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気心知れた阿佐ヶ谷の夜 [音楽活動 -もろもろ-]

さて。
少々日を置いてしまったが、先週土曜日の話。

浦和でびゅーちふるずのステージを終えてから、夜のライブに向かう。
夜の会場となる阿佐ヶ谷harnessさんには鍵盤やキーボードスタンドはない、ということなので、
「ならば、浦和の荷物を持ってそのまま車で向かおう」ということになってて。
マクさんと、さらに「夜のライブ見に行きます!」と言ってくれてた麦ちゃんを乗せてドライブ。
道中は、麦ちゃんの好きなKinKi Kidsをかけながら。
マクさんは「コラボコーナーの曲が増えちゃって、覚えきれてないんだよね」と、
後ろの席で自身のiPodで曲を必死に仕込み。

浦和を出るのが少し遅れたのに加えて、道路も少々混んでたりして、予定よりちょっと遅れてライブハウス入り。
ドアあけた瞬間、「お、この大きさか」と軽くのけぞったくらいの大きさ。
アコースティックにはちょうど良い感じ。一番前はかぶりつき。
この日の主催、林由恭くんがすでにサウンドチェックを始めてて。
普段はベーシストである由恭くんの、ギターの弾き語りを見るのは数年前の山梨以来かな。
といっても、その時はほんの1コーナーだけだったから、趣もちょっと違う。

この日のセットリストは、コラボコーナーの変更に伴って直前で少々変わってね。
1曲分の余裕ができたので、マクさんから「『紙粘土』追加しましょう」ということになって。
2人でやるつもりだったんだけど、サウンドチェック中に、「せっかくだから由恭くんも混ざらない?」てなことになって。
由恭くんにコーラスとブルースハープで入ってもらうことにして、ハープソロも入れて。
これはお客さんも喜ぶね、と。

今回のライブは、由恭くんが数年前からやってる「2丁目のキセキ」というイベントで、毎回彼の周りのミュージシャンとともに由恭くんのオリジナルを発表する場になってるのね。
第6回目となる今回、幼なじみで一緒にバンドとしてデビューしたマクさんと、当時そのバンドをプロデュースしてくださってた事務所の先輩・片岡大志さんの3人という、ほんとに気心知れた3人でね。
それだけに、各個人のステージに加えて3人でのコラボコーナーを長く取る、という今回の構成は実にハッピーな流れ。
そして、ちょっと照明をおとしてお客さんが入ると、harnessの広さが非常にアットホームでちょうどいい感じに。

樋口政也 in 2丁目のキセキvol.6
1. はじまりの歌
2. 紙粘土
3. 天狗湯のおやじ
4. 課外授業
5. 希望の歌

Vocal : 樋口政也
Keybord : 中田征毅

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実はマクコーナーの前に、イベントの最初に3人でユーミンの『ひこうき雲』を歌ったのね。
これ、ステージの都合で3人だけの予定だったんだけど、サウンドチェックの時にぼくが入れるスペースもある、ということがわかって。
「そんなことなら、まさぼうくんにも入ってもらえばよかったな」と由恭くんが言うので、「なんなら、この曲ならすぐ弾けますよ」と。
「でも、キー変えちゃっったしなぁ」
「今のキーだったら弾けると思うよ。」
「ほんと?」
と言う運びで、サウンドチェック後にぼくも加わることに。
ちなみに、大志さんが「なら、おれ無理してギター弾かなくてもいいや!」と、半ば苦戦してたギターを外すことに。
なもんで、本番でやった『ひこうき雲』はリハ無し一発だったのでした。

さてそこからマクコーナー。
いつものように『はじまりの歌』からスタート。
続けて先述の『紙粘土』でさっそく由恭くんも交えて。
ここで、1番終わって「さぁ由恭くんのハープソロ!」というところでなんと、マクさん2番歌い始めちゃって。
「よし、今から見せ場!」というところで由恭くん出ばなくじかれる。
すぐに気づくも、既に後に引けないまま、途中にソロをはさめる場所も無く1曲終了。
ハープソロは幻となってしまったの巻。

『天狗湯のおやじ』というのは今回の新曲。
"風来坊"というバンドでデビューした頃の、彼らの行きつけだった銭湯のおやじのことを歌った歌で、
「これは、由恭とのライブでぜひ発表したかった」というマクさん。
リハの時点からタイトルをどうするか悩んでたんだけど、この日のサウンドチェックの時に由恭くんに聞かせたところ、
「これ、タイトル『天狗湯のおやじ』でいいんじゃない?」という案が出て。
本番で歌った後にマクさんからの曲紹介で「『天狗湯のおやじ』でした!」と。
おそらく、歌ってる最中まで、タイトルどうするか考えてたんじゃないかな。

その後は『課外授業』で恒例の合いの手講座もやって、お客さん巻き込んで盛り上がり、
最後の『希望の歌』はアコースティックアレンジのしっとり力強い感じで、マクコーナー終了。

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今回マクさんは「トップバッターとして、一気に盛り上げにかかる担当」という役割を自身で決め込んでて。
なので、しっとりするような曲は今回排除する方向でね。
『紙粘土』も、以前はかなりピアノ弾き語り的なアプローチでアレンジしたバージョンも合ったんだけど、今回はバンドアレンジに寄せる形で。
その役割を見事に全うして、次の片岡大志さんへとつなぎましたよ。

大志さんもかなり楽しんで「何から歌おうかねぇ」と言った具合に、その場の雰囲気に合わせていろいろと決めて行った感じで。
さすがの余裕と、お酒のいい感じが混ざり合ったステージ。

ギターの弾き語りは「ほんとに楽しい!」という由恭くんも、今回は気心知れた中で「好きなようにやっても大丈夫」という安心感で、非常にリラックスして楽しんでたね。

なんか、昔からの仲間がいるっていいなぁ、なんてことを思った阿佐ヶ谷の夜でした。

マクさんのアコースティックスタイル2連発が終了して、次はバンド=マクランドでのライブ。
6/20に1つ、ドラマー新加入報告ライブをやって、8/29にはマクランドワンマン、です。
どうぞお楽しみに。
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