弾き語りで『The Rose』を。
この練習をいつも非常に気にしてた感じでね。「焦らなくて大丈夫ですよ」って、いつも助言。
『陽炎』はバンドにとってもなかなか難しい曲だったかな。
昨年も鬼束曲を選曲してたようなので、どうやらお好きなのですね。
なかなか通好みな曲を、という感じね。

『イパネマの娘』はポルトガル語で。なかなか似合ってたんじゃないですかね。ボサノバ。
次も是非チャレンジしてみていただきたいですね。
で、ゆったりとボサノバした後はキレッキレに『Venus』でダンス。
本編最後は「がんばる女性の応援歌」的に2曲を歌い残してひとまず終了。

アンコールではまず1曲ダンスを置いて。
そこから『学園天国』で大いに盛り上がって。
最後は中島みゆきの『誕生』で壮大に終了。
この『誕生』って曲はものすごく頭に残る曲なので、これで終わるというのは非常に
作戦勝ちだったなぁ、というのを、終了してから思ったね。
終わってからしばらくしてもずっと頭の中に残ってるんだもん。
お客さんも、家に帰ってからふっとこの曲を思い出して、この日のライブを思い出す、というループ。

最初の『少年は鳥になった』を歌ってる時に、一瞬岩間さんが声を詰まらせたような気がした瞬間があって。
「おっ?」と思ったら一瞬間違えてしまった。それが心残り。

その後、次の曲の前で岩間さんがバンドのメンバーを紹介してくれたんだけど、ここでなんと。
「on Guitar! 大滝俊則!!」と紹介してしまい、直後にギャーーンと鳴らそうと準備をしてた永野さん、「いや、それドラムの名前だよね。」とツッコミ。
岩間さん本人は「やっちゃった!どうしよう・・・」という感じだったようだけど、これでわれわれの緊張感も一気に解けて、会場全体がふっと力が抜けた感じになったのでOKでしょう。
で、ぼくはと言えば、紹介されて何をしようか、というのを当日の会場入りの時にふと思いついて。
「派手目なクラシックの曲でも弾いてみるかな!」と思い立ち。
で、よりによって『英雄ポロネーズ』の1フレーズを弾いてみたんだけど、ぼろぼろに。
思えばこの曲10年は弾いてなかったな。そんな曲いきなり弾けるわけないじゃんね、おれ。
バカだなぁ、もう。

2部の『ららら』の前に、予定にはなかったサプライズで岩間さんのバースデーケーキ登場。
当然、岩間さん自身には知らせてないので、ぼくがピアノを弾き始めた時には「台本と違う!」と思ったことでしょう。
「なんでここで音鳴らすんだ?」という目をしてたのでね。
でも、ほんとにびっくりして喜んでくれたみたいで、これもOKね。

正直、細かいミスは多々あったんだけど、雰囲気は非常にいい感じに出来たし、
お客さんも楽しんでくれてたし、いいライブになったんじゃないかな。
終盤間際のMC中に、最前列のいたお客さんから「来年もやってくれますか?」て声があがって、
みんな大拍手だったからね。

終演後は、バンドのメンバーで軽く打ち上げ。
音楽の話から、そうでない話まであれやこれやと。
そのうち、偶然にもお店のスタッフのみなさんもすぐ後ろの席にやってきて、みんなで楽しくお疲れさま、と。
スタッフ側から見てても、今回のバンドは楽しそうでよかった、ということなのでね。
何よりですね。
11758821_952341014831595_1313198147_n.jpg
ぼくのことを混ぜていただきまして、ほんとにありがとうございました!
また次の機会でよろしくお願いします。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0