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久しぶりに、お客様の前で [音楽活動 -もろもろ-]

気がついたらうっかり1週間経ってしまってるではないか。
先週24日はケネディハウス銀座にて、Mio with Friendsのライブでした。
見に来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!

緊急事態宣言あけて、久しぶりにお客様を目の前にしてのライブ。
今年に入ってからは初めて、だよね。
なんだか、妙な心持ちでしたね。
昨年初めて無観客だったときに「どうやっていいのかわからない」と言ってたベースの原田くん。
配信オンリーの状況にまた慣れてきたところの、配信なしお客様入りの状況に、
逆にまた慣れない感じで、妙なそわそわ感。

そう、今回はお客様に入っていただける代わりに、
今までやっていた配信はなし、という形で。
カメラの位置だったり、人員配置だったり、そういう事情ですね。

そんな中での今回のライブ。
お客様に入っていただいてるものの、21時には閉店しなくてはいけないので、
それくらいのボリュームで抑えて。
(というか、普通のライブを考えるとおよそこのくらいのボリュームがいい感じなんだけど。)

<Mio with Friends Live in KENNEDY HOUSE
1. Can't Take My Eyes Off You
2. Georgy Porgy
3. Human Nature
4. Open Arms
5. 花鳥燦然
6(en). さくら

7. 愛執美
8. SING LIKE A CHILD
9. 五番街のマリィへ
10. new York, New York
11. Skylight Waltz
en. Long Train Running

Vocal : Mio
Guitar : 向井謙一郎
Bass : 原田賢扶
Drums : 石川洋
Keyboards : 中田征毅

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久しぶりに来てくれたお客様に、出だしから盛り上がっていただこう、と、
"みんな大好き"『君の瞳に恋してる』でスタート。
そして、久しぶりの登場となる『Georgy Porgy』『Human Nature』と続けて。
今までやっていそうで初めて登場したのはJourneyの『Open Arms』
この曲って、実は構成としてはわりと淡々としてるんだよね。
1部の最後は、毎度ライブの締めになりがちな『花鳥燦然』を持ってきて。
そして1部のアンコールでは、この時期のMioちゃんの名物ともいえる『さくら』をね。
おたがい1年ぶりなもんで「なんか、どう持っていっていいかわからなくなりそう」なんて。
実際始めちゃうと、あの頃同様、新鮮な気分でちゃんとできるんだけどね。

休憩を挟んで、オリジナルコーナー。
今回は『愛執美』『SING LIKE A CHILD』
『SING LIKE A CHILD』のイントロを弾き始めたときに拍手をくださった方がいて。
ああ、この曲を待ってたんだね、と。
続いては、お客様のお誕生日のお祝いをまじえて、お好きだという『五番街のマリィへ』を。
これも久しぶりだったか。あれ、ここでは初めてだったか?
ライブも終盤、Mioちゃんの華やかなボーカルが冴え渡る『New York, New York』は、
今回いちばんお客様から好評だった気がする。
この曲、キーボードはいろいろ大変で毎回ドキドキ綱渡りなんだけどね。
本編締めは『Skylight Waltz』でしっとりと。

そしてアンコールの『Long Train Running』で大爆発して終わる、と。

お客様に入っていただいてはいるものの、以前のように客席の方に降りて、
直接お話するということはできないものでね。
それでも、帰り際にお客様が笑顔で手を振ってくれたりして、
ああ、満足してもらえたかな、と想像して安心するような、そんな感じで。

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ぼくがハウスバンドでいた間もずっとお世話になってた社長のともたかさんが、
今月いっぱいで社長を退任する、ということで。
奥様になったカナちゃんともどもお店を離れるので、今回が最後だ、と。
みんなで記念撮影したりなんかしてね。
ケネディハウスも、ここからいろいろと変化がありそうですねぇ。

来月以降もMio with Friendsとしては出演してまいります。
4月は月の初めの方で、7日の夜ですね。
まだまだ世の中落ち着くまでは時間かかりそうだけど、
銀座まで見に行ってもいいよ、という方はぜひいらしてくださいませ。
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こちらも1年1ヶ月ぶりだったもんで [音楽活動 -もろもろ-]

びゅーちふるずのライブの翌日=21日はLovetideのライブでした。
ご来場くださったみなさま、配信をご覧になってくださったみなさま、
本当にありがとうございました!

今回の会場は代官山の「晴れたら空に豆まいて」
この日、結構な嵐だったんだよね。豆まけないじゃん、って。

さて、Lovetideのバンド編成でのライブってのも昨年2月の恵比寿以来。
本当はね、6月に横浜で演る予定があったんだけど、開催前にお店なくなっちゃって。
昨年はほかにも東京以外でいろいろやるはずが全然できず。
ようやく、10月にMayuちゃんとぼくのピアノのデュオの形で1度だけライブができたのだけど。
今回、ようやくバンド形態でのライブ。1年1ヶ月ぶり。
パーカッションは入れず、ホーンも2管のスタイルで。

<Lovetide プレミアムワンマンライブ 321
[1st]
1. 八 (short ver.)
2. Trial and error
3. Mirror
4. One more time, one more chance
5. Paradise
6. a crossroads
7. I am

