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そもそも [音楽活動 -たくらみ編-]

『と』も、もはや明日となりまして。

今回ぼくが一緒にやりたい、とお願いした澄川典明さん。
昨年7月に、ぼくがサポートしたライブで対バンだった方でした。
その時ぼくがやったグループは、まあ今だから言いますけどもかなり大変な状況でして。
言い出しっぺの人が一番素人なのにまわりの聞く耳持たず、というような感じで。
明らかに音が間違ってどうにもならなくなってるのに「ぼくは他のセミプロの人に聞いて、これでいいんだと言われたから」とか、頑固なわけですよ。
もうね、ほんとに途中で「すみません、ぼくもうこれ以上できませんので」って降りようかと思ったくらいなんだけど、なんとか本番にこぎ着けたわけですわ。
このときボーカルだった柏原由美子さんも、この時ばかりは相当ストレスためたらしく、ライブ終了後はかなりお酒で荒れてたとか。

ま、そんなライブだったんだけどね。
この時にぼくがガマンしてガマンしてなんとかやり遂げた、そのご褒美がね。サックスの斎藤くんと知り合ったこと、そして対バンだったOSSというグループの澄川さんと知り合えたこと、なんだと思うんだよね。

OSSは、前々からピンスパーク店長の中山リーダーが「すごくいいよ」と推してたグループだったので、むしろ自分の本番よりも気にしてた部分があったのね。どんな人たちなんだろうって。
それが、リハの時からぼくのツボをつきまくる選曲で来たわけで。バカラックに達郎に矢野さん。そりゃあ、話しかけないわけにはいかない、と。
OSSのリハが終わって、自分たちの準備に取りかかる間、ぼくから話しかけたわけですよ。

ま:「いやあ、すばらしかったです」
澄:「すみません、なんだか拍手までいただいちゃって」
ま:「もうね、選曲がぼくのツボすぎます」
澄:「そうですか? オリジナルは1曲もないんですけど」
ま:「今やってたのって、達郎と矢野さんですよね?」
澄:「(超笑顔!)!!!達郎わかりました!?」(声のトーン上がる)
ま:「タイトル忘れちゃったんですけど、3枚目辺りの曲ですよね」
澄:「(無言で握手)」

そんな幸せな出会いでありました。
ちなみにライブ本編ではさらにはっぴいえんどにキリンジと、さらにツボつかれて。
「仲良くなるしかない」と。

その後、お互いのライブを見に行くようになり、達郎セッションに誘ってもらうようになり。
そんなうちに「一緒にやりたいですねえ」という話が盛り上がって来たのも当然で。
ちょうど、ぼくが「まさぼう『と』たくらみ」という企画を考え始めた頃でね。そこでふと「ああ、澄川さんとここでやってみよう」と言う流れになったわけですよ。

ただ、ぼくが1つだけ気にしてたのは、「OSS」はピアノと歌だけのユニット。ピアノの「お」くんも激しいピアノを弾くタイプのピアニストではないんで、かぶっちゃったら意味ないなあ、とかね。別に横取りするわけじゃないけど、同じ編成でやったら「お」くん気分悪いかなあ、とかね。で一応、「お」くんにもことわりを入れて、了解を得て。
まあ、OSSとはたしかに違うものになったな、というのが、今はよくわかる。
多分澄川さん自身、「お」くんとぼくとでは求めるものが違っただろうし。

そんな感じでね。
非常に似たタイプの音楽を背骨に持ちながら、そのお互い微妙に違った部分をそれぞれフックにしながら、いい雰囲気になるんじゃないかな、明日は。ぼくにとって「このタイプは初めてだ」というものもあるし、澄川さんとしてもそれまで通ってこなかったものを歌うし。

明日、9月15日。御茶の水KAKADOです。
夜遅めの21:30頃の登板予定。他の用事が済んでからゆっくり聞きに来てもらうとちょうどいいかも。

みなさまのお越しをおまちしております!ぜひに。


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コメント 2

Norry(△◇)

ぜひに!

(終わりましたけど)
by Norry(△◇) (2007-09-16 03:38) 

まさぼう

>Norryさん
ぶじに!
(終わりましたけど)
by まさぼう (2007-09-17 15:13) 

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