「まさぼうのたくらみ Vol.1」

初ソロライブ。終了しました。
それはそれは緊張しましたよ。

まずは今日のセットリストから。

1.flow (詞／曲：中田征毅）
2.東京タワー (詞：古田耕平／曲：中田征毅）
3.東京ライフ (詞／曲：KAN）
4.三月花 (詞／曲：京-kei-）
5.はね (詞／曲：中田征毅）
6.ラジオに流れる僕の歌 (詞：続高明／曲：中田征毅）
7.おれんじ (詞：佐野真英／曲：中田征毅・佐野真英）

まず記念すべきソロライブ1発目の曲は、このために作った全くの新曲『flow』。自分のための曲を書く、ってのは実は初めてだな。バンドとかのためじゃなくてね。ちなみにこの曲は、「初めてのソロライブで、明かりが落ちて、さあどんな風に歌い出すのか!?」って空想をして、そこで出て来たものをそのままやってます。メロディは結構前に出来てたんだけど、歌詞がなかなかまとまらず。街の風景を切り取った言葉を散文的に並べたもんで、「歌詞が飛ぶよなあ」と思われたかもしれないけど、ぼくの中ではわりと整ってるのですよ。でも、こういう歌詞を書くのは初めてだな。
ちなみに、曲が激しくて、歌うのは異常に大変。
2曲目『東京タワー』は、ライブでも言ったように古田くんからのラブコールで作った歌。詳しい事はここに書いてます。
『東京ライフ』はKANさんの名曲ですね。普段歌う時は歌えるのに、弾きながら歌うにはキーが高かった。
『三月花』は、今回BINSPARKとの間をとりもってくれた京-kei-さんの歌。彼女の歌はわりとどの歌もコードが複雑なんだけど、この曲はものすごくシンプルなのね。で、すごく好きな曲なんだけど、自分でやるならリハモしてみようかな、と思って、中田コードに仕立てさせてもらいました。ご本人からは「あんなアレンジで弾き語りできない」と言葉をいただきました。
『はね』はご承知のとおりSunny Funnyの初期代表曲ですね。もともとピアノの印象の強い曲ではあるんだけど、ここではそれともまた印象の違う感じに仕立てました。コードの動きとしては、バンドでやるよりもいじってるかな。
『ラジオに流れる僕の歌』は、中学時代からの友人であり、一時期は一緒に曲作りをたくさんしていたぞくさん（彼についてはここに書いてます。）と作った曲。当時から、周りの評判の高い曲で、アレンジャーのTATOOさんに聞かせた時もかなりほめられた曲。アレンジはあまり変えてないんだけど、もともと弾きながら歌うには難しすぎる曲なので。いまだに苦労する。
最後の『おれんじ』はSuper Marketsのまーぼうとの共作。「サニフェス'04」の前座コーナーのために2人で作った曲なんだけど、これも弾き語りをするのに際してキーを下げて、中田コードにリハモ。かなり印象が変わった曲の1つじゃないかな。

でもって、ライブの状況はどうだったのかというと、実に30人もの友人知人が来てくれてね。ぼくの初ステージをそれこそ「我が子を見守るかのように」見守ってくれて。そんな中で、予想通り、声がなかなかうまく出てくれず。鍵盤弾く事に関してはあんまり問題じゃないんだよね。間奏とかエンディングとかになると本当に気が楽で。どうにか、座っててもしっかり声が出せるようにならなくてはね。それがいちばんの課題。
ちなみに、弾き語りをする友人たちには「あれだけピアノ弾いたら、そりゃ歌うの大変ですよ」と言われた。やっぱりそうか。意識が鍵盤弾きなんだな。ていうか、矢野顕子とか川村結花を手本にしちゃってるのが間違い、ってことだな。芝居の練習の時みたいにコンスタントな発声練習をしたい！

反省すべき点はもちろんたくさんあるんだけど（歌詞のノート見過ぎ、とかね）、それでも、今回新しいステージに踏み出した、ってことに関しては自分でも誇ってもいい事なんじゃないかな。この東京の日々の中で、ぼくが初めてソロライブをやることが他の人たちの生活に何の影響があるのか、って言われたらほぼ何も無いだろう、と言うくらい小さな事だけど、ぼくにとっては大きい事なのですよ。

ライブハウスの「リーダー」中山さんに「なんか、人柄が出てたライブだったよね」と言ってもらえまして。ああ、そういう感じだったかもな。客席に友達が本当にたくさんいたしね。本当に、今日はいろんな人が来てくれたもんな。中学時代の友達、芝居仲間、前の会社の後輩たち、バンド仲間、さらには円左衛門さんとか、海南鶏飯のシロウさんまで来てくれて。本当に本当にありがとうございました。