[2nd]
8. すたんだあど
9. Fashion
10. らせん
11. 今日があるのは
12. I hear the voice from my heart
en1. The Rose
en2. Imperfect

Vocal : Mayumi
Guitar : 村中孝義
Bass : 天野崇文
Drums : 坂本太朗
Piano / Keyboard / Chorus: 中田征毅
Trumpet / Chorus : 安達奈央美
Sax / Chorus : 永井実穂

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楽曲としては『八』『すたんだあど』『らせん』が全くの初登場かな。
『I am』は前アルバムに収録されてて、おそらくバンドでは初披露。
『Fashion』『今日があるのは』は、昨年10月のデュオライブで初出しして、バンド形態では初めて。
山崎まさよしの『One more time, one more chance』
Bett Midlerの『The Rose』の2曲はカバーね。

まずは"和"を全面的に押し出した『八』の、わかりやすい部分だけをショートバージョンで入り口に。
すかさず、もう定番の『Trial and error』『Mirror』の2曲を続けて。
実は、本番で事故にはならなかったのだけど、
『Mirror』の後半部分のくりかえしで少々アクシデントがあり、
メンバー間それぞれ目を合わせながらいろいろ探ってました。
もし、まだ配信をご覧になれる方(今からでも見られますよ!)はこの曲、
そういう視点で見てみるとおもしろい(妙なドキドキ)かもしれません。
いやほんと、事故にならなくてほんとにホッとしたけど。

カバーである『One more time, one more chance』の選曲はなかなか意外だったね。
村中くん大活躍なわけだけど、なぜか不安そうに「早いうちにピアノも入ってください!」と。
こういう曲のMayuちゃんもいいね。

前アルバムタイトル曲とも言える『I am』
この曲はシンセやブラスが派手に入る曲なんで、ライブ用に同アレンジするかをいろいろ考えて。
時間かけて作ったので、わりと安心して届けられたかな。

2部の頭から4曲が新曲攻勢でバンドのみんな、かなり気が抜けない状態で。
きっとこの辺の曲が、次のアルバムの核になっていきそうな感じ。
『すたんだあど』は、ライブで演奏するにはわりとLovetideの"基本形"みたいな部分で行けるんだけど、
案外『Fashion』のようなチルアウト気味の曲は、いかに音の雰囲気を作るかが難しい。
『らせん』もそうかな。
終わってから振り返ると、この曲はもっとライブ用にいろいろやってもよかったかもしれない。
10月のライブのときに急遽選曲に入れて、非常に評判のよかった『今日があるのは』も、
バンドとして雰囲気を作るのは意外にも難しくてね。
曲の中の起伏を少し強調させる感じで、うまく作れたかな。

本編最後になった『I hear the voice from my heart』もかなり久しぶり。
実は前回やったときとはキーを変えてます。
前回少し低くしてたんだけど、それだとやっぱり曲の勢いが少し削がれたのかもしれない。
この曲の終わりで、演奏が続く中をボーカルが先に去っていく、という演出。

アンコールは、ぼくと2人だけで『The Rose』
これ、前にもどこかでやった気がするんだけど、どうだっただろ。
で、曲終わりから間髪入れず『Imperfect』でガツンと大団円。

終わった直後のMayuちゃんは「今日はだめだぁ、ミスが多すぎた」なんて弱気になってたんだけど、
バンドメンバーみんな「そんなことないと思うよ。いい感じだったよ。」って。
自分の中で気になるところがあったときって、わりとそこに引っ張られちゃうことが多いんだけど、
お客さんは別にそんな風に思ってないことも多く、
自分であとから見直しても「あ、わりと大丈夫だった」なんて感じになるんだよね。
Mayuちゃんも1日おいて「記録見直して、そんなに悪くなかった」と。
お客さんは、あんなに喜んで楽しんでくださったんだもん。大丈夫よ。

多分、昨年の活動が通常通りに行ってれば、
昨年の秋に新しいアルバムを作ってたんだと思うんだよね。
で、きっと1年遅れて今年は出るでしょう。
それも、昨年の1年を経験しての新しいLovetideの曲をたくさん交えて。
今回のライブは、前回のアルバムから、その今年まとめられるであろう新しいアルバムへの、
グラデーション的な橋渡しになってたんだろうなぁ、ってそんな気がしてる。

とりあえず、次回のLovetideは6/12(土)に、下北沢Breathにて。
おそらくはトリオくらいの小編成でお届けすることになる予定。

ちなみに今回のバンド編成のライブ。
こちらから後追いでも配信でご覧になれます。(4/4まで)
配信だと繰り返し見られるので、どうぞ今からでもぜひお楽しみください。
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1年2ヶ月ぶりだったもんで [音楽活動 -びゅーちふるず編-]

20日のびゅーちふるずのライブ、
大いに楽しんでまいりました。
この状況の中集まってくれたみなさま、本当にありがとうございました!
座ったままで、コール&レスポンスできなくて、
いろいろともどかしかったでしょう。

