お客様が近かった夜

先週金曜日、2日の「Mio＆まさぼう」ライブ、
ご来場くださったみなさま、配信ご覧になってくださったみなさま、
本当にありがとうございました！

六本木Real Diva'sでお客様を迎えたライブは、今年に入ってからは初めて。
だいぶ久しぶりの感覚でね。お客様、近いね、なんて。
弾き始めたときにふとそんなことを感じてしまって、
微妙に動揺したのか、最初の曲のイントロで早々にミスをする、という失態。

＜Mio&まさぼう Live in Real Diva's＞
1. When You Wish Upon a Star (from movie "Pinocchio")
2. I'll Never Fallin' Love Again (Dionne Warwick)
3. ひだまりの詩 (Le Couple)
4. SAKURA (いきものがかり)
5. Skylight Waltz (Mio)

6. じゃあね (おニャン子クラブ)
7. さくらの花の咲くころに (渡辺美里)
8. SAKURAドロップス (宇多田ヒカル)
9. This Girl's in Love with You (Dionne Warwick)
10. L-O-V-E (Natalie Cole)
en. さくら (森山直太朗)

Vocal : Mio
Piano : 中田征毅 (6 on vocal)

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今回は見事に桜満載の選曲。
先月やった松さんの曲も入れようかと思ったんだけどね。
初めての曲はいきものがかりの『SAKURA』と、
宇多田ヒカルの『SAKURAドロップス』の2曲。
実は『SAKURA』の方は、ぼくちゃんと聞くの初めてで。
しっかり音を取って譜面仕立てました。
『SAKURAドロップス』の方はぼくの選曲なんだけど、
偶然にもMioちゃんは、高校時代「ライブをやってみた」ってくらいの、
まだまだボーカリストとしての活動を始める前に歌っていたらしい。
Mioちゃんいわく、「当時と声の出し方が全然代わってる」と。
これ、本番いい感じだったなぁ。

『ひだまりの詩』『さくらの花の咲くころに』なんかは、
やっぱり昨年のこの時期以来の登場だね。
『L-O-V-E』は、Mioちゃんいわく、
「多分まさぼうさんとのデュオではやってなかったと思いますよ」ってことだったんだけど、
2年前の3月に一度やってた。

で、今回はお互いバカラックをやりたい気持ちが出てたようで、
2人共が1曲ずつ選曲。
やってみたあとに「せっかく4／2なんて言う日にライブするんだから、
『The April Fools』選曲すればよかったよね。」なんて気がついたりして。

それと、どの曲だったか、曲が終わったあとにコメントで、
「『最後の春休み』を思い出しました」という感想が入り、
2人で「それもあったね！！」って気がつく、という。
この辺、多分来年やります。

そんなこんなでいつものようにトークも長くなってしまい、
この時期21時には閉店しなくてはいけないというのに、かなりギリギリな時間に。
微妙に慌ただしい空気の中で、「やっぱりこれはやっておかないとね」と、
ケネディ時代も名物だった『さくら』を。

あ、そうそう。おれコーナーの話。
今回は「お前、よくそれを歌う勇気があるな」と言われること必至のカバー。
原曲の雰囲気はとっぱらって、キーも変えたけど。
サウンドチェックの時点でも、PAの内川さんや枡さんが、
サビのところまで来て気がついて、2人で思わず顔を見合わせた、という。
本番でも、お客様や配信ご覧になってくれてた方々、
サビまで来てようやく気がついて「うわっ！」って思っただろう。
まあ、でもみんな「懐かしい！」って喜んでくれたっぽい。
知らずに歌だけ聞けば、かなりいい歌なんですよ、『じゃあね』。

ということで。
お客様もみんな久しぶりに生で聞きに来られた、という嬉しさからなのか、
本当にありがたいことに手土産をいろいろと持ってきてくださって。
愛されてるなぁ、と思いましたね。

頂いたもののお返しは、次回のライブでのパフォーマンスで、ということで。
来月はどんな選曲でいきましょうかね。