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確立されつつあるトリオで [音楽活動 -もろもろ-]

先週21日、六本木Real Diva'sにて「Mio&まさぼうwith小夜子」のライブでした。
ご来場くださったみなさま、配信でご覧くださったみなさま、
本当にありがとうございました!

六本木でのライブも数ヶ月ぶりのお客様入り。
いつも配信のときにコメントをくださってた方もいらっしゃれば、
実に久しぶりにお顔を拝見できた方もいらして。
ああ、お互い元気に耐え抜いてきましたね、という感じもあったりして。

前回のこのトリオの時は、ライブも配信のみだったのでね。
実際に生で聞いていただく場としては初めてのこと。
やっぱり、弦ものはその場で聞く音とちょっと変わるよね。
今回も、もう濃密てんこ盛りな選曲でお届けしましたよ。

<Mio & まさぼう with 小夜子 Live at Real Diva's
1. When You Wish Upon a Star
2. かつて..。 (EGO-WRAPPIN')
3. 明日への手紙 (手嶌葵)
4. Now (Carpenters)
5. わが麗しき恋物語 (クミコ)
6. Skylight Waltz (Mio)

7. おとなの掟 (Doughnuts Hole)
8. あなたとの朝 (Mio)
9. 未完成 (薬師丸ひろ子)
10. Calling You (Jevetta Steel)
11. To Love You More (Céline Dion)
12. SING LIKE A CHILD (Mio)

Vocal : Mio
Violin : 小夜子
Piano : 中田征毅

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全体的に、前回6月のライブで披露した曲も多数。
というのも、あの時にやってみて「これはいい!」てな感じで、
「この曲また3人でやりたいね。」という曲が多すぎたのもあって。

ライブのスタートはゆったり『星に願いを』から。
いつもデュオでやってるものとはアレンジもキーも変えてるので、頭がちょっと戸惑うスタート。
『かつて..。』は前回もやった、バイオリンが転がり冴えまくる高速ワルツね。

小夜子ちゃん選曲の『明日への手紙』は、今回初めて。
十数年前にぼくが伴奏を担当したことのある池田綾子さんの作詞作曲のこの曲、
実に池田さんらしい曲だなぁ、と思って聞いていたのだけど、初めて弾くことに。
3人の雰囲気が非常によくあってたと思うね、この曲も。

『Now』は、前にムーチョのギターも加えた4人で一度だけやったことのある曲。
実は一度デュオでやろうかな、と提案したことがあるんだけど、Mioちゃんからの
「この曲は、次にトリオでやるときに取っておきましょう」という提案で温めていたもの。

『わが麗しき恋物語』は、もう3人総意だよね。
前回のライブでのいちばんの収穫というか、
「3人だからできるもの」という意識がいちばん強い曲かもしれない。
そして前回よりも体には入ってるはずなので、前回よりも幾分か、こなれた演奏になったかな。
そしてこの曲、前回のライブをみてくれた人からは密かに期待が大きかったんじゃないだろか。

1ステージ目の締めはオリジナルの『Skylight Waltz』
思えばこのトリオ編成でやるのは初めてのこと。
また違った魅力が出てくれてればよいですが。

2ステージ目は出だしから予想を裏切るスタートを、
という感じで『おとなの掟』ね。
これも3人ともやっておきたかった曲、という感じだったのだけど、相変わらず難しい。
小夜子ちゃんも「この曲、譜面ガン見です!」と。
ぼくも、大サビのコーラスのところまではうまく行ってたんだけどなぁ。
転調したところから頭が追いつかなくなっちゃって。(あの転調先のキーが弾きにくいのです!)
終わった瞬間、思わず苦い顔をしてしまったのをお客様にも小夜子ちゃんにも見られてた。
次やる時は徹底的に練習積んでおかないと。

そんな傷を癒すように、次はぼくの曲『あなたとの朝』ですね。
ありがたいことに、この曲を好きだと言ってくださる方が非常に多く、
小夜子ちゃんも「この曲、本当に好きなんです!」と、終演後も口ずさんでくれたりしてて。
バイオリンがいる時だけできる、ピアノと歌とバイオリンのフレーズの絡みも、
実はかなり気に入ってるのです。今回も、いい感じで。

で、もはやお客さんの期待値も高くなってる「まさぼうの重箱の隅」コーナー。
あるお客様が「まさぼうの"棚からひとつかみ"だよね」と言ってくださったのが非常に嬉しい。
今回は薬師丸さんの『未完成』
ふと、「小夜子ちゃん、歌えるんだよな。」と思ったときに、
この曲のエンディング部分をぜひともMioちゃんと小夜子ちゃんでやってもらいたい!
と思ってね。お願いしましたよ。
実に見事に、2つのボーカルが絡まりました。
そして、バイオリンだけじゃない小夜子ちゃんも見てもらえましたよ。
それにしても『歌い方を教えてくださらないから』という言い回しは、
中島みゆきにしかかけないフレーズだよなぁ。
ちなみにエンディング部分は、「未完成」なのであえて中途半端な切り方をしてみたね。

終盤は前回もやった曲なんだけど、これはやっておきたいぞ!と。
ぼくが選んだ『Calling You』は、ほんとにバイオリンが気持ちよく浮遊してくれて、
今回も大変に気持ちよくてね。
実はリハーサルの時にこの曲を始めたら、この日のPA担当の中川さんが大慌て。
「『Calling You』の時はやる前に教えてください!!」と。
この曲でどれだけリバーブを飛ばすか、命かけてるもんなぁ、中川さん。

思えば前回同様、本編ラストに持ってきたのは『To Love You More』
この曲、みんな全力疾走パワー全開でかける抜けるような曲なので、
次に曲を持って来にくい、というのもあるんだよね。
そんな感じで本編、全力で締めました。

ラストは落ち着いて『SING LIKE A CHILD』
きれいに幕を閉じました、と。

今回も、現地で聞いてたお客様から「生で聞けてよかった」という声をたくさんもらって。
配信でご覧くださった方からも「すぐに見返したい」と言ってもらえたり。
やっぱり、楽器としてピアノとバイオリンは相性がいいので、
それだけで世界を作りやすいんだよね。
そこにMioちゃんの歌がしっかり来てくれるので。

だんだんレパートリーとして出来上がって来てるものもあるし、
今後もまた、不定期ででも続けていかれるトリオになってくるな、と。
次はどんな曲をやろうかな? と、いろいろ思いも巡ります。

次回の登場を、どうぞ楽しみに待っててくださいませ。
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