昨年3月のライブ予定が、本番3日前くらいで中止になって以来、1年。
その前、1月の新年会ライブが最後になったまま1年2ヶ月。
ライブをやらなかった期間としては、おそらく結成以来最長だよね。
その間、ミーティングで集まったり、レコーディングしたり、
ラジオ組はラジオの収録で顔合わせたりはしてたので、
メンバー間同士ではさほどの久しぶり感はなかったんだけどね。
それでも、今年に入ってスタジオリハしたときは「できる?」って一瞬思ったよね。

びゅーちふるず LIVE in 高円寺
1. びゅーちふるずのテーマ
2. 朝礼〜朝ごはんの歌
3. 取り急ぎ I LOVE YOU
4. 令和de平和 オレ昭和
5. YES MAN
6. 全力中年
7. びゅーちふるトゥモロウ

Vocal : 桜 チョメ吉(さくら ちょめきち)
Guitar/Cho : 腹痛 純(はらいた じゅん)
Bass/Cho : 井矢志 マス夫(いやし ますお)
Key/Cho : 唐田 春男(からだ はるお)
Drums : 野良里 蔵之介(のらり くらのすけ)
Trombone : 御方井 ひとよ(おかたい ひとよ)
Sax : 赤渕 きらり(あかぶち きらり)
Sax : 真戸口 ここよ(まどぐち ここよ)
OL Dancer : 麦 ふみえ(むぎ ふみえ)
OL Dancer : 横須賀 はまえ(よこすか はまえ)

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昨年3月にやる予定だった、プラズマ11の主催イベント。
プラズマ11のボーカル=DATCHYさん(誕生日おめでとう!)も、
1年延期ののち、いろいろと悩みながらも、
「今回は絶対にやる!」と強い意志を持っての開催を決意。
できうる対策はしっかりととって、ね。

実に1年2ヶ月ぶりのライブハウスのステージだったんだけど、
上がってみちゃうと、さして感慨とかもなく。
妙にしっくり馴染んでるというか。ともすると少し前にやってた感覚さえあって。
ま、それは人それぞれだったみたいだね。
「やっと帰ってきた!」って思ったというメンバーもいたし。

本番中はね、換気対策もあって、ステージ脇からものすごい風を送ってたのね。
その風が結構強くて、ぼくの位置、かなり寒くて。
メンバーが「暑い」とか言ってるんだけど、ぼく手が非常に冷たかった。

さて、そんなステージ。
昨年秋に、ひっそりと通販オンリーでシングル発売をして。
まだまだそのシングルの存在を知らない方も多いだろう、ということで、
今回はシングル収録曲の『令和de平和 オレ昭和』『取り急ぎI LOVE YOU』を軸にして。
で、流れを考えてリハする中で、たびたび楽曲や曲順は変更していったんだよね、今回。
そんな中で、「声を出させるわけにいかないので」何か動きで反応を返せるような演出を、
と考えたところ、「久しぶりに『YES MAN』で踊ってもらおうか」ということになり。
しばらくライブではやってなかったけど、今回はうまい効用があったね。
上半身だけでも十分楽しめるからね。

そうそう。
昨年12月で卒業してしまったダンサーのあっちゃんに代わって、
今回からは新しいダンサーさん、「横須賀はまえ」ちゃんが登場。
初ステージとは思えない、堂々としたダンスを見せてくれました。
今後も「ふみえ&はまえ」でがんばってくれるので、みなさん応援よろしくです。

次回のびゅーちふるずは3ヶ月先。
6/26(土)に、今回と同じ、高円寺Show Boatにて。
ササキオサムさんと2マンライブです。
オサムさんの方では瞬殺でチケット完売したそうですが、
びゅーちの方ではまだ余裕あります。
その気になった方はぜひ声かけてくださいませ。
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3月11日の夜だったので [音楽活動 -もろもろ-]

今年に入った頃から、今年の3月11日のことはずっと気にしてた。
なので、3月のMio&まさぼうのライブが11日に決まった時点で、
とりあえず衣装は白で、自分のコーナーでは『10years』を歌わせてもらおう、
ってことはすぐ決めた。
なんか、色のあるもので出たくなかったんだよね。

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ということで、
今月のMio&まさぼうは、あれからちょうど10年という3月11日でした。
配信をご覧になってくださったみなさま、本当にありがとうございました。
Mioちゃんとも、「あえて、話の中ではそこにふれないように行こう」と決めてね。
でも、お互い選曲の中にそうしたメッセージは含ませて。

<Mio&まさぼう Live from Real Diva's

1. 早春物語 (原田知世)
2. 桜の雨、いつか (松たか子)
3. Reflection (from the movie "Mulan")
4. Can You Feel the Love Tonight (Elton John / from the movie "The Lion King")
5. Again (Mio)

6. 10years (渡辺美里)
7. あなたとの朝 (Mio)
8. ANNIVERSARY (松任谷由実)
9. Knocks Me Off My Feet (Stevie Wonder)
10. Can't Take My Eyes Off You (Frankie Valli)
en. 君住む街へ (オフコース)

Vocal : Mio
E.Piano : 中田征毅

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そうそう、この日は配信開始しようとしたところで、
何やら原因不明のノイズがひどく鳴っちゃってて。
その原因究明とかリセットとかでスタート時間が少々遅れてしまいまして。
ご心配おかけしました。