さっそく中山さんから「次回7月くらいに行く？」って話をもらいました。7月ならバースデーライブかな？とか。

ちなみに、今回の「まさぼうのたくらみ」というシリーズタイトルに関して「どんなたくらみなんですか？」とか聞かれたりしましたが、本当にそこまでの意味を考えたタイトルではありませんので。作務衣でライブやるのはもっと前から考えてた事だし。

強いて言うなら、「見に来てくれた全員までをも緊張させる、連帯責任的たくらみ」かな？

コメント 9

お疲れ様でした～！
まさぼうワールドかっこよかったですよ♪
またライブのときは教えてください。
ではでは。
by NUぺリ (2006-04-20 10:24) 

おつかれさまでしたぁぁ。

今回は残念ながら行けなかったんですが、いつかきっと。

きのうの記事の末尾の「ばんがるからね。」を見てニヤニヤしてました。
これって、矢野さんのアルバムのキャッチコピーですよね。
知ってるフレーズが出てくると単純に嬉しい、って それだけです♪
by 庵魚堂 (2006-04-20 13:35) 

見に行きたかったけど、見に行かなくってよかったかしら・・・
「こっちの方があがっちゃって、倒れちゃったかも？」
な感じの緊張感が伝わってくるよ。

でも、ホント、おめでとう。
あなたのその「夢を追う姿勢」に頭が下がります。
『百の失敗より、一度のあきらめが夢を崩す』
あなたは一度もあきらめてないんだね。

次はあたしの「バースデー」をお祝いして？「バースデーライブ」にする？！
（をいをい！！本人のバースデー差し置いてなにを言う！！）
ともあれ、お疲れ様でした。
by YUN (2006-04-20 21:34) 

おつかれさまー！
緊張したまさぼうを見るのもまた新鮮でした。
是非今後も続けて欲しいです。
１曲目、聴きたかったなぁ。。。
by ぴろりん (2006-04-20 22:45) 

「東京タワー」歌ってくれたんですね。うれしいです。
行けずに、残念でした。なかなか良いライブだったようで。
７月は行けたらな、と思っております。
「ラジオに流れる僕の歌」というのは、きっと良い歌だと思います。
タイトルがすばらしいですから。
ソロライブはこれから一生続けてくださいね。
by ふるた (2006-04-21 00:04) 

お疲れさまでした。
けっこうまさぼうにとっては素な感じだったんじゃないかなぁ。
雰囲気よかったよ～
またやってくださいな。
by 大 (2006-04-21 00:18) 

ソロライブお疲れさまでした。
行くつもりでスケジュール調整してたんですが、
不甲斐なく行けませんでした、残念。。。
次回は7月ですか？　今度こそは行きたいっす！
by おしむら (2006-04-21 01:42) 

お疲れ様でした☆
「三月花」、唄ってもらえてすごく嬉しかったです。
あの曲だけは世に出してからでないと死ねないと思いました(笑)
またやる時を楽しみにしてます！
by 京-kei- (2006-04-21 19:49) 

＞NUペリさん
見に来てくれてありがとね。いっぱいいっぱいでしたが、なんとかがんばり通しましたよ。次やるときは、あそこまで緊張しなくてすむでしょう。NUペリさんも、歌ものチャレンジしてみて下さい！

＞庵魚堂さん
また、次回もやると思いますので、その時にでもどうぞ。ちなみに、今回新しく作った「flow」と言う曲の中では、庵魚堂さんやうさぎねこさんがニヤッとするようなフレーズが出て来たりします。
で、もちろん「ばんがるからね」はあっこちゃん。弾き語りなんで、ちょっとあやかって。

＞YUNさん
ちなみに、見に来てたマミーさんは緊張しなかったそうです。でも、YUNさんだったらどきどきもんだっただろうと。ま、もすこしいろいろがんばりますよ。

＞ぴろりんさん
わりといつもバンドのライブでも緊張してたりするんですよ。ただ、今回の緊張は尋常じゃなかったから。「flow」なんでしたら、Sunny Funnyのリハの時にでも、お聞かせしましょうか。メンバーの特権。

＞ふるたくん
「東京タワー」なかなか評判高かったですよ。「おもしろい！」とか「そんな言葉歌っちゃうんだぁ、と思った」とか。「ラジオ〜」はね、言葉とメロディがものすごくうまく寄り添った曲だと、思ってます。いずれ聞いて下さいませ。

＞大さん
「素」もなにも、って感じですよ。本当に余裕なかったですから。次は少しくらい余裕持って出来るようにしないとな。写真と映像ありがとうございました。

＞おしむらさん
いえいえそんなお気になさらずに。まあ、今回見逃して惜しいところと言えば「まさぼうの異常な緊張状態」という点ですかね。その部分だけは次回繰り返さないようにしたいところですので。

＞京-kei-さん
歌わせていただきました。はたして感謝の気持ちを表せていましたでしょうか。ぼくも、だれかに自分の歌歌ってもらいたいもんです。でも「まさぼうの歌難しすぎ」とか言われそう。「言葉多すぎ」とか。
by まさぼう (2006-04-21 23:03)