SSブログ

「国民の映画」 [芝居]

何年も、あたりまえのように見に行ってた芝居を、この2年くらい見に行かなくなって。
何があっても見逃さなかった三谷幸喜と野田秀樹の芝居でさえ見落として。
なかなか予定が合わなかったりチケットが取れなかったり経済事情があったり。

そんなところで、今年は三谷さんが芝居4本やるんだよなあ、なんてことを思いながら。
すでに年明け最初の「ろくでなし啄木」は見逃しちゃったわけで。
「国民の映画」も情報を気にしながらうまく都合が合わなかったり、地震が来ちゃって頭が回らなかったりで忘れてたんだけど。
この前ふと情報を見たら、今大阪から戻って横浜でまだ上演してると言うことがわかって。
今なら行かれる! と、当日券情報をチェック。

で、本当にひさしぶりに当日券電話をして。
よし、気合い入れて取るぞ! と思ったら1コールで難なくつながって、整理番号2番。
73.jpg
さて、そんなことで見てきた「国民の映画」。
第2次大戦中のドイツでのお話。決してドタバタのコメディではない側の三谷作品。
正直、ちょっと長かったかな。前半がわりと人物説明がつづいて話が始まって行かない構成で、ちょっと意識が遠のいたりしちゃった。
後半は話が大きく動いて行くわけなんだけど、最後がね。
いかにも三谷さんらしい作り方で、ドラマの「竜馬におまかせ」とか「新選組!」と同じ手法なんだけど、終わった瞬間にじわじわこみ上げてきて。カーテンコールは涙。

それにしても、三谷さんの作品に置ける小林隆のポジションというのは、というか三谷さんの小林隆の使い方の絶妙さはすごいね。あれはほかの役者さんでは絶対に出せない色だと思う。「新選組!」の時もそうだったけど。

いやあ、やっぱり、たまには芝居見なきゃ、と思った。
ちゃんとああいうものに触れていないといけないね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0