出だしはちょうどこの時期、ってことで『早春物語』から。
「逢いたくて逢いたくて逢いたくて」ですね。
っていうか今知ったんだけど、この曲、大村さんのアレンジだったのか。納得。
続く『桜の雨、いつか』はぼくの選曲。
桜にはちょっと早いんだけどね。
今年の春はこれを、と考えてたんだけど、日にち的な思いも少しあるかな。
3,4曲めはMioちゃんお得意のディズニーソングコーナー。
ほんと、気の済むまで「ディズニーソングの夕べ」やりなよ。
1部の締めは、こちらも久しぶりのオリジナル『Again』で。

2部の頭=おれコーナーでは先述の通り、みさっちゃんの『10years』
この日にこの曲を選ばないでいつ歌うんだ、っていうくらい、
これほどメッセージをもたせられる曲もないでしょ。
ちなみにこの日の昼過ぎ、ご本人の新しい動画が公開されてね
それ見たらもう、泣いちゃって泣いちゃって泣いちゃって。
「夜、この歌ちゃんと歌えるかな?」って心配になっちゃった。
でもね、自分で言うのも何だけど、かなりしっかり歌えたと思う。

さて、あらためてMioちゃんを迎えて。
2人で作った『あなたとの朝』をね。
実はこれも2人でやるのは相当久しぶり。
バンドアレンジでは年末年始に数回やったけど。
自分で弾きながら「いい曲だなぁ」と思っております。
自画自賛です。
続いて、本当は会場で直接お祝いする予定だった、常連さんのお誕生日祝いでね。
その方のお好きだというユーミンの『ANNIVERSARY』を、初めてやってみて。
思えばこの曲、今まで弾いてそうで初めてだったな。多分。
ステージ終盤は英語曲を並べて。
Stevieの『Knocks Me Off My Feet』もわりと久しぶりの登場だよね。
締めは、2人の"定番"とも言える、『君の瞳に恋してる』ですね。
コメントでもたくさん「このアレンジ好き」と言っていただけて、非常にうれしい。

アンコールには、オフコースの『君住む街へ』
これはMioちゃんの、おそらくはこの日に対しての選曲だったんじゃないかな。
いつもよりも、ちょっとだけ日本語曲が多かったのも、
多分そのへんの無意識が働いてた気がしてる。

そんなこんなでこれらの曲。
まとめてみたら、実に早春のさわやかな雰囲気に包まれた、
非常にいい選曲だったんじゃないかな。

やっぱりコメントなんかでも、
初めて選曲した曲に対して「ものすごくいい歌ですね」とか、
「2人の雰囲気によく似合ってる」と言ってもらえるのが何よりうれしいですね。

今後も、いい歌をたくさん、
2人のスタイルでご紹介してまいりますよ。

来月は4月2日の予定。
ちょうど桜がいい感じに咲いてる頃なんじゃないかな?
きっとそういう選曲になるでしょう。
ご期待くださいませ。
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陽射しのあったかい午後でした [ひびのよしなし]

あの日も、こんなよく晴れた昼下がりでしたね。
今と同じように、部屋のパソコンデスクの前に座って、
「さてライブのためのコード取りするかな」
と準備してるところでした。

あの時の、窓から見える電線が大きく揺れてた様子、
無造作に積んであったものが雪崩れたCDと本、
それらを片付けようと座り込んだときにTVに映し出された、
まるで幕をかぶせるかのようにゆっくりと地面を覆っていく黒い侵食物。
それを見たときの、思考回路が全部止まってしまったあの感覚。
Image10491.jpg
あらためて、気を引き締めてまいります。
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『ブルージュの鐘』に関する一考察 [音楽]

今日は少しばかり、マニア的推測のお話。
そして最初に「敬称略」のおことわり。

松田聖子の1982年のアルバム「Candy」の中に、『ブルージュの鐘』という名曲があります。
細野晴臣の作曲で、落ち着いた叙情のある曲です。
ファンの間ではこの曲、「幻の1stテイク」があることでも有名な曲です。
アルバム発売当初の1st,2ndプレスまでのものと、それ以降のプレスで、
聖子ちゃんの歌が全然違うのです。
「歌い方が違う」「テイクが違う」というようなものではなく、
「そもそも歌った時期が違う」というくらい、声そのものが違うのです。
現行CDで聞けるものは全て、「それ以降」のものです。

聖子ちゃんの声は、シングル『風立ちぬ』の時期に、過労から喉の調子を悪くしてしまい、
次のシングル『赤いスイートピー』の頃から声/歌い方が変わります。
それまでの勢いのある声から、「キャンディボイス」と呼ばれる艶っぽい甘い声になるのです。
今聞ける『ブルージュの鐘』は「キャンディボイス仕様」のもの。
幻のテイクは、以前の歌い方に近いものです。
なぜこのようなことになってるのか、いまだにはっきりしたアナウンスは一切出てないのです。
そんなことをちょっと頭の隅に置いてもらって話は少し時期を遡ります。

シングル『夏の扉』でノリに乗っている時にリリースされた1981年のアルバム「シルエット」。
この中で1曲だけ、スポットお試し登板で松本隆が初めて聖子ちゃんに詞を書きます。
そして次のシングル『白いパラソル』で、シングルも担当することになります。
ここできっと「次のアルバムは全面松本さんで行きます。曲の人選は好きにやってください」
というような通達があったのではないかな、と。
一番勢いのあるアイドルで好きにやっていいよ、となって、松本隆は昔の仲間、
“はっぴいえんど”大滝詠一鈴木茂に声をかけて、2人を歌謡界に引っ張り出します。
この時期はまだ松本隆本人も、その後の”松田聖子のアイデンティティを作る”ほどの存在になるだなんて、思ってもなかったのではないかな、って。
だからこそ、「できるときに、やれることを」って、この人選になったんじゃないかな、ってね。

そして2人に半分ずつプロデュースをお願いしてできたアルバムが「風立ちぬ」です。
A面5曲を大瀧さんが、シングルリリースされてた「白いパラソル」以外のB面残り4曲を鈴木茂がアレンジプロデュースをする、ということで、
このアルバムの中で”はっぴいえんど”の4人のうちの3人が邂逅するわけです。
細野さんだけが、ここでは登場しません。

これが、現在目に見えてる形で歴史となっている事実。

さて、ここからは仮説です。
このタイミングで細野さんが登場しなかったのはなぜなのか。

いや、そうじゃない。
きっと松本隆は細野さんにも声をかけていたのだろう、というのが今日のテーマ。
松本さんは大瀧さん、茂さんだけではなく、細野さんにも声をかけていただろう。
そして少なくともこの時点で細野さんの曲も、1曲はレコーディングがされていただろう。
そう、それが先述の『ブルージュの鐘』
幻の1stブレスの歌声を聞く限り、アルバム「風立ちぬ」の時期に録音していた、と考えてもおかしくないわけで。
人選的に考えても、わざわざ1人だけを外す意味はない。
仮説ではあるけど、この時期に曲があったのは間違いないんじゃないかな。
実際に「風立ちぬ」収録曲と1stプレスの『ブルージュの鐘』を並べて聞いても、声に違和感はないからね。

さて、ここからいろいろと考えるのが楽しいところ。
まずは『ブルージュの鐘』が「風立ちぬ」に収録されてたらどんなアルバムになってたか。
大滝/鈴木/細野の担当バランスはどんな感じになる予定だったのか。

そして、なぜ今の形に落ち着くことになったのか。
○レコード会社側が「はっぴいえんど」色が濃くなるのを避けた。
○大滝/細野の楽曲に対して鈴木曲が弱くなるのを避けた。(失礼!)
○誰とは言わないが、共存を拒んだ(!)
まあ、これは「松田聖子」を売りたいところに「はっぴいえんど」のことばかりが話題になるのを避けた、というところが正解のような気がする。
アルバム「Candy」では大瀧さんと細野さんが2曲ずつ担当してるからね。
(「Candy」には茂さんは登場しない)。

で、なぜ「Candy」の1st,2ndプレスだけボーカルテイクが違うのか、という問題。
これは、正直あまり深い意味はないんじゃないかな、って考えてる。
ひとつは、単純な手違い。
録音し直したのに、プレスに回すときに前のボーカルのままで送ってしまったという説。
もうひとつは、「そぐわなかった」説。
1曲だけあまりに声が違うので、すでにリリースしてしまったものの「やっぱりこれ、録り直しませんか」ということになって、しれっと3rdプレスから差し替えた、という説。

ちなみにだけど、このアルバムに収録されてる細野さんのもう1曲『黄色いカーディガン』という曲は、ボーカルテイクは同じだけど3rdプレス以降は微妙にミックスが違う。
わかりやすいのは、コーラスの入り箇所の違い。
そんなことも合わせて考えると、んーー、いや、わからないな。
どちらも考えられる。

謎は謎のまま、でもいいんだけど、
どこかのタイミングで誰かにインタビューで聞いてみてもらいたい。
そして、1stプレス分のボーカルのものも、何かの機会にしっかりデジタル化して残してほしい。
『いちご畑でFUN×4』が正規リリースされるくらいなんだから。

ということで、アルバム「風立ちぬ」は、もしかしたらはっぴいえんど裏方再結成になってたかもしれない、というお話でした。
2000年に発売された聖子ちゃんの作曲者別にコンパイルされた8枚組ボックスの中には、
通称「はっぴいえんど盤」と呼ばれる1枚があって、3人の作曲楽曲が余すところなく収録されてるナイスな1枚です。

——
さて、聖子ちゃんの楽曲に関して、妄想的に思い巡らせてる話がもう1つある。
近いうち、それも話させてくださいませ。
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鍵盤弾きまさぼうの3月 [ライブのお知らせ]

さて、3月。
今月は現状、ライブの詳細が8日にならないとわからない状況であります。
が、ひとまず現在の情報で載せておきますね。

---<ライブ編>---
3/11(木)
Mio & まさぼう
六本木 Real Diva's
【配信のみ】 19:30~
※こちらのライブは「無観客配信のみ」に変更となりました
ライブ配信でご観覧の際は「Online Music Charge」にご協力ください)

