週末ライブ報告 西荻窪編

この週末は金土日とライブが続いて。
金曜日と日曜日は同じColynちゃんだったもんで、それはまとめてご報告。
先に土曜日の西荻窪ふぇいばりっとでのSOUL CANAPEのことを書いておこうかな。

ふぇいばりっとさんは西荻窪にあるカフェ。
ライブハウスではないので、選曲や構成など、わりと「やりたいこと」をやりたいようにできるのがいいところ。
ライブハウスだと持ち時間によって曲数とか限られてくるし、ワンマンとなるとお金もかかるしね。
今回も、由美子さんが今歌いたい歌、を選んでたっぷりお届け。

＜SOUL CANAPE Live in ふぇいばりっと＞

1. My Favorite Things
2. Louisiana Sunday Afternoon
3. Gentle Rain
4. My Foolish Heart
5. Inseparable
6. Stardust

7. My Baby Just Cares For Me
8. One Note Samba
9. I Just Wanna Stop
10. Everything Must Change
11. My Voice
12. Feel Like Makin' Love
en. Loving You Was Like A Party

Vocal : 柏原由美子
Wood Bass : 高健太郎
Percussions : 熊谷真一
Keyboard : 中田征毅

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まずは、毎回オープニングはお店の名前になぞらえて、お約束の『My Favorite Things』から。
続いて軽快にDiane Schuurの『Louisiana Sunday Afternoon』。
この曲は音がすごく気持ちいいんだけど、油断するとものすごく速くなっちゃうので注意して。
続いて、バンドとしては初めての『Gentle Rain』。前にピアノとデュオではやったことあったんだけど。
元は映画の主題歌なのね、これ。
そして『My Foolish Heart』はHolly Coleのバージョンを元にして、高さんのソロ入りで。
そういえばこの曲のソロ、予定外で倍の長さになったんだっけ。
さらに初チャレンジの曲が続いて、Natalie Coleの『Inseparable』。
ゆったりの曲で、タイミングがいろいろと難しい曲ではあったね。
1部の最後は『Stardust』で落ち着けて。
というか、ゆったり目の曲が多くなった1st Stage。
諸事情で、初チャレンジものを多くこっちに配したら、結果そうなってしまった、と。

2nd Stageは軽快にNina Simoneの『My Baby Just Cares For Me』から。
由美子さんの声に合わせてキーをCにしたらピタゴラスイッチの『フレーミーのテーマ』になっちゃった。
という風に思った人はどれだけいただろう。
ちなみにお店のさとこさんは「あれ？なんだっけこれ？」とフレーミーを思い出したそうだ。
そして久しぶりに登場の『One Note Samba』。これも軽ーい感じでね。
さらに、最近の由美子さんのお気に入り『I Just Wanna Stop』を続けて。
この曲も速くなるんで気をつけながらね。
2ndでは唯一のゆったり曲『Everything Must Change』は高さんのウッドベースを存分に聞かせて。
終盤はオリジナルの『My Voice』から定番『Feel Like Makin' Love』で。
そしてアンコールもおなじみの『Loving You Was Like A Party』で大盛り上がりで終了。

今回の曲の中では、『Gentle Rain』て以前やった時はピアノだけだったんで、好き勝手なコードつけてたんだよね。雰囲気もちょっと違う感じで。
それをバンド仕立てにするのにコードを整えたら、最初ちょっととまどっちゃった。
それと、実は『My Foolish Heart』って前にもHolly Coleのバージョンでやろうとしたことがあったのね。
その時にコードも解析したんだけど、あまりにもジャズすぎて複雑すぎて「またあらためて」てことになって。
今回はリベンジ的なこともあったんだけど、あえてコードはスタンダードな形に戻そう、と。
で、スタンダードな進行に戻したとたん、あのジャズ的なコードのいろんな音が理解できて来て、最終的にかなりミックスした感じで、いい雰囲気にできたんじゃないか、と。
由美子さんとしては、今回の初めての『My Baby Just Cares For Me』が、リズム的にものすごく無zかしかった、ということ。
ああいう軽やかなものって、うまく揺れないと難しいからね。

今回はいつものように立ち見でぎゅうぎゅうになるまでではなかったんだけど、席はしっかり埋まっちゃうくらいやはりたくさんの人が集まってくれてね。
由美子さんは西荻ミュージックシーンでは本当に愛されてる存在なんだなぁ、と。
もともと、ふぇいばりっとさんでやるのも、さとこさんから「ぜひうちでライブしてください！」ってお話をいただいて始めてるからね。

昨年からたびたびライブをさせてもらってた「ふぇいばりっと」さん。
お昼はお母様がカフェの営業、夜は娘さんのさとこさんがバーとして営業してたんだけど、
さとこさんの娘さんが中学生になるのを期に、夜の営業をお休みさせる、ということで。
なので、土曜の夜に不定期開催してたライブの営業も終了。
今回のSOUL CANAPEがそのラストライブだったもよう。
最後をきちんと締められたかな？

ライブが終わってひとしきり片付けて。
お客さんはほとんどみなさん、西荻の別のお店に流れて。
バンドの4人と、由美子さんのご主人さとるさんとで話しながら飲んでた席で。
パーカッションの熊さんが、むかし祐天寺に住んでた時期がある、というので「どの辺ですか？」なんて話を聞いてたら。
「おれ、学校が明学だったのね。」と。
ま、まじっすか！！！！
なんと、先輩でした。社学だそうで。
そしてわかる人にしかわからないだろうけど、LMSという音楽系の部で。
「ぼく劇研でした！」と。あ、音楽系ではなかったんだ、なんて言われて。
そこからはもうグリーンホールだのベルシバだの、あの当時の明学生にしかわからないような話で大盛り上がり。
熊さんの1つ下の代から戸塚通いだったそうで、ギリギリ戸塚には行ってないそうだ。
いやいや、つながるもんだなぁ。

なんだか、うれしいおまけがついた夜でした。