Vocal : Mio
Keyboard : 中田征毅

今のところ、お客さんも入っていただくことになってるのですが、宣言解除なるか、
また解除されたとして閉店時間の変更によっては、タイムテーブルがいろいろ変わります。
決定次第情報は変更しますね。
 (3/6注)→緊急事態宣言延長により、無観客配信のみに変更、となりました。

でもって、春の兆しが見えるだろうこの時期の選曲をいろいろと考えてますよ。

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3/20(土・祝)
びゅーちふるず
高円寺 Show Boat
open15:00/start15:30〜 前売¥3,300 / 当日¥3,800 (+drink)
共演:プラズマ11/BIFF/ダイナマイト☆ナオキ
※配信はありません

Vocal : 桜 チョメ吉(さくら ちょめきち)
Guitar/Cho : 腹痛 純(はらいた じゅん)
Bass/Cho : 井矢志 マス夫(いやし ますお)
Key/Cho : 唐田 春男(からだ はるお)
Drums : 野良里 蔵之介(のらり くらのすけ)
Trombone : 御方井 ひとよ(おかたい ひとよ)
Sax : 赤渕 きらり(あかぶち きらり)
Sax : 真戸口 ここよ(まどぐち ここよ)
OL Dancer : 麦 ふみえ(むぎ ふみえ)

昨年できなかったプラズマ11企画のライブ。リベンジですね。
びゅーちふるず、実に13ヶ月ぶりのライブになります。
いろいろ規制はあると思うけど、ぜひ楽しんでくださいませ。
スタート時間は早めにしてあるので、気をつけて。

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3/21(日)昼
Lovetide
代官山 晴れたら空に豆まいて
open 11:00 / start 12:00~
前売¥3,500 / 当日¥4,000 (+order) ※限定の60席は満席となりました
配信でご覧の方はこちらから(配信チケット¥2,500)

Vocal : Mayumi
Guitar : 村中孝義
Bass : 天野崇文
Drums : 坂本太郎
Keyboard : 中田征毅
Trumpet : 安達奈央美
Sax : 永井実穂

バンド形態でのLovetideも昨年2月以来になっちゃいましたね。
今回もグランドピアノを使って、ブラス2管でまいります。
新しい曲もたくさん入りますよ。

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3/24(水)
Mio with Friends
銀座 KENNEDY HOUSE GINZA
open18:00/ start19:00〜予定
¥2,500 +order (サービスチャージ15%)
※お客様入場となった場合、配信はありません

Vocal : Mio
Guitar : 向井謙一郎
Bass : 原田賢扶
Drums : 石川洋
Keyboards : 中田征毅

こちらも現時点では、なんとも不確定です。
現状、お客様に入っていただく予定ですが、タイムテーブルも決められない状況。
確定次第、情報は更新いたします。

久しぶりにお客様の前での演奏、となるとやっぱり大いに盛り上がるんでしょかね。
どうぞお楽しみに。

--【セッション編】--
3/23(火)
永井実穂 Session
新宿Golden Egg
open17:30/start18:00 ¥1,500 +drink
※18:00〜20:30という時間で開催します!

Host Member
A.Sax : 永井実穂
Drums : 藤原直樹
Keyboard : 中田征毅

2月はお休みしたセッション。今月はあります。
閉店時間制限が入った場合には、オープン時間を変更するかもしれませんが、
演奏したくなった方はぜひふらりとどうぞ。

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どうなるでしょうね、宣言解除。
なんか、先週からの状況見ると、まだ楽観的にはなれないし。
びゅーちふるずとLovetideは変更なしだと思いますが、
その他はどうぞ最新情報をご確認ください。

3月もがんばります!
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つぶやきから見るおれの2月 [つぶやきから見る]

早すぎる。
年明けからもう2ヶ月たっているなんてわからないくらい早い。
って、そういえば昨年4〜5月もそんな風に感じてたっけね。
あちこちでかけたいところはそれなりにあるけど、
せめて来週以降にしよう。
って思ってる人がたくさんいて、来週以降また街に人がたくさんあふれそうな。
・・・ま、しかるべきタイミングででかけましょうかね。

ということで、2月をまとめておきます。

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2/2
○1回見て「おお!」と思って、もう1回見てみよう、ってもう一度見たらすっごく泣きそうになった。|グランプリ作品『viewers:1』「リモートフィルムコンテスト」【GEMSTONE】 第6回 https://youtu.be/FCIFAeHrkEE

2/3
○次に大阪方面に行くときには、ぜひとも南海汐見橋線に乗ってみたい。

2/5
○次に行ったときにまだあったら、あのCDのボックスセットを大枚はたいて買ってしまおう、と思ってるものがある。残っててほしい思いと、売れててほしい思いがゴブゴブ。(もうだいぶ長い間、棚の上に置かれっぱなしなの。)
○3文字名前でよかった。https://www.mishima.co.jp/sisters/pc/ https://pic.twitter.com/99LLrRoDL7

2/6
○これ、録音されたものとコード展開が違うんだけど、これもかっこいいな。どっちが先だったんだろう。https://t.co/DWn4G44Bl7

2/7
○あら、岡村ちゃん出るのね。https://t.co/fYFt0FKuGM
○信長は、殺られるなら十兵衛に、てどこかで思ってたんだろうなぁ。友情というより、あれは愛情だろうなぁ、というそんなストーリーだね。そして本能寺のその後の生々しい部分は一切出さない、という。それでよかったと思う。#麒麟がくる
○なるほどねぇ。|「麒麟がくる」完結 光秀“生存説”?ネット騒然 まさかの最終回ラストシーンにNHK異例言及 https://t.co/xH7WOPKh3H

2/9
○この時間の渋谷駅、全然人歩いてないです。みんながんばってます。(23:23)
○11か月ぶりのびゅーちふるずのリハ。大丈夫、鈍ってはいなかったです、みんな。

2/10
○うわ、びっくり!アナログ盤当選! https://pic.twitter.com/EpLorT9jPk
○この後19:30からは、こちらでライブ配信です。今日もMioちゃんとナイスな曲たちをお届けします!https://www.realdivas.net
○今日のMio&まさぼう、配信をご覧になってくださったみなさま、コメント入れてくださったみなさま、本当にありがとうございました!今日は切ない曲満載でお届けしました。
○今日の、Mioちゃんからの意外な選曲。 https://pic.twitter.com/XIVk6T9eP6
○で、ぼくからはこちら。いい感じになりました。 https://pic.twitter.com/GK4fessv3S

2/12
○・・・。∥Chick Corea, Jazz Pianist Who Expanded the Possibilities of the Genre, Dead at 79 https://t.co/T8i3e1n9xZ

2/13
○壁に飾れるジャケットのCD、届きました。#キタムラナオコ #drawing https://pic.twitter.com/neWL4IvZDH
○…よぎったね。

2/14
○曲も素晴らしいけど、見事に合わせたこの映像もよい!https://t.co/mWSk28mXIX

2/15
○朝から泣かされた!https://youtu.be/RVvEjHWibTU
○これほんと、いきなり「弾けます?」って言われて、ちょっとやってみる? てな雰囲気で思い出しながらやったもんで。スタジオ出てから「Bメロの展開違った!」って思い出したりして。https://youtu.be/5dlTQ8zr2Xg
○そういえばしばらく、だれも知らない夜明けが明ける日々でした。(タイミングよく再放送があった。) https://pic.twitter.com/nLGnHZjpDR

2/16
○大瀧さんの「NIAGARA CM SPECIAL」シリーズの変遷を把握するのは難しい。野川/仙川/六郷用水あたりの変遷を把握するのと同じくらい難しい。

2/18
○ニューアルバム、発送しましたよって連絡が来たので、26年前のシアトリカルなライブを見て待つ。 https://pic.twitter.com/jqvrGK1VnY
○実は「moi」のライブを見るのは初めてだったのだけど、『AXIA~かなしいことり』の歌が、というか演じ方がすごすぎてゾワッときた。
大サビの「なぜ見つめたら目をそらすの」から急に不安定で消え入りそうになって、「2人は胸が痛いのね」の後に、全部を諦めた顔して後ろを向く、っていう。女優だ。

2/19
○とりあえず、オリジナルバージョンのディスクから聞いて、その後セルフカバーに行くことにします。それにしてもこの表情よ…。#斉藤由貴 #水響曲 https://pic.twitter.com/EGCYyG3E95
○この10曲をまとめたものに「水響曲」ってタイトル、誰がつけたんだろう。絶妙なタイトルだ。
てなわけでおまけも聞きます。 https://pic.twitter.com/bgaMaH1D8T

2/21
○ミラクルひかるの再現性が高すぎる。https://t.co/lkTkT16IHT

2/22
○なんだか今日はまだ日曜日の気分なんだけど、ちゃんとこんなところにも行ってきたんだぜ。(で、明日も世間一般お休みなんだよね。) https://pic.twitter.com/c40LhDTT4P

2/23
○昔のCDは取り込んだ後に自分で音圧あげてます。案外、リマスター盤よりもその方が聞きやすかったりするのもある。(ものによる)

2/24
○今日の夜はケネディハウス銀座から、Mio with Friendsのライブを配信にてお届け。今日の17:30までにこちらからチケットを手配をして、19:00のスタートをお待ち下さいませ。https://t.livepocket.jp/e/dscos
○本日のMio with Friends配信ライブ、 ごらんいただきまして本当にありがとうございました。久しぶりに弾いた『春よ、来い』、集中力いるけど弾くの好きなんです。バンドの自由度もだいぶ増してきたなぁ、と感じてます。
○今年の始めに、実は「カルロス強化週間」してて、聞き直してる最中にこんなの出るって情報見ちゃって即ポチ。今の技術で、正しい意味での"リミックス"。シティポップス云々言ってる人はここ押さえなきゃダメですよ。 https://pic.twitter.com/lWIGDd8z5Q

2/26
○うちのすぐ目の前で、4月から始まるドラマの撮影をしてるという。さっきから何度も「待てぇ!待てぇ!」っていうセリフが響き渡ってる。どんなシチュエーションなのか、気になる。

2/27
○とっこさんは今日も大変元気でした。
「外に子猫が2匹来るのよ。今日は猫が寝てたから私も寝てたの。」103歳の理論。 https://pic.twitter.com/8CPc06RcBv
○おばあちゃんの訪問前に、杉田までお墓参り。今年はちゃんと梅見られました。まだ満開手前だったけど。 https://pic.twitter.com/3Fra8eruue

2/28
○今日は1日中、頭の中で『いちご水のグラス』がまわってる。

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2/13のつぶやきは、地震があったときのつぶやきだね。
10年経っても、あの感覚は忘れてない。

ところで、2/5のつぶやきで「まだあったら買うつもり」と言っていたCDのボックス。
その後、買っちまいました!
なんのボックスだったのか、というのを、たしか今日放送分のラジオの中で話してます。
よければ今日の18:30からの「ウィンディーズマニア!シャバダバ!びゅーちふるナイト!」を
お楽しみくださいませ。

というラジオの宣伝もしたところで。
やっぱり全体的につぶやき少なかったね、2月。
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配信にも慣れてきたバンド [音楽活動 -もろもろ-]

先週24日はMio with Friendsのライブを、ケネディハウス銀座から配信でお届けしました。
見てくださったたくさんのみなさま、ありがとうございました!
コメントもたくさん、うれしいです。

先月に引き続き、配信のみでのライブ。
配信のときは、客席スペースを楽屋代わりにしてるので、
かなり広々と準備できるのが実はうれしいところ。
ぼくは経験がないけど、TVの収録ってこういう感じに近いんだろね。

そんな中、今月も新しいレパートリーも加えて、
かなり久しぶりの曲もたくさん選曲したね。

<Mio with Friends Live from KENNEDY HOUSE
[1st]
1. Beautiful
2. Dancing Queen
3. Don't Cry*
4. 思い出しただけ*
5. Route 66 [Brazilian Style]
6. 花鳥燦然*
7(en). The Rose

[2nd]
8. SPARKLE
9. Rainy Night in Georgia [Randy Crawford ver.]
10. 幸せ日和*
11. いい日旅立ち
12. 春よ、来い
13. My Favorite Things
14(en). Any Way You Want It
(*Mio's Original Song)

Vocal : Mio
Guitar : 向井謙一郎
Bass : 原田賢扶
Drums : 石川洋
Keyboards : 中田征毅

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オープニングの『Beautiful』は、ピアノが和音ならした次の瞬間、
歌が入ることになるのだけど、
Mioちゃんの気持ちの準備がわからなくて、
「入っていい? 大丈夫?」と声出して確認できることもなく、
若干とまどってしまったね。
結果、大丈夫だったけど。

今回、アルバム「Skylight Waltz」からは、
バンドメンバーではない2人の曲、『Don't Cry』『思い出しただけ』を選曲。
どちらも、12月のレコ発以外では初めてだね。

ちょっと離れるとイントロが不安になる『Route 66』も久しぶり。
続けて、いつも2部の最後の方に置きがちな『花鳥燦然』も1部の本編最後に。
アンコールでは『The Rose』。これも久しぶりだね。

2ndステージは達郎さんの『SPARKLE』を。
ベースの原田くんが大好きで選曲してきたこの曲を今回も乗せたのは、
この曲の終了後に、原田くんのバースデー祝いをするための序章。

これに続いての『Rainy Night in Georgia』はムーチョ選曲。
アレンジはRandy Crawhordのものを参考にしたんだけど、
そのバージョンはドラムが、イッシーの心の師匠=Jeff Porcaroで。
イッシー大喜びで叩いてたね。

せっかくなので春の歌シリーズも。
『いい日旅立ち』『春よ、来い』ともに、
Mioちゃんとはハコバン時代にたくさん演奏した曲。
でも、バンドの編成が違うので、特に『いい日旅立ち』は大変だったな。
どんな風にやってたかを思い出したところで、違うことしなくちゃ、ってね。
『春よ、来い』はもう、ピアノ押しだからね。
あのピアノ、集中力はいるけど弾いてるの好きです。ずっと弾いてたい。

今回は重くなりそうな曲を1stステージの方に多めに持っていったからなのか、
割とさらっと終わった気がするよね。
本編最後が『My Favorite Things』だったのもあるかな。
アンコールではみんなのコーラスワークも堪能していただいて。

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なんか、ハコバン時代の(あまり良くない)くせで、
原曲のフレーズをコピーしなくちゃいけない、という脅迫観念のようなものが抜けないのだけど、
元来ぼくはそういうことよりも、自分なりの音の出し方を考えてきてたはずだ、と。
最近は「入れたほうがいいフレーズ」は入れるとして、
あまり気にせずに自由にやろう、という気持ちでやることにしてる。
その方が、音が楽しく出せるしね。

てなわけで、最近は一時期よりも肩の荷をおろしてる感じで。
今後ますますそういう風にさせてもらいます。
って、わざわざ言うことでもないけどね。

来月のMio with Friendsは24日(木)。
お客さんは入れるようになってるかな?
ちなみに、お客さんが入れる場合は配信はなくなります。
来週には、どうなるかきちんと決まると思いますので、続報をお待ちくださいませ